島崎和歌子、“民権ばあさん”役に「高知の女性は黙っていられないので役作りいらずでした(笑)」『らんまん』

ドラマ
2023年04月23日
『らんまん』©NHK

神木隆之介が主演を務める連続テレビ小説『らんまん』(NHK総合 毎週月曜~土曜 午前8時ほか)の第16回(4月24日(月)放送)より楠野喜江役で登場する島崎和歌子のコメントが到着した。

連続テレビ小説第108作『らんまん』の主人公は、槙野万太郎。明治維新から大正、昭和、そして未曽有の敗戦と、激動の時代の渦中でただひたすらに愛する草花と向き合い、明るいまなざしで生命の多様性を肯定し続けた日本の植物学の父・牧野富太郎をモデルとしている。

島崎が連続テレビ小説に出演するのは『すずらん』(1999年)以来2回目。演じる楠野喜江は政治結社「声明社」を支援する女性で、通称「民権ばあさん」。女性に参政権がないことをおかしいと思い、演説会に参加している。

島崎和歌子 コメント

◆出演が決まった時の感想を教えてください。

昨年、牧野富太郎先生が朝ドラのモデルになると聞いて、高知県民にとってはとても身近な方なので驚いていました。その『らんまん』に出演できることになりうれしかったです。私は「民権ばあさん」と呼ばれる、はっきりと自分の意見を言う土佐の女性を演じさせていただいたのですが、高知の女性は黙っていられないので役作りいらずでした(笑)。

◆実際に『らんまん』の撮影に参加していかがでしたか?

万太郎役の神木隆之介さんと、「声明社」のリーダー早川逸馬役の宮野真守さんが登場する演説会のシーンは迫力があって、演じつつも見入ってしまいました。寒くて乾燥している時期に撮影したのですが、宮野さんは何度撮影しても最後まで同じ声量で声がかすれないのがすごかったです。プロだなと思いました。そういった方々とお仕事ができて刺激になりましたし、撮影現場は楽しかったです。

◆視聴者へのメッセージ

高知県はとても自然が豊かな場所です。年齢を重ねて、牧野先生が「植物を愛せるのは平和なこと」とおっしゃることの意味が分かりました。とてもぜいたくな環境で私は育ったんだなと思います。『らんまん』で高知県の景色を見て、朝から癒やしを感じていただけたらうれしいです。これをきっかけに高知にぜひ遊びに来てください。

番組情報

連続テレビ小説『らんまん』
NHK総合 毎週月曜~土曜 午前8時~ ※土曜は一週間の振り返り
BSプレミアム/BS4K 毎週月曜~金曜 午前7時30分~

©NHK

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