高畑充希&田中圭W主演ドラマ『unknown(アンノウン)』(テレビ朝日系 毎週火曜 午後9時~9時54分)の最終話が6月13日(火)に放送される。
高畑充希&田中圭のW主演で送る、秘密(unknown)を抱えた夫婦の“究極の愛”を描く衝撃のラブ・サスペンス『unknown』。先週放送された第8話では“血を抜かれた連続殺人事件”の犠牲者7人の正体が、全員“吸血鬼”だったことが判明。闇原こころ(高畑)や朝田虎松(田中)の仲間である五十嵐まつり(ファーストサマーウイカ)や世々塚幸雄(小手伸也)もまた、吸血鬼だったという衝撃の事実が明らかになった。
さらに「俺が全員殺した」と、こころ&虎松夫妻の親友で2人を支えてきた加賀美圭介(町田啓太)が衝撃の告白。しかし、最後の最後で梅ばあこと今福梅(木野花)が闇原伊織(麻生久美子)に襲いかかった挙げ句、「私が全部やりました」と言い始めたため、考察をしている視聴者も大混乱。犯人は加賀美なのか、それとも梅ばあなのか、もしくは2人はグルなのか。まったく予想もつかない状況で最終回を迎えることとなった。
こころを襲おうとした矢先、血を吐いて倒れた加賀美は緊急搬送されるも目覚めず、警察で取り調べを受ける梅ばあの証言にもどこか一貫性がない。いまだ隠された“秘密”を解き明かそうと、こころと虎松は加賀美の自宅を訪れ、手掛かりを探すことに。そこに、未解決事件捜査班の刑事で、虎松の元嫁でもある暁凛(MEGUMI)が現れる。
そんな中、こころに1本の電話が掛かってくる。「…今から、殺しに行っていい?」。なにが本当で、なにがうそなのか。なぜ殺したのか、なぜ殺さなければならなかったのか。全てを知りたいと願うこころと虎松は、犯人を招いて最後の晩餐を行う。明かされる悲しき罪の告白、そしてその裏に秘められた衝撃の真相とは。最終話では第1話から第8話まで張り巡らされた伏線の数々、全ての真実が明かされるほか、『unknown』というタイトルに込められた意味も描かれる。
また、高畑や田中らキャスト陣、そして制作陣が一貫して第1話インタビュー当時から伝え続けてきたのは、『unknown』は愛の物語だということ。虎松の父・一条彪牙(井浦新)が20年の時を経て虎松の前に姿を現したのも、こころをかばって刺されたのも、過去に恐ろしい殺人を犯してしまったのも、きっと“息子への愛”が理由…その方法がたとえ間違っていたとしても。死んでしまったら「本当の事」を理解する手段は失われ、真実は永遠に“unknown”となり、虎松はそれを一生背負って生きていくことになる。
一条を演じた井浦自身も出演解禁コメントで「『unknown』を観ていただいたら、きっと優しさに包まれると思います。優しさに満たされた温かい気持ちを、大切な人にも知らない隣の人にも分けてあげれたら、優しさが広がって愛に溢れた世の中になりますね」と述べたように、理解しがたいさまざまな“愛”の形が描かれてきた本作。
虎松がそんな父の存在を秘密にしていたのも、こころを深く愛し、離れたくなかったから。こころが自分は“吸血鬼”という最大の秘密を虎松に言えなかったのも、愛ゆえのことで…。そんなこころと人間・虎松の結婚を反対していた海造の娘への愛、2人を優しく見守る母・伊織の深く恐ろしいほどの愛情、居酒屋どんぞこカップルがお互いに抱えた愛、5人目の犠牲者・まつりと大五郎の不器用すぎる親子愛、7人目の犠牲者・世々塚が抱えていた虎松への“父親”のような愛情や、どうしても自分の正体を言えなかったのも愛。
最終話では、“血を抜かれた”連続殺人事件を起こした真犯人にまつわる“ある愛”も描かれる。愛とは、時に理屈や正義で測れない。愛しているからこそ、間違った方法を選んでしまうことがある。周りからすれば不可解だとしても、たとえその選択が間違っていたとしても、世界中たったひとり“その人”にとって正しければ…。愛情が当事者を救い、そして誤った道へと進ませることもある。RADWIMPSがで手掛ける主題歌の歌詞にも通ずる“絶望的な愛”の物語。果たして、この愛は救いなのか、罪なのか。
最終話(6月13日(火)放送)あらすじ
「そうだよ、俺が全員殺した――」
ついに正体を現した殺人鬼。7人もの犠牲者を出した“血を抜かれた連続殺人事件“の犯人はなんと、加賀美圭介(町田啓太)だった――。
突如豹変し、冷たい瞳で自らに襲い掛かる親友の姿に、闇原こころ(高畑充希)は思わず問いかける。「ねぇ私、何か悪いことした…?」――。しかし加賀美は淡々と告げる。「吸血鬼なら殺さないといけないよね、だって人間にとって害だから」。
信じがたい真実にがくぜんとするこころを追い詰めていく加賀美。駆け付けた夫・朝田虎松(田中圭)の制止をなぎ倒し、ついにアイスピックを振りかざした手にしたその瞬間…なぜか突然、加賀美は血を吐き、倒れてしまう。
時を同じくして、闇原家ではこころの母・闇原伊織(麻生久美子)が何者かに襲われる。闇原海造(吉田鋼太郎)が必死で捕まえた犯人は、なんと今福梅(木野花)で…。まさかの人物に泣き叫ぶ海造に梅は無表情で告白する――。「…私が全部、やりました」
なにが本当で、なにがうそなのか―――。
血を吐いたまま緊急搬送された加賀美は目覚めず、警察で取り調べを受ける梅の証言にもどこか一貫性がない。いまだ隠された“秘密”を解き明かそうと、こころと虎松は加賀美の自宅を訪れ、手がかりを探すことに。そこに、未解決事件捜査班の刑事かつ虎松の元嫁でもある暁凛(MEGUMI)が現れる。
そんな中、街には新たな吸血鬼のイラストと日付が記された殺害予告が――。
そして、こころに1本の電話がかかってくる。「……今から、殺しに行っていい?」
物語はついに完結――。
愛しているからこそ、人は間違った道を選ぶことがある。
“血を抜かれた連続殺人事件”に張り巡らされた伏線。
なぜ殺したのか――?
明かされる衝撃の真相と、秘められた悲しき過去とは…?
人を愛するとは、“unknown”を受け入れること――?
この世界に存在する全てを、われわれはまだ知らない。
これは「愛」の物語。
果たして、こころと虎松の運命は――?
番組情報
『unknown(アンノウン)』
テレビ朝日系
毎週火曜 午後9時~9時54分
番組HP:https://www.tv-asahi.co.jp/unknown/
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