紺野彩夏主演ドラマ『サブスク彼女』(ABCテレビ 5月7日(日)スタート 深夜0時55分~)のメインキャストとして望月歩、寺本莉緒、内藤秀一郎、逢沢りなが出演、柾木玲弥が第1話にゲスト出演。さらに、オープニングテーマがこはならむの「ずぎゅんぎゅんゆらり」、エンディングテーマが理芽の「ルフラン feat. 笹川真生」に決定した。
本作は、月額定額制のサブスクリプションと恋愛をモチーフに、今を生きる若者たちの恋に揺れる心情を瑞々しくもリアルに描いたサブスク×ラブストーリー。原作は“現代の青春白書”を突飛ながらもキャッチーな設定で瑞々しく描く、山本中学の同名コミックだ。
主演・紺野彩夏が演じる主人公の女子大学生・トモは“本命として選ばれない”という虚しさと、恋愛感情を“搾取”され続けてきた苦い体験から脱するため、SNSでつながった小さな世界で“サブスク彼女”というサービスを開始。恋に純粋ながらもこじらせまくったトモの突飛な思いつきに興味を抱いて集まってくる女性たち、トモのことを一途に好きな男友達コースケの存在。そして、この“サブスク彼女”が、意外な恋愛模様を巻き起こしていくことに。
男性の感傷的な情動に一方的に浸られる恋はこりごりだが、好きな人の特別になりたいと願う女性の本音を描く本作。恋愛の理想と現実の間で揺れ動き、悩みあがく姿が切なくもこっけいで愛おしい、ちょっぴり不思議な物語を送る。
このたび、新たに望月歩、寺本莉緒、内藤秀一郎、逢沢りなの出演が決定。望月が演じるのはトモの地元の同級生で、実は高校時代からトモのことを一途に思っているコースケ。就職活動のために上京し東京でトモと再会すると、秘めた思いを告げる。しかし恋は成就せず、強引に“サブスク彼女”として契約することになってしまい…。
望月は、2014年に公開され大ヒットした映画「ソロモンの偽証」の柏木卓也役を怪演し一躍脚光を集め、以降数々のドラマ、映画に出演。「五億円のじんせい」(2019年)で映画初主演を果たす。今年、さらなる飛躍が期待される俳優の一人だ。
寺本は派遣バイトとして働く24歳・なーちゃん役で出演。男性に“都合よく使われてしまう女”になってしまう自覚があるものの、好きな男性に対してはつい尽くしてしまいいつもセフレ止まり。SNSで知った“サブスク彼女”に興味を持ち、トモと出会い一緒にサービスを始めることに。
2018年に「ミスヤングマガジン2018」で「ミスヤングマガジン」を受賞し脚光を浴びた寺本。数々の雑誌でグラビアを飾る一方で、ドラマ『ガールガンレディ』(MBS)、『女の戦争〜バチェラー殺人事件〜』(テレビ東京)、『今夜、わたしはカラダで恋をする。』(ABC)などに出演。女優としても注目を集めている。
内藤が演じるのは、コースケに続いて2人目の“サブスク彼女ユーザー”となる役者志望の30歳・ヨリ。都合のいいセフレのなーちゃんからサブスク彼女を紹介してもらうと、興味津々で登録するのだが…。
2020年『仮面ライダーセイバー』神山飛羽真/仮面ライダーセイバー役でドラマ初主演を果たした内藤は、甘いマスクと演技力で注目を集めると、『先輩、断じて恋では!』(MBS)でドラマ初主演を果たす。現在は『NHK短歌』(Eテレ)にレギュラー出演中など、その活躍の幅を広げている。
逢沢が演じるのは、バリキャリのOLで、妖艶な雰囲気を漂わせる32歳・スミレ。いわゆる男性優位な社会に嫌気を指していたところ、SNSで女子大生が運営している“サブスク彼女”に興味を持ち、トモと出会ったことで一緒にサブスク彼女を始める。
2008年に、スーパー戦隊シリーズ『炎神戦隊ゴーオンジャー』に出演以降、数々のドラマ、映画などに出演するかたわらグラビアモデルとしても活躍。ドラマ主演作には『鳥獣仮面グラウクス』(Eテレ)、『新・牡丹と薔薇』(東海テレビ・フジテレビ系)、『恋する♥肉食べ女子』(ABC)など。俳優、ファッションモデルとして多岐に活躍中。
また第1話のゲストとして柾木玲弥が出演。本命の彼女がいながら、酔いしれる恋を押し付けては、“二人目の彼女”も手放せない、そんなトモの元カレ・カズキを演じる。トモが“サブスク彼女”を始めるきっかけとなった物語序盤のキーマンとなる役どころだ。
柾木は2009年に「第22回ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」で審査員特別賞を受賞後、多数の映画、ドラマ、舞台などで活躍。近作に『鎌倉殿の13人』(NHK)、『自転車屋さんの高橋くん』(テレビ東京)、映画「Bittersand」、「軍艦少年」(ともに2022年)、『君と世界が終わる日にSeason4』(Hulu)など。
さらに、オープニングテーマはこはならむの「ずぎゅんぎゅんゆらり」、エンディングテーマは理芽の「ルフラン feat. 笹川真生」に決定。こはならむは、2019年よりYouTubeで活動をスタートし、現在チャンネル登録者数42万人を突破。聴いた人の心を突き刺す、喜怒哀楽が極まった歌声で、日本のみならず海外からも人気からも注目を集めている。
都合よく扱われる女子の本音をありのまま、直接的にさらけ出す歌詞が印象的な「ずぎゅんぎゅんゆらり」は、ボカロテイストの中毒性のあるサウンドと感情の揺れ動きを細やかに表現した歌声とともに、オープニングで一気に物語の世界に引き込むようなパワフルな楽曲となっている。
そして2020年に活動をスタートした理芽は、透明感と艶やかさが同居する不思議な歌声を持つ、ジャンルと国境を横断する可能性を秘めた次世代バーチャルシンガー。「ルフラン feat. 笹川真生」は甘い歌声とは裏腹に日々とめどなくあふれる願いや叫び、寂しさが伝わってくる切なく痛いメロディアスなポップチューンに仕上がっている。
新たに発表されたメインキャストとオープニングテーマ、エンディングテーマを担当するアーティストのコメント全文は次ページを参照。
望月歩 コメント
◆サブスク×恋愛という意外な組み合わせがモチーフの原作です。原作を読まれた印象はいかがでしたか?
とても面白かったです。繊細な心の描写が共感しやすくてコースケを応援したくなりました。本来ならコウスケなんだろうけど、作中では「コースケ」で、そんな世界観を表現できたらなとも思いました。
◆演じる「コースケ」の印象は? また彼のどのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。
真っすぐで純粋で一生懸命な人です、そっくりな友人がいて余計に愛着が湧きました。表情豊かに描かれていたので、そのコミカルさを顔芸にならないように丁寧に演じようと思いました。
◆最後に視聴者の皆さんに見てほしいところ(メッセージ)を!
原作を好きな方でも楽しめる作品にするので、楽しみにしていただけるとうれしいです。
寺本莉緒 コメント
◆サブスク×恋愛という意外な組み合わせがモチーフの原作です。原作を読まれた印象はいかがでしたか?
そんな考え方ができるのか…とびっくりしました。恋の形にはいろんな種類があるのかなぁと考えさせられました。
◆演じる「なーちゃん」の印象は? また彼女のどのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。
原作を初めて読んだ時は「the こじらせ女子」というイメージでした。でもかわいらしい普通の女の子の部分もあって、恋に報われない姿はとても心が苦しくなりました。なーちゃんの喜怒哀楽、全話通して垣間見れる表情の変化に注目してみてください!
◆最後に視聴者の皆さんに見てほしいところ(メッセージ)を!
かわいい女子3人が三者三様の恋愛をしています。サブスク彼女という制度で彼女たちは変わっていくのか、恋は報われるのか、それとも始まるのか。視聴者の皆さまの恋愛スタイルとはかなり違った形になりますが、共感できる部分もたくさんあると思います。楽しんで見てくださるとうれしいです。放送をお楽しみに!
内藤秀一郎 コメント
◆サブスク×恋愛という意外な組み合わせがモチーフの原作です。原作を読まれた印象はいかがでしたか?
原作を初めて読ませていただいた時は、どこか寂しい気持ちになりました。
愛情表現て難しいっと。
◆演じる「ヨリ」の印象は? また彼のどのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。
ヨリは、1番愛がほしいところから愛がもらえない。他で補おうとする。
見返りがないとそこから逃げ出そうとしてしまう。
そうなってしまった男の末路を言葉と行動で特に表現できればと思いました。
◆最後に視聴者の皆さんに見てほしいところ(メッセージ)を!
初めての役どころを経験させていただきました。
この作品を得て役者としてレベルアップすることが出来たと思います。
皆さま、ぜひご覧ください。
逢沢りな コメント
◆サブスク×恋愛という意外な組み合わせがモチーフの原作です。原作を読まれた印象はいかがでしたか?
私も音楽を聴くときなどはサブスクを使用しています。人が便利に使うものという印象があるので、人が、恋愛が、サブスクになるというそんな割り切った関係は成立するのか想像がつきませんでした。ですが、登場人物の恋愛事情を知るとサブスクに辿り着くのも納得する部分があり、原作を読んでいる間はずっと胸がざわざわしました。
◆演じる「スミレ」の印象は? また彼女のどのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。
登場人物の中でもスミレは特に割り切った関係を実行している人だと思いました。
過去の回想にはスミレがそうなった理由があります。
あっけらかんとして見えるけれど目の奥は笑ってないような、本当は複雑な人なのだと思います。
たまにダサい言葉をいってヨリ君につっこまれるところがあり、原作ではとてもチャーミングに描かれているので、表現できていたらいいなと思っております。
◆最後に視聴者の皆さんに見てほしいところ(メッセージ)を!
人間の生身の姿、リアルだと感じる方もいれば、特殊に思う方もいるかと思います。
いろんな感じ方で観てもらえたらうれしいです。
こはならむ コメント
◆オープニングテーマ「ずぎゅんぎゅんゆらり」に込めた思いや届けたいメッセージをお聞かせください。
オープニングを務めさせていただく、こはならむです。
今作「ずぎゅんぎゅんゆらり」は、「恋愛を通して測る自分の価値」をテーマにした楽曲です。
作詞作曲は香椎モイミさんにご担当いただき、私こはならむは、ドラマの登場人物のような自分の感情にワリキッた女の子になりきってレコーディングをしました。
また、ドラマのタイトルにもなっている”サブスク”をゲームミュージックのような電子音とカットアップという手法で表現した部分にもぜひ注目していただけるとうれしいです。
『サブスク彼女』の原作を読み込んでいるので、ドラマの公開が今から楽しみです!
理芽 コメント
◆エンディングテーマ「ルフラン feat.笹川真生」に込めた思いや届けたいメッセージをお聞かせください。
このたび、『サブスク彼女』のエンディングを担当することができてとても光栄です。私事ですが、この曲はデビューからあたしの楽曲を書いてくれている笹川真生君と、初めて一緒に歌った思い出深い曲であり、初めて世に出す曲でもあるのです。この楽曲では、報われない思いや夢が描かれた歌詞を明るめな曲調に乗せてかわいく歌ったのですが、他のもの(曲中では曲の明るさ)で、自分の抱く寂しさ(歌詞)を埋めようとする様子を想像しながら歌全体で表現してみました。本作品ともマッチした楽曲になっていたらうれしいなと思います。ドラマと照らし合わせながら聴いてもらえると幸いです。『サブスク彼女』どうぞお楽しみに!!
番組情報
『サブスク彼女』
ABCテレビ ※関西ローカル
2023年5月7日(日)スタート
毎週日曜 深夜0時55分~
※TVerで見逃し配信あり、DMM TVで独占配信
番組公式HP:https://www.asahi.co.jp/sabusuku_kanojo/
©ABCテレビ