蒔田彩珠主演、髙石あかり共演の夜ドラ『わたしの一番最悪なともだち』(NHK総合 毎週月~木曜 午後10時45分~11時)が、8月21日(月)スタート。両名よりコメントが到着した。
本作は、自分を偽り、「友人の仮面」をかぶった女性の物語。若手作家・兵藤るりのオリジナル脚本で、友情や恋、人生の分かれ道としての就職活動など、多くの人たちが通る道を、等身大でユニークな世界として描いていく。就活現役世代に近いからこそ見えてくるリアルな目線で、何者にもなり切れていない若者の複雑な心情を鮮やかにドラマとして表現する。
主人公・笠松ほたる役は、連続テレビ小説『おかえりモネ』でヒロインの妹・永浦未知を演じた蒔田彩珠。連続ドラマ初主演となる。また、主人公がその仮面をかぶることになる幼なじみ・鍵谷美晴役を、さまざまな映画やドラマで独特な存在感を放つ髙石あかりが演じる。その他にも就活現役世代の俳優たちが出演予定。
就職活動で連戦連敗中の大学4年生・笠松ほたるには、ある“天敵”がいる。小中高も一緒、そして、今も家の近くに住んでいる同級生の鍵谷美晴だ。クラスのもめごとにも正論で返し、さまざまなアクシデントも創意工夫で乗り越える。いつも自分の前でまぶしいスポットライトを浴び続ける存在。そんな幼なじみのキャラで自分を装い、入社試験に臨んだとしたら…。
「わたしにとってこんな自分だったらいいのには、鍵谷美晴だった」美晴の個性を自分のものとして偽り、提出したエントリーシートは、なんと通過。どう受け止めたら良いのかわからぬまま、次の面接、次の面接と、笑顔でうそをつき続けていく。
時は流れ、3年後。無事に内定を得たほたるは、有名大手企業でバリバリと仕事をこなしている。そんなとき、エントリーシートを拝借した相手である美晴本人に街でばったり再会する。ほたると美晴、浅からぬ縁の二人は、果たしてお互いを許し合えるのか。
蒔田、髙石のコメントと役柄の詳細は以下を参照。
笠松ほたる役・蒔田彩珠
<役柄>
就職がなかなか決まらず、ついには一方的に意識してしまっている幼なじみ・美晴の人物像を自分のものとして偽ってしまう。クラスでの立ち位置は中心グループの4番手か5番手くらい。足が速いわけでも、勉強ができるわけでも、話が面白いわけでもない。だからといって、地味で目立たないというわけでもない。
<コメント>
ほたるは特別な子ではなくて、きっと誰もがほたるなんじゃないかな?と思いました。自分に自信のある人もない人も、誰かにどこか憧れていたりうらやんでいたり、その気持ちに振り回されてしまったり。でも、好きってそういうものだと思うし、好きじゃないと友達にはなれないと思うんです。そんな人に出会えたほたるはラッキーな女の子です。気がついていないけど。私もほたるより一足先に将来についてたくさん考えた時期がありました。つらくても、その時間があったからこそ今の私がいます。その時の気持ちを大切に丁寧に演じたいと思います。誰もが人生の岐路や人との関わりに悩むことがたくさんあると思います。ほたるが一生懸命考えたり、周りの人たちからの言葉や励ましを受け成長し、選択していく様子を一緒に見守っていただけるとうれしいです。
鍵谷美晴役・髙石あかり
<役柄>
ほたるとは小中高大と一緒の学校に通う腐れ縁。周りが一番求めていることを独特の発想で表現していく。大学のダンスサークルの中心メンバー。ほたるの前に、なぜか幾度となく現れる存在。実は、そこにほたるも知らない真意があって…。
<コメント>
鍵谷美晴は、人々が理想とする、誰からも頼られいつも何かの中心にいるような人物です。一方で、とても人間らしい一面も併せ持っていて、役をつかむことの難しさも感じています。年齢が近いこともあり、そういう部分でも自分と重なるものがたくさんありました。“今”美晴を演じられることに意味を感じながら、真っすぐに役と作品に向き合っていきたいです。「自分とは」誰もが考えるこの問いに寄り添い、視聴者の方と一緒に考えていけるような作品になれるよう精一杯撮影に臨みます。そして、不安定だけど真っすぐに進もうとする彼女たちの歩みを、最後まで見守っていただけたらうれしいです。
番組情報
夜ドラ『わたしの一番最悪なともだち』(全32回/8週)
NHK総合
2023年8月21日(月)スタート
毎週月~木曜 午後10時45分~11時
出演:蒔田彩珠、髙石あかり ほか
脚本:兵藤るり
原案・脚本協力:吹野剛史
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