木村拓哉主演、フジテレビ開局65周年特別企画『風間公親-教場0-』(毎週月曜 午後9時~9時54分)の第6話(5月15日(月)放送)に、筒井道隆と城桧吏のゲスト出演が決定した。
原作は、「週刊文春ミステリーベスト10」(2013年)第1位、「このミステリーがすごい!」(2014年)第2位を獲得し、2013年にミステリー界の話題を総ざらいした長岡弘樹の『教場』シリーズ。警察小説の新境地としてシリーズ累計130万部突破のベストセラーとなっており、多くのファンの間で映像化が待ち望まれてきた作品だ。
今作は、『教場』(2020年)、『教場II』(2021年)で風間(木村)が教官として警察学校に赴任する以前、“刑事指導官”として新人刑事の教育に当たっていた時代を描く。そこは「風間道場」と呼ばれ、キャリアの浅い若手刑事が突然、刑事指導官・風間公親とバディを組まされ、実際の殺人事件の捜査を通して刑事としてのスキルを学ばせる育成システムとなっていた。
第6話にゲスト出演する筒井が演じるのは、画家の向坂善紀。一方、城は向坂が営む「アートギャラリー・コーサカ」に通う高校生の苅部匠吾を演じる。
自身の作品や他の作家の作品を展示販売する「アートギャラリー・コーサカ」を営む向坂。匠吾は向坂の実の息子だが、現在は離婚しているため、新しい父親の元で暮らしていた。高校で美術部に入っている匠吾だが、現在の父親に絵を描くことを禁じられているため、たびたび向坂のアトリエを訪れては、昔一緒に描いた絵の話に花を咲かせていた。
向坂は匠吾に絵の才能があると思っており、匠吾自身も美術の道に進みたいが、現在の父親であり歯科医師の苅部達郎(浜田信也)は匠吾を医学の道に進めようとしていた。匠吾の悩みを聞いた向坂は、達郎をアトリエに呼び出し、匠吾が抱えている悩みについて伝えるも、現在の父親とかつての父親同士で口論へと発展し…。
筒井は27年半ぶりの月9ドラマレギュラー出演となった『ミステリと言う勿れ』(2022年1月期)で、過去に誤認逮捕で冤罪事件を起こし、左遷された苦い経験を持つコワモテでクールな警部を好演。フジテレビドラマで木村と共演するのは、1993年の『あすなろ白書』以来、実に30年ぶりとなる。
今作が月9ドラマ初出演となる城は、「第71回カンヌ国際映画祭」最高賞であるパルム・ドールを獲得した映画「万引き家族」(2018年)、映画「約束のネバーランド」(2020年)に出演。
映画「ゴーストブック おばけずかん」(2022年)では主演を務めるなど、今後ますます活躍が期待される若手俳優だ。今作では進路に悩み、大人たちの間で心揺れる青年を演じている。筒井と城の複雑な親子関係が織り成す物語の先に何があるのか注目だ。
プロデュース 渡辺恒也(フジテレビ 編成部)コメント
第6話は、ままならない人生の中でもわずかな希望を見いだそうともがく人々の姿が印象的なエピソードです。向坂は、愛する息子の将来を思う気持ちと、苦しい状況の中で身を引こうと葛藤する気持ちとの間で揺れ動く、とても繊細な心情表現が求められる役でしたが、筒井道隆さんによって見事にリアリティーのある人物として存在させてもらえたと思います。
また匠吾役を演じた城桧吏さんも、素朴な雰囲気の中に知性を感じさせる高校生・匠吾役を、等身大で演じ切っていただきました。この親子の関係性が、遠野(北村匠海)の心にどのような影響を与え、事件の解決につながっていくのか、放送を楽しみにしていただければと思います!
番組情報
フジテレビ開局65周年特別企画『風間公親-教場0-』
フジテレビ系
毎週月曜 午後9時~9時54分
<CAST>
木村拓哉、赤楚衛二、新垣結衣、北村匠海、白石麻衣、染谷将太、堀田真由、濵田崇裕、結木滉星、小林薫、小日向文世 ほか
<STAFF>
原作:長岡弘樹『教場0 刑事指導官・風間公親』『教場X 刑事指導官・風間公親』(小学館)
脚本:君塚良一
主題歌:Uru「心得」(ソニー・ミュージックレーベルズ)
プロデュース:中江功、渡辺恒也、宋ハナ
演出:中江功、西岡和宏
制作・著作:フジテレビ
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/kyojo0/
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