山田裕貴主演の金曜ドラマ『ペンディングトレイン-8時23分、明日 君と』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)の第6話が5月26日(金)に放送。宮﨑真佐子プロデューサーが見どころやこだわりポイントを語った。
本作は『恋はつづくよどこまでも』や『着飾る恋には理由があって』など、幅広い世代の女性たちに話題の作品を多数執筆してきた金子ありさによるオリジナルストーリー。いつもと変わらない朝、都心へ向かう電車の一両が未来の荒廃した世界にワープ。突如“日常”を奪われ、何もかも遮断され“ペンディング”された“非日常”の世界へと放り出されてしまい、共にサバイバル生活を生き抜くことに。困難を前に、人はどう生きるのかを描く予測不能のサバイバルエンターテインメントだ。
主人公のカリスマ美容師・萱島直哉を演じるのは本作がGP帯連続ドラマ初主演となる山田裕貴。山田とバディを組むことになる正義感あふれる消防士・白浜優斗役に赤楚衛二、2人と共にこの電車に乗り合わせた心根の優しい高校の体育教師・畑野紗枝役に上白石萌歌。そのほか、井之脇海、古川琴音、藤原丈一郎(なにわ男子)、日向亘、片岡凜、杉本哲太、松雪泰子らが共演する。
5月19日(金)放送の第5話で、直哉たちは5号車と共に見知らぬ世界に“ペンディング”された6号車の乗客のリーダー・山本(萩原聖人)から荒廃した世界になった経緯を聞き、元の時代に戻りたいと強く願い始める。
そんな矢先、6号車の乗客たちが5号車付近で怪しげな行動をする姿を目撃。元の時代に戻る方法を協力して探そうと提案してきた山本だったが、果たして本当の目的は…。それぞれの思惑が飛び交う第6話の見どころを宮﨑真佐子プロデューサーが語った。
宮﨑真佐子プロデューサー コメント
今回は、いつも明るくてムードメーカーだけど、実は自分には何もできない、いいところが何もないと思っている藤原丈一郎さん演じる米ちゃんから見たお話です。
米澤は過去に何か認められたことがなく、自分には才能がない、この電車の中にいても自分ができることはなんだろうと常に自問自答しています。私たちが職場や学校で、自分は役に立てているのか、自分の存在意義みたいなものをふと感じる瞬間があると思うのですが、米ちゃんはまさにそういう青年で、そういう部分を藤原さんがとても繊細に演じてくれています。ラストの方に米ちゃんの見せ場があるのですが、撮影していて見ているこちらが泣いてしまいました。
さらに今回の見どころは、5号車と6号車の戦いシーンです。このシーンは3日間かかって撮影をしました。キャスト総勢100名ほどで作り上げたこのシーンから、ぜひ何かを感じ取ってもらいたいです。
そして、ついに元の世界へ戻る方法や、直哉・優斗・紗枝の三角関係も大きく動き出します。ここから怒涛の後半戦、さらにさらに盛り上がっていきますので、ぜひご乗車ください!