Snow Manの目黒蓮が、7月スタートの金曜ドラマ『トリリオンゲーム』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)で、連続ドラマ単独初主演することが決定し、佐野勇斗と共演。目黒、佐野、原作の稲垣理一郎、池上遼一、松本明子プロデューサーからコメントが到着した。
原作は「ビッグコミックスペリオール」(小学館)で連載中の原作・稲垣理一郎、作画・池上遼一の同名漫画。現在6巻まで刊行され、「マンガ大賞2022」のノミネート作品にも選ばれた人気作品で、主人公である“世界一のワガママ男”のハルと、“真面目で不器用なエンジニア”のガクという正反対の二人が、ゼロから起業し、型破りな方法で1兆ドル(トリリオンダラー)を稼いで、この世の全てを手に入れようと成り上がる姿を描く。
主人公のハル(天王寺陽)を演じるのは、目黒蓮(Snow Man)。昨年はテレビドラマや映画でその高い演技力が話題に。また、第46回日本アカデミー賞ではW受賞(優秀助演男優賞・新人俳優賞)を果たした。現在も主演映画の「わたしの幸せな結婚」が大ヒット公開中の目黒だが、連続ドラマで単独主演を務めるのは本作が初。TBSの連続ドラマに出演するのも初となる。
目黒が演じるハルは、類まれなるコミュニケーション能力で老若男女あらゆる人からモテる、まさに天性の人たらし。人間関係が絡み合う未知の世界にも果敢に飛び込み、その度胸と流れるような口八丁で人心掌握術を遺憾なく発揮していく。ハッタリばかりの楽天家に見えて、その実、計算高く、悪いことにもブレーキの利かない危険な男だ。底知れぬ野心家で、日本最大の老舗IT企業「ドラゴンバンク」の内定を内定式の最中に辞退し、その会社を飲み込んで1兆ドル(トリリオンダラー)を稼ぎ出し、この世の全てを手に入れようともくろむことから「トリリオンゲーム」が開幕する。
役者としての実績を着実に積み上げてきた目黒。これまで好青年を演じることが多かったが、本作ではイメージを一新し、“世界一のワガママ男”として新境地を開拓する。
そんなハルとタッグを組むことになるガク(平学)を演じるのは佐野勇斗。2015年公開の映画「くちびるに歌を」で俳優デビューを果たした佐野は、その後も数々の話題作に出演。存在感のある演技力に定評があり、2018年公開の「ちはやふる-結び-」では第28回日本映画批評家大賞の新人男優賞を受賞。その後も数多くのドラマ・映画に引っ張りだこで、現在公開中の劇場版「TOKYO MER~走る緊急救命室~」にも出演している。
佐野が演じるガクは、ハルとは正反対に人とのコミュニケーションは苦手だが、優れたプログラミングスキルが武器のパソコンオタク。幼少期からとにかくプログラミングコードと向き合い続けてきたこと以外は、ごく普通の心優しい青年だ。しかし、その能力や人柄は就職活動においては全く評価されず、ずっと憧れていた「ドラゴンバンク」にも不採用を言い渡されてしまう。そんな時、中学時代の同級生・ハルと再会し、1兆ドルを稼ぐ夢へと挑戦することになる。
事業計画も起業資金もゼロからの二人が起業する「トリリオンゲーム」社。“何者でもない”ハルとガクが企業の成長に必要な才能を求め個性的な仲間を増やし、知恵とハッタリと確かな技術で大資本「ドラゴンバンク」からの妨害も跳ね返し、前代未聞のロードマップを駆け上がっていく。自分の「ワガママ」のために突き進むハルとガクを通して、出る杭が打たれる日本社会の中で戦う挑戦者たちに「自分を貫く」勇気と希望を送る。
目黒は「原作を知っている方は『トリリオンゲーム』の面白さをご存知かと思いますが、ドラマ化をきっかけにこの作品をもっとたくさんの人に共有して面白さを分かち合いたいです」とコメント。佐野は「僕も原作ファンの一人なので、ファンの方にも楽しんでいただけるよう全力で演じきりたいと思います」と意気込んでいる。目黒蓮、佐野勇斗、原作の稲垣理一郎、池上遼一、松本明子プロデューサーのコメントは次ページに掲載。