『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』(テレビ朝日系 毎週木曜 午後9時~9時54分)の最終回が、6月8日(木)に放送。それに先駆け、主演・桐谷健太のクランクアップ写真が到着した。
『ケイジとケンジ 所轄と地検の24時』(2020年放送)以来3年ぶり、桐谷健太×脚本家・福田靖の強力タッグがこの春、港町・ヨコハマを舞台に再び大暴れ。
本作『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』では、走り出したら止まらない元体育教師の異色“情熱系”刑事・仲井戸豪太(桐谷)を中心に、刑事と検事、そして通常の刑事ドラマではほぼ登場することのない唯我独尊の判事(裁判官)も新たに参戦し、サスペンスとユーモアで大人のビターな群像劇を軽快に描く。
最終回を目前に控えた中、ドラマの舞台となった思い出深いソウルタウン=横浜のオシャレな夜景が一望できる横浜港で、主演の桐谷がついにクランクアップの日を迎えた。
最後の最後までエネルギッシュに豪太を演じ切った桐谷は「この3カ月、素晴らしいチームで撮影ができ、学ぶこともたくさんありましたし、心から楽しみながら一生懸命走り抜くことができました。今は『やり切ったな!』という達成感と満足感にあふれています。悔いはないです!!」と、一点の曇りもないすがすがしい表情で撮影の日々を回顧。
声高らかに「最終回は、いま世の中で問題とされている“闇バイト”に、刑事チーム・検事チーム・判事チームがそれぞれ力を合わせ立ち向かっていきます。その姿をぜひ見ていただけたら、うれしいです!」と視聴者に呼びかけ、本編の出来栄えへの手応えもにじませた。
集大成となる最終回は、6月8日に放送。豪太ら刑事チームと、二階堂俊介(北村有起哉)ら検事チーム、さらには判事・諸星美沙子(吉瀬美智子)も一丸となり、現実社会でも世間を震撼させている「闇バイト」の本丸に斬り込んでいく。
燃え尽きることのない正義感を胸に毎回さまざまな悪と真っ向から対峙し、数々の事件を解決してきた豪太たちだが、そんな彼らを最後に待ち受けるのは史上最凶の敵。警察がマークし続ける闇バイトの指示役「キング」の関与する強盗事件が、とうとう豪太が所属する横浜みなとみらい署の管轄内でも発生してしまう。
多数の事件に関わってきたことは明らかなキングだが、いまだその正体は不明。キングの身元を割り出し、増殖する悪の根を完全に断つため、豪太は横浜みなとみらい署強行犯係の面々はもちろん、二階堂検事らとも連携し、違法ギリギリ(!?)禁断のおとり捜査を決行する。
逮捕する「刑事」、起訴する「検事」、そして判決を下す「判事」…それぞれの正義と威信をかけた、熾烈を極める前代未聞の捜査。果たして、自らの進退をも左右しかねない危険な捜査は、どんな結末を招くのか。最高潮に胸が熱くなること必至だ。
最終回のキーパーソンを演じるのは、佐野玲於(GENERATIONS)と横田真悠。現在Netflixで世界配信中のドラマ『インフォーマ』で、桐谷演じる情報屋・木原と共に謎の連続殺人事件を追う週刊誌記者・三島を演じた佐野は、キングではないかと目される投資家・阿久津守役で出演。
一方、横田はあまりにも不可解な行動によって事件捜査に大きな転換期をもたらす、阿久津の婚約者・森野さやかを演じる。
『インフォーマ』から一転、何とも言えない底知れなさをまとい、桐谷と真っ向対決する佐野。そして、自らの行動によって新たな凶悪事件に火をつけてしまう女性の切なすぎる葛藤を、微細な芝居で体現していく横田。ゲスト陣の熱演により、物語はさらに深みを増していく。
また、登場人物たちの恋愛模様も見どころ。酸いも甘いもかみ分けたはずの大人なのに、まるで青春時代のように、前進しそうかと思いきやステイ状態の長い豪太の妹・仲井戸みなみ(比嘉愛未)&二階堂、そして目黒(磯村勇斗)&美沙子。2組のカップル候補に新たな動きが。山あり谷ありの最後の事件を通し、登場人物たちがラストで踏み出す新たな未来への一歩にも注目だ。
番組情報
『ケイジとケンジ、時々ハンジ。』
テレビ朝日系
毎週木曜 午後9時~9時54分
番組HP:https://www.tv-asahi.co.jp/keiji_kenji_hanji/
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