吉高由里子が主演を務める大河ドラマ『光る君へ』(NHK総合ほか 2024年放送)がクランクイン。吉高、柄本佑のコメントが到着した。
大河ドラマ第63作は「源氏物語」の紫式部を主人公とする『光る君へ』。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した紫式部の一生を描く。
主人公の紫式部(まひろ)を演じるのは吉高由里子。柄本佑が当時の最高権力者・藤原道長を演じ、『功名が辻』(2006年)以来の大河ドラマとなる大石静が脚本を手掛ける。
そして吉高と柄本が5月28日(日)に平安神宮(京都市)でクランクイン。まひろら姫たちが内裏で舞う神事の直前のシーン(第4話)、そして道長が弓などを持ち大内裏を見回るシーン(柄本の初登場シーン/第2話)が撮影された。クランクイン取材会での吉高、柄本のコメントは以下を参照。
紫式部(まひろ)役・吉高由里子 コメント
これからの1年半という長い期間の初日を、ドラマにゆかりのある京都で迎えられたこと、大変うれしく思っています。
この平安神宮での撮影は、令和から平安時代にタイムリープをしたような気持ちになりました。いよいよ撮影が始まりますが、戦のない鮮やかな時代なので、ふだん見られない光景や衣装、四季を楽しめるのかなと思ってます。
紫式部のキャラクターについて、それほど明るいキャラクターというイメージを持っていませんでしたが、今作は好奇心旺盛で多感な女の子になっています。
まひろの成長とともに、源氏物語がどう描かれていくのか、紫式部の興味に気づいていけたらなと思っています。
大石さんの情熱的な脚本を照れずに頑張って演じていきたいと思います。
藤原道長役・柄本佑 コメント
準備段階で京都に何度も赴いて、紫式部のお墓や道長ゆかりの場所を巡ってきました。いよいよ撮影開始となり、京都が舞台の物語をまずこの京都からはじめられること、しかも今日は道長にとってもちょうどドラマ初登場のシーンの撮影で、これから一年半撮影が続く初日に、その大元となるエネルギーを頂けた感じがしていて大変光栄です。
吉高さんとの2度目の共演、またはじめて共演する方も多く非常に楽しみにしています。
いまのところ大石さんが書かれる脚本が、「まあ面白い」。今日は歩いているシーンの撮影でしたが、早く大石先生のせりふをしゃべってみて、自分の中にどんなことが起こるのかというのも楽しみです。
番組情報
大河ドラマ『光る君へ』
NHK総合ほか
2024年1月放送スタート
公式Twitter:https://twitter.com/nhk_hikarukimie
©NHK