6月29日(木)にスタートする与田祐希主演の木ドラ24『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』(テレビ東京系 毎週木曜 深夜0時30分~1時/BSテレ東・BSテレ東4K 7月4日スタート 毎週⽕曜 深夜0時~0時30分)の記者会見が行われ、与田祐希(乃木坂46)、望月歩、前田旺志郎、藤井夏恋、LINKL PLANETの石田悠佳と天川れみ、田中要次が登壇した。
本作は、2022年7月期に与田が地上波連続ドラマ初主演を務めた『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』の世界とは別の“もう一つの世界”を生きる小向璃子の成長を描いたホビー・ヒューマンドラマ。
今作で描かれる小向璃子(リコ)は、大学時代に友人と立ち上げたスタートアップ企業「ドリームクレイジー」(略してドリクレ)の社長。ドリクレとともに若手スタートアップ企業が切磋琢磨していくスタートアップ企業支援プロジェクト「ドッグラン」を通じて、ユニコーン企業を目指していく。
LINKL PLANETが本作のエンディングテーマに決定した「Part to Part」を披露するところからスタートした本会見。その後キャスト陣が登場し、本作の放送が決まったときの感想を聞かれた与田は「素直にうれしかったです。前作の『量産型リコ』が自分にとってすごく思い出深い作品で、プラモデルと初めて出合って魅力を知ることができましたし、キャストの皆さんやスタッフさんたちともすごくいい関係性になれて。いいチームワークで一生懸命作り上げた作品だったので、そんな大事な作品が評価されて今回の作品につながったのは心からうれしかったです」と笑顔で答えた。
望月は「去年『量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-』を撮り終わった最終日に『また集まれたらいいね、でもどうやって集まるんだろうね』という話をしていたら、こんなに早く集まれて。しかももう一つの物語ということで、この先また展開できるんじゃないかと思いつつ…うれしい戻り方ができて本当に幸せだなと思いました」と。
前田は「また集まれるというのは、前作が皆さんに愛されて、評価していただけたという証拠でもあると思います。今回の作品が決まってから、前作の『量産型リコ』ってやっぱりいい作品だったんだなとあらためて思えましたし、今回も楽しい撮影になるだろうなと予想できました」と本作への期待も明かした。
藤井は「前作も心温まる作品だなと感じましたし、今回の現場も和やかな雰囲気で撮影しています。またこうして1年ぶりに皆さんとお会いできたことがうれしいです。ただ私は、前作に比べると今回はリコちゃんとライバルのような関係になってしまうので…。本当は仲良いのに(笑)」と少し残念な表情に。
田中は「翌年もドラマを撮影できるというのはうれしいことですよね。でも、私が演じるやっさんはいつもプラモデルの説明が多いので、還暦を迎える私としては『今年もやれるんだろうか…』という不安がありました(笑)」と意外な苦労を告白した。
また、それぞれのキャラクターの注目ポイントについての話題も。与田は「小向璃子ちゃんはタイトルの通り量産型な女の子なんですけど、前作ではわりと量産型ド真ん中だったリコちゃんが、今回は社長。量産型なのは量産型なんですが、そんな子がひょんなことから社長になって頑張っていくという姿が描かれています。私自身ももともとアイドルのようなイメージの人間ではないのですが、ひょんなことからアイドルになって。そこはリコちゃんと通ずるものがあるので、共感してくださる方も多いのではないかと思います」と。
リコの大学の同級生である真司を演じる望月は「前作ではネチネチしたイメージだったと思うんですけど、今回はすごく柔らかくて、みんなの間に入るようなキャラクターをイメージしていますので、そこに注目していただきたいです。作品を通して言うと、前作のときに培ったキャラクターの関係性が少し変わっていたり、そんな中で前作に出てきたものがちょっと映っていたり。隠れ『量産型リコ』みたいなものを探していただけるとさらに楽しんでいただけるんじゃないかなと思います」とドラマの楽しみ方を話した。
同じくリコの大学の同級生・浅井を演じる前田は「前作の浅井は嫌なやつというか、意識の高さや熱血感があって、その気持ちの発散方法として感情を人にぶつけている部分も多かったのですが、今回は熱い中でも“青春ド真ん中”を生きているような男になって帰ってこれました」とにっこり。
「ドリームクレイジー」のライバル会社「Perfect Beans」の社長・中野京子を演じる藤井は「前作は姉御肌的な存在だったのが、今回はスタートアップ企業の社長で。前作から続いて、男らしい一面のある凛とした女性像で描かれています。リコとの掛け合いでも、前作を匂わせるようなところがあったりするので、そこにも注目していただきたいです」とアピールした。
前作と本作2つの世界で唯一共通の存在であるプラモデル屋「矢島模型店」を営む店主“やっさん”こと矢島一役の田中は「私だけ変わらないと言われたのですが、いろいろ違う部分もあるんです。名前も、前回“やしま”とも“やじま”とも言われず、“やっさん”としか言われていないので、前回が“やしま”で今回が“やじま”なんじゃないかと…。分からないですよね。だからいろいろ違う部分もあるんです」と話すと、与田が「田中さんがスタッフさんにやしまやじま問題を確認されていたんですけど、『いや、やじまですよ』と言われていましたよ(笑)」とあっさり告白。田中は「そのあたりミステリアスにしておいたほうがいいですよ!! ドラマを見返す楽しみが増えたかもしれないのに!」と悔しがっていた。
ここでEDテーマを担当するLINKL PLANETから、ドラマにも出演する石田悠佳と天川れみが登場。藤井とのシーンが多い天川は「もともとクールなイメージを持っていたのですが、藤井さんと初めてお会いしたとき、すごくかわいい声で。とても優しくしてくださって、キュンってなりました(笑)。ギャップにやられましたし、お姉ちゃんみたいです」と藤井の印象を明かした。いっぽう石田は、与田について「本当にかわいくて。写真もたくさん撮らせていただきました」と語り、それぞれ共演する藤井、与田にメロメロの様子。
そんな石田と天川が所属するLINKL PLANETのドラマEDテーマ「Part to Part」に関して、与田は「声かわいい! と思いました。前回の主題歌もキャッチ―でポップな感じがすごく好きで何回も聴いていたのですが、今回の主題歌も、ついつい踊り出したくなってしまうようなメロディーで。今繰り返し聴いていますし、声に癒やされています」とコメントした。
さらに「HG 1/144 量産型リコ専用ザク」の発売が決定したことも発表され、実際に会場で公開された現物に触れながら、前田は「買っていただいた皆さんの家に“量産型リコ”という文字が入ったザクが置かれると思うとすごくうれしいです」、藤井は「ドラマでザクが大量に並んでいる映像があってそれがカッコいいので、たくさん買って並べて家で再現したらいいんじゃないかなと思いました」と感想を。
最後に、与田は「『量産型リコ』の魅力は、プラモデルはもちろん、登場人物一人ひとりがすごく魅力的です。それぞれ不完全なところがたくさんありますし、人間誰しも完璧ではないのですが、そこからの成長や日常のときめきを感じられる作品です。現実的に背中を押してくれる、ちょっとほっこりできるというのが魅力だと思いますし、今回も前作からその部分は引継ぎつつ、新たなキャラクターや新たなプラモデルが登場したりもします。前作を見ていただいた方にとっては、キャラクターの違いや『前も出てきたキャラクターだ、こんなふうになるんだ』とまた違う楽しみ方ができると思いますし、今回から見てくださる方ももちろん楽しんでいただけるものになっていると思うのでぜひご覧ください」とドラマの魅力を語り、会見を締めくくった。
番組情報
木ドラ24『量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-』
テレビ東京系:2023年6月29日(木)スタート 毎週木曜 深夜0時30分~1時
BSテレ東・BSテレ東4K:2023年7月4日(火)スタート 毎週⽕曜 深夜0時~0時30分
動画配信サービス「Lemino」にて放送直後配信(https://teaser.lemino.docomo.ne.jp/)
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」(テレビ東京HP、TVer)にて見逃し配信
出演:与田祐希(乃木坂46)、望月歩、前田旺志郎、市川由衣、矢柴俊博/藤井夏恋、石田悠佳(LINKL PLANET)、天川れみ(LINKL PLANET)、森下能幸、マギー/田中要次
原案・企画・プロデュース:畑中翔太(BABEL LABEL)
脚本:マンボウやしろ、畑中翔太、オコチャ、山元悠加
監督:三石直和、ヤングポール
オープニングテーマ:樋口楓「ぶっ飛んでラニカイ」(Lantis)
エンディングテーマ:LINKL PLANET「Part to Part」
プロデューサー:漆間宏一(テレビ東京)、寺原洋平(テレビ東京)、涌田秀幸(C&Iエンタテインメント)
制作:テレビ東京/C&Iエンタテインメント
制作協力:株式会社BANDAI SPIRITS
製作著作:「量産型リコ」製作委員会2023
公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/ryosangatariko2023/
公式Twitter:@ryosangatariko
公式Instagram:@ryosangatariko
テレビ東京公式ドラマチャンネル:https://youtu.be/nvwaiuZZsBk
©「量産型リコ」製作委員会2023