船越英一郎が主演を務める『テイオーの長い休日』(東海テレビ/フジテレビ系 6月3日(土)スタート 毎週土曜 午後11時40分〜深夜0時35分)に、新たに戸田菜穂、今井悠貴、白石隼也、久保田磨希、前川泰之、木場勝己の出演が決定。6名からコメントが到着した。
本作は、仕事がなくなった偏屈な“2時間ドラマの帝王”が、ある事情を抱えた“女性マネージャー”と共に人生のリベンジに奔走するヒューマンコメディ。
主演シリーズを多数持つ言わずと知れた2時間ドラマの帝王・船越英一郎が演じるのは、元「2時間ドラマの帝王」熱護大五郎。2時間サスペンスが作られなくなり、“2サスの帝王”と呼ばれた男は、テレビから消え、この1年まったく仕事がない状態だった。
まさに長い休日の真っただ中。そんな彼の前に1人の女性が現れる。「あなたを絶対、再起させます!」。彼女はある事情で業界を追われた元敏腕マネージャー。3人の子供を抱え復職したのだが、そんな彼女に元2サスの帝王はにべもなく告げる。「不合格だ。俺のマネージャーは、俺が決める」。
かなり偏屈な元2サスの帝王に振り回されまくる元敏腕マネージャー。年齢も性別も違う凸凹コンビがぶつかり合いながら、同じように苦境に立たされた人間たちも巻き込んで、世間という荒波に再び乗り出していく。
そんな本作に、6名の出演が決定。熱護のマネージメントをするため復職する、大手タレント事務所トレランスの元マネージャー・吉田ゆかり役を戸田菜穂。売れない俳優で熱護の付き人を務める萩原匠役を今井悠貴。
昔はゆかりがマネージメントをしていた、トレランス所属の人気俳優・伊集院大樹役を白石隼也。熱護の所属事務所オリプロのデスク・藤本千春役を久保田磨希。トレランスの取締役で大樹のチーフマネージャー・寿彰役を前川泰之。オリプロの社長・城戸太一役を木場勝己が務める。
さらに、戸田演じるゆかりの3人の子供には、長女の陽向役に『十津川警部の事件簿』で船越と共演経験もある若手注目株の宮下結衣、長男の悟役にはホリプロ ネクスト Produced by 美男子図鑑において、約5000人の応募者の中からグランプリを受賞した石原颯也。
そして、末っ子・理輝役には、現在放送中のドラマ『unknown』で主人公の幼少期を演じる平野絢規が決定した。演技派の若手たちと船越の化学反応にも注目だ。
新たな出演者6名の役柄の詳細とコメントは以下を参照。
吉田ゆかり役・戸田菜穂
<役柄>
3人の子を持つシングルマザー。大手タレント事務所・トレランスの元マネージャー。7年前に業界を辞め子育てに専念していたが、とある事情を抱え、熱護のマネージメントをするため復職することに。偏屈な熱護に振り回されながらも、その真意に気づき、熱護のために奔走するようになる。実は7年前、ある事情で業界を追われていた。3年前に洋食屋を営んでいた夫が他界。子供たちのためにも「変わりたい」と思っている。
<コメント>
吉田ゆかりは、「ボヤ騒ぎで電気も通じていない家」に住んでいるような“崖っぷち”の状況ですが、悲壮感は全くなく、とにかく明るくて、“なんとかなる!”と考えているパワフルな女性。普段の私の200%くらいの明るさを出して演じています。ずっとコメディをやりたかったので、このお話をいただいて、とてもうれしく思いました。
ゆかりは、熱護大五郎の人間性にほれ込んでいきますが、私自身も熱護の言葉は、「そうだよね!」と思うことがたくさんあり、「変わらないことの大切さ」を教えられている気がします。「大切なものは、守らないといけないよね」と共感を持っていただけると思います。また仕事が決まることが、これほどまでにうれしいものなんだと、改めてマネージャーさんの気持ちが分かりました。
出演している子供たちも、すごくかわいらしくて魅力的です。私も、コメディに挑戦していますし、土曜日の夜に「また来週から頑張ろう!」と思っていただけるような、楽しいドラマになればと思います。そして笑いだけではなくて、“生きることについての真剣さ”もお伝えできたらいいなと思っています。 頑固だけど信念を曲げずに生きていく姿勢や、時代に翻弄されずに我が道を行く熱護はすてきです。ドラマをご覧になる方が「ああ、自分も、今のままでいいんだな」と思っていただけると思うし、そこから「再生」して、いつからでもやり直せるんだと感じていただけたらうれしいです!
萩原匠役・今井悠貴
<役柄>
オリプロに所属する売れない俳優。熱護の付き人をしている。新人時代に端役だったが熱護と共演したことがあり、役者としての生きざまにほれ弟子入りした。現在は付き人の給料とバイトでなんとか生活している。周囲に気を遣う性格で、熱護にもかわいがられている。
<コメント>
時代は変わっていってしまいます。自分が変わっても、変わらなくても、関係なく。
それに僕たちは、どの道を選んでも結局傷つかなきゃいけない生き物なんだと思います。
走って時代に追いつこうとしても足が痛いし、流れに逆らって踏ん張ろうとしても背中が痛い。
でも、その痛いのを我慢して生きているから、カッコいいし、たまにキラッと光る人たちがいます。
それが熱護で、ゆかりで、匠なんだと思っています。
このドラマには楽しいシーンもたくさんあるけど、芸能界の生っぽいシビアな場面も出てきます。
リアルなせりふに、リアルにダメージを受けながら撮影したりしています。そうです、僕たちも芸能界で結構頑張ってるんですよ!笑
傷つきながらも頑張って生きる僕たちの姿を見て、皆さんにも元気を出していただけたら最高です。
時代なんかに負けずに、一緒に人生楽しみましょう〜!
伊集院大樹役・白石隼也
<役柄>
大手タレント事務所・トレランス所属。映画、ドラマで主演多数の人気俳優。実は若い頃はゆかりがマネージメントをしていた。育ててもらったという恩を感じているが、現マネージャーで事務所の取締役でもある寿には逆らえない様子で…新人時代、匠とも共演したことがあり旧知の仲。熱護のことは古い考え方の役者だと感じている。
<コメント>
企画書をいただいた時点で、こんなことをしていいのだろうかと心躍りました。
時代は否応なく変わり、われわれがいる業界も確実に変わりつつあります。この変化に臆することなく向き合おうとする船越さんや制作陣の心意気に関われること、とてもうれしく思います。
船越さんとは10代の若い頃に一度だけ共演させていただいたことがあります。無知で生意気だった新人の僕に対して、船越さんは嫌な顔を一つせず誠実に向き合ってくださいました。
その時にいただいた言葉は、今でも心に残っています。
今回、僕が演じる伊集院は人気の売れっ子俳優という役どころで、船越さん演じるベテラン俳優の熱護にも全く遠慮がない男です。恐ろしいったらありゃしませんが、船越さんの大きな胸をお借りして、存分に楽しみたいと思います。ご期待ください。
藤本千春役・久保田磨希
<役柄>
熱護の所属事務所・オリプロのデスク。電話窓口のほか伝票管理などをしている。関西出身であけすけに物を言うが、根は優しいオカンタイプ。ゆかりのことも心配しつつも温かく支えている。
<コメント>
台本のキャスト欄を見ると、藤本千春(45歳)関西人と書いてありました。
今まで何百冊と台本を受け取っていますが、「関西人」と書いてあったのは初めてです!
皆さんがイメージされてる関西人のたたずまい、求められている関西人の在り方、を私なりに考えました。
東京に住んでいる関西人、芸能界にいる関西人。
私に近いようで、でも微妙に立場は違う。
そんな中たどり着けそうなのは、言いにくいことをずけずけいうけれど嫌味がない。
説得力があり、周りを包み込むそんな千春さん。
撮影現場で日々奮闘しております。
熱護さんの信念に触れるたびに、「これが自分のスタイルだ」と確立した人にしかないことと強く共感しています。
面倒くさいけど憎めない熱護さんや、その周りの面々が、視聴者の皆さんの周りにいる「誰かみたい!」とクスクス笑いながら見ていただけるようなドラマになったらうれしいです。
土曜日の夜のお楽しみになれますように。
寿彰役・前川泰之
<役柄>
大手タレント事務所・トレランスの取締役。人気俳優・伊集院大樹のチーフマネージャーでもある。ゆかりがトレランスに所属していた時は同期だった。ゆかりの退職後、伊集院を担当し事務所内でも出世。次期社長候補と言われている。ゆかりとは因縁があるようで…。
<コメント>
台本を読んだ時に、胸の熱くなるメッセージやせりふがたくさんちりばめられている作品だなぁ、というのが第一印象でした。そして登場人物たちが迷いや後悔から立ち直り前向きに進んで行く姿を通して、皆さんにも感じてもらえることがたくさんあるだろうと、期待が膨らみました。
僕が演じる寿という男は野心家であり、さまざまな策を講じる男ですが、単に自己中心的な人物ではなく、彼の持つ人間性だとか仕事に対する哲学だとかをより膨らませて奥行きのある人物像を皆さんに見ていただけるように演じていきたいと思います。
生き方や価値観が著しく多様化する今だからこそ、熱護大五郎という熱くてちょっと面倒くさい男の生きざまから、自分にとって本当に大切なものって何だっけ? とふと立ち止まり考えるキッカケになる、そんな作品になったらいいなと思っています。ご期待ください。
城戸太一役・木場勝己
<役柄>
熱護の所属事務所・オリプロの社長。熱護とは30年来の腐れ縁。芸能界で長く生きてきただけあり海千山千の人物だが、最近は時代の流れに取り残され昼あんどん状態。おいしいカレー屋さん巡りにいそしんでいる。
<コメント>
崖っぷちに立つ2時間ドラマの帝王。
同様に崖っぷちに立つ3人の子供を抱えた女性マネージャー。
そしてこの二人を抱える芸能事務所の社長・城戸太一を演じさせていただくのが、私木場勝己なのですが、これまた当然のように崖っぷちに立たされています。
そうなのです! これは崖っぷちの物語なのです!
この崖っぷちの物語を通じて、それぞれ崖っぷちに立って頑張っていらっしゃる皆さんに、エールを送りたいのです!
ストーリー
元2時間サスペンスの帝王・熱護大五郎(船越英一郎)は長い休日の真っただ中。もう1年以上、仕事がない。付き人の売れない俳優・萩原匠(今井悠貴)と共に、自宅で優雅に過ごす日々。所属するオリプロの社長・城戸太一(木場勝己)とデスクの藤本千春(久保田磨希)はもう少し焦ってほしいと思っているのだが…。
そんな中、3人の子持ちの元マネージャー・吉田ゆかり(戸田菜穂)は、とある事情を抱え、熱護のマネージメントをすることに。しかし、この男、かなりの偏屈で、ゆかりは振り回される。一方、熱護はゆかりの亡き夫・康介が残した洋食店で起きた不審火騒ぎに興味を持つ。そして、なぜか2サスの主人公の扮装で洋食店に現れて…。
プロデューサーに逆らえない新人脚本家、バラエティでくすぶっているドラマ志望の中堅ディレクター、かつてゆかりに育ててもらった人気俳優・伊集院大樹(白石隼也)、ゆかりに何かとちょっかいを出す大手事務所・トレランスのマネージャー・寿彰(前川泰之)…さまざまな人間を巻き込みながら元2サスの帝王・熱護はわが道をまい進していく。
「自分のやり方が時代錯誤だということくらい、百も承知だ」
変われない男と、変わりたい女の人生リベンジマッチが始まる!
2サスの帝王は再びスターに返り咲けるのか!?
番組情報
『テイオーの長い休日』
東海テレビ/フジテレビ系
2023年6月3日(土)~7月29日(土)(全8話)
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分
※『FNS27時間テレビ』のため7月22日(土)は休止
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