伊藤沙莉が織田裕二と凸凹バディ結成!中島健人もセクシー封印で参戦『シッコウ!!~犬と私と執行官~』7月スタート

ドラマ
2023年04月28日
『シッコウ!!~犬と私と執行官~』©テレビ朝日

伊藤沙莉が、7月スタートの『シッコウ!!~犬と私と執行官~』(テレビ朝日系 毎週火曜 午後9時~9時54分)でゴールデン帯ドラマ初主演を務めることが決定。さらに中島健人(Sexy Zone)、織田裕二の共演も発表された。

伊藤沙莉を主演に迎え、中島健人、織田裕二という豪華キャストと共に描くのは、“執行官”という耳慣れない職業。国家公務員なのに、情け容赦なく、強制執行によって財産、金品、不動産などを差し押さえたり、没収したりする仕事だ。

とある事情から執行官の世界に飛び込んだ主人公は、“犬担当”の執行補助者としてさまざまな事件や人々に関わっていく中で、その人たちの人生の“リスタート”を目撃していくことに。

執行官がこれまでドラマや映画で描かれてきたことはほとんどなく、メインの題材として扱われるのは今作が初のこと。脚本を手掛けるのは、2021年の大河ドラマ『青天を衝け』の執筆も記憶に新しい大森美香。『カバチタレ!』『あさが来た』『未解決の女 警視庁文書捜査官』など、お仕事モノには定評のある大森。彼女の脚本ならではの、生き生きとした人間模様と軽妙な会話劇で、執行官の世界を描き出す。

主演・伊藤沙莉が演じるのは、ひょんなことから執行補助者となる女性・吉野ひかり。大らかで明るく、親しみやすい性格のひかりは、それまで勤めていた信用組合を辞め、一念発起して上京。憧れだったペット関連の仕事に就くが、その会社はある日“執行”をうけ、倒産してしまう。

突然職を失ったひかりだが、その執行を行った張本人である執行官の小原樹から“ある能力”を買われ、執行補助者として新たな道を歩み始める。その“ある能力”とは「犬にものすごく好かれる」こと。犬だけは大の苦手だという小原はひかりの能力に目をつけ、2人は誰も想像し得なかった凸凹バディを結成することに。

確かな演技力と自然体なキャラクターで、近年、若手女優No.1の呼び声も高い伊藤。2023年には橋田賞の新人賞も受賞、2024年前期放送予定のNHK連続テレビ小説『虎に翼』での主演や舞台化される『パラサイト』など、話題作への出演も続々決定している。

そんな伊藤が、今作でゴールデン帯連続ドラマ初主演。テレビ朝日での連ドラにも初主演となる伊藤が、執行補助者というキャラクターをどのように魅力的に演じるのか。

そしてひかり(伊藤)を執行補助者の道へと導く執行官、小原樹を演じるのは、テレ朝のドラマ初出演となる織田裕二。これまで数々のドラマ、映画に出演し、各時代を代表するキャラクターを生み出してきた織田。その唯一無二にして圧倒的な存在感で、多くの視聴者をとりこにしてきた織田が満を持してテレ朝ドラマに初登場。執行官という、どこか聞きなじみのない職業に従事する小原という人物に息を吹き込む。

差し押さえ、没収、明け渡し…執行される側からすると、悪役にも見えてしまいそうな小原という男を、織田はどのように演じるのか。そして「犬が大の苦手」という独特のアイデンティティーを持つ小原が、犬好きゆえに選んだ執行補助者・ひかりとどんな凸凹っぷりを見せるのか。織田が生み出す新たなキャラクターに注目だ。

小原(織田)たちが籍を置く執行官室の頼れる事務員・栗橋祐介を演じるのは、Sexy Zoneの中島健人。「ケンティー」の愛称で親しまれる中島が、今作ではセクシーを封印。黒縁メガネにベストにアームカバーという伝統の事務員スタイルで、執行官たちの業務をサポートする。

米・アカデミー賞では流ちょうな英語で海外スターたちへのインタビューも敢行、2024年には世界同時配信も予定されている大型国際ドラマへの出演も決定している中島。ますますグローバルな活躍が期待される中島が、2014年の『黒服物語』以来、9年ぶりにテレ朝ドラマに帰ってくる。これまでにも何度か共演経験のある伊藤、そして初共演となる織田とどのような化学反応を見せるのか、ますます期待が高まる。伊藤、中島、織田と脚本を担当する大森のコメントは次ページに掲載。

伊藤沙莉(吉野ひかり役)コメント

このドラマの企画書をいただいた時に、私は初めて“執行官”という職業を知りました。きっとそういう“初めて”という方はたくさんいらっしゃるのではないかと思うので、そこに焦点を当ててドラマを作るというのはとても新しいですし、“執行官”がどういうお仕事なのかということを知りつつ、そこにまつわるドラマが展開していくのはとても面白いと思いました。
織田裕二さんは、私にとっては「テレビで見ていた方」だったので、“スター感”を抱いていて、お会いするまではすごい緊張していたんです。「怒られたらどうしよう…」なんて思っていましたが、本読みの日に初めてお会いして、全てがくつがえりました!(笑)こんなに気さくでライトに話してくださる方なんだ!って一気に緊張が解けて、現場に入るのが楽しみになりました。
このドラマには犬がたくさん出てきますが、みんな本当にお芝居が上手。織田さんが演じる小原さんは「犬が怖い」という役ですが、そんな織田さんのお芝居とそれに対する犬たちの化学反応みたいなのも素晴らしいことになっていて、織田さんと犬が共鳴し合っている様子が面白いなと思いながらいつも見ているんです。
“執行官”という聞きなじみのない職業で法律に関するドラマ、と聞くとちょっと堅く感じられる方も多いかもしれませんが、すごく楽しく描かれていますし、どの登場人物もキャラが濃い! 見ていて全く飽きないドラマだと思いますので、ヒューマン的な部分、ラブの部分なども含めて楽しんでいただけたらと思います。

中島健人(栗橋祐介役)コメント

“執行官”と聞いた時は、まず「なんぞや」と思いました。“執行”という言葉に聞きなじみはありませんでしたが、切れ味があってカッコよさそうなので、そこに織田裕二さんのお名前がキャスティングされているのを見て、「どういう役かはわからないけど、きっと合うだろうな」と確信しました。と同時に、僕と(伊藤)沙莉はどういうポジションなんだろう、と悩みました(笑)。
僕も織田さんと言えば、「青島刑事(『踊る大捜査線』)」のイメージでしたし、これまでに本当にたくさんの作品を拝見してきていたので、「え、その織田さんとこれから一緒にお芝居をするの…?」という不思議な気持ちでした。ちょうどドラマの撮影開始がSexy Zoneのドーム公演を控えていた時期で緊張していたんですけど、正直織田さんとの共演のほうがある意味、緊張しちゃったりしていて…(笑)。2つの緊張が隣り合わせだったあの時期は忘れられないです。現場では、役者としての大切なことだったり、お芝居に関してのアドバイスだったり、いろんなお話をしてくださって…撮影中ずっとドキドキしていました!(笑)
これまでドラマ・映画などで取り扱ったことのない“執行官”というものを題材にした新しい作品です。法律的なこともそうですが、いろんな形の“愛”、人と人とのつながりを、執行官を通して知ることができますので、ぜひこの夏を楽しみにしていただけたらと思います。

織田裕二(小原樹役)コメント

“執行官”って簡単に言ってしまうと、「裁判で判決が下っているのに、お金を払ってもらえない、退去してもらえない、など進行しない事柄に対して執行をする」、いわば司法の“最後の砦”なんですよね。なのに、国家公務員なのにも関わらず、出来高制なんです。「そんな国家公務員いるの!?」と正直驚きました。
(伊藤)沙莉ちゃんとも中島(健人)君とも今回が初共演でした。沙莉ちゃんはいろいろな作品に出ているのを見て上手だなあと思っていましたが、実際にお会いしたらとてもかわいらしい方。中島君はこれからますます楽しみな俳優さんだなと思いました。
タイトルにもある通り、このドラマには犬がたくさん出てくるのですが、どの子たちもすごくいい子でちゃんとお芝居をしているんです。思わず切なくなってしまったようなシーンも多々ありました。ストーリーは毎話完結に近いですし、多彩なゲストもいらっしゃるので、皆さん、どうぞお見逃しなく!

大森美香(脚本)コメント

一昨年、幕末期からの日本を描く大河ドラマの脚本を書かせていただいた後、猛烈に今の日本を知りたくなり「次に描くなら令和の今を切り取れるような作品を!」と願ってプロデューサーさんたちといろんな職業を捜していた中で知ったのが“執行官”というお仕事です。
裁判所職員でありながら常に現場に立ち、現状に行き詰まり動けなくなっている人々と向き合う“執行官”。その“執行官”という職業に法律や裁判所とは無縁だった犬好きの主人公・ひかりさんが出合います。
戦争や紛争が続き、日常的にミサイルが飛んできたりと油断ならない昨今ですが、ご覧いただく皆さんに「明日も一歩踏み出そう」と思っていただけるパワーやワクワクを少しでもお届けできればと心から願っています。伊藤沙莉さん、中島健人さん、織田裕二さん(お三方ともご一緒するのは初めて!)をはじめとして、キャスト&スタッフ一丸となって制作しております。どうぞご期待ください!

番組情報

『シッコウ!!~犬と私と執行官~』
テレビ朝日系
2023年7月スタート
毎週火曜 午後9時~9時54分

<出演>
伊藤沙莉、中島健人、織田裕二

<スタッフ>
脚本:大森美香
音楽:得田真裕
ゼネラルプロデューサー:横地郁英(テレビ朝日)
プロデューサー:川島誠史(テレビ朝日)、菊池誠(アズバーズ)
演出:田村直己(テレビ朝日)、星野和成、高橋貴司
原案:小川潤平「執行官物語」
制作協力:アズバーズ
制作著作:テレビ朝日

©テレビ朝日

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