清野菜名が主演を務めるドラマ『日曜の夜ぐらいは…』(ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット 午後10時~)の最終話が、7月2日(日)に放送。それに先駆け、クランクアップ時の清野らのコメントが到着した。
今年4月、ABCテレビが新設した全国ネットの連続ドラマ枠で、その記念すべき第1作となった主演・清野菜名、脚本家・岡田惠和によるオリジナル作品『日曜の夜ぐらいは…』。
それぞれに訳ありな家族を抱え、夢見ることが罪ででもあるかのような息の詰まる毎日を送っていた見ず知らずの岸田サチ(清野)、野田翔子(岸井ゆきの)、樋口若葉(生見愛瑠)。3人が予期せぬ出会いから何気ない日々を積み重ねる中で、夢を詰め込んだカフェの開業に向けまい進する尊い姿を温かな視線で描いてきた物語が、いよいよエンディングの時を迎える。
今夜放送の最終話では、カフェ「サンデイズ」がついにオープン。“お客さんを幸せにし、自分たちも幸せになる”という決意を心に刻み、サチたちはカフェの扉を開ける。果たして、「サンデイズ」こだわりのオリジナルメニュー「ちょっとだけ高いアイス」や、サチの母(和久井映見)特製の「邦子カレー」、若葉因縁の「ちくわぶカヌレ」の反響やいかに…。
また、これまで大事な局面でことごとく娘たちの足を引っ張ってきた、サチの父・博嗣(尾美としのり)と若葉の母・まどか(矢田亜希子)は姿を現すのか。気になる展開が続く中、日曜限定で“眠れない人”向けの深夜営業をする「サンデイズ」には、翔子を驚かせる1人の女性客が来店する。
偶然をきっかけに芽生えたかけがえのない友情を大切に育み、それぞれ足りない部分を補い合いながら夢への道のりを慎重に歩んできたサチ、翔子、若葉。そして、そんな3人を最も近い場所で支えてきた市川みね(岡山天音)。彼らは思い描いてきた幸せをつかむことができるのか、サチたちの行く末に注目だ。
今回、約1年ぶりとなるドラマ撮影を務めあげた清野は1人きりのシーンでクランクアップ。やり切った笑顔を浮かべる一方で、「1人で寂しい…」と本音も。主演の重圧に耐えながらサチを演じきった清野は、涙を浮かべながら「本当にすてきな作品に出会えて、とても幸せな時間でした。現場に来ると、本当に皆さんが明るくて、その皆さんの明るさに私はとても救われて、毎日の現場を乗り越えることができました」と感謝の思いを語っている。
なお現在、キャスト一同のコメント動画が公式YouTubeでも配信されており、最終回の放送とあわせてこちらも要チェックだ。一同のコメント全文は、次ページに掲載。
岸田サチ役・清野菜名
皆さん、長い間ありがとうございました。本当にすてきな作品に出会えて、とても幸せな時間でした。現場に来ると、本当に皆さんが明るくて、その皆さんの明るさに私はとても救われて、毎日の現場を乗り越えることができました。1年半ぶりに(ドラマの)撮影に参加してみて、あらためて現場って楽しいなと思わせてくださった現場でした。本当にありがとうございました。
野田翔子役・岸井ゆきの
ありがとうございました。最初は清野さん、生見さんとしか呼べないし、どうやって話せばいいんだろう…というところから、こんなふうに毎日笑い合えるみなさんと共演できて、このキャストで、この本で、一緒にドラマを作れたこと、本当に良かったと思っています。(私たちを)出会わせてくれた偉い人、本当にありがとうございました。
樋口若葉役・生見愛瑠
本当にありがとうございました。こんなにクランクアップが寂しいとは思いませんでした。4か月間、毎日のように現場にいた撮影が初めてだったので、終わってホッとしてもいますが、明日から撮影がないと思うと悲しいです。毎日(朝が)早くて終わりが遅いのに、みんな温かくて優しくて、すごく好きな現場でした。勉強になったし、私もちくわぶが大好きになりました! 寂しくなったらまた作品を見ます! ありがとうございました。
市川みね役・岡山天音
まさか、誕生日(6月17日)を超えてまで(撮影が)続いているとは思わなかったのですが、なんとか今日を迎えることができ本当にうれしく思います。オリジナルの台本で、リアルなんだけど夢のような毎日を、みねとして健やかに過ごさせていただくことができました。お世話になりました。ありがとうございました。
住田賢太役・川村壱馬(THE RAMPAGE)
すてきな作品に出会わせてもらって本当に感謝しています。(これまで)事務所制作の作品が多くて、そうではないドラマ現場が初めてだったのですが、本当にいい雰囲気で、僕もなじみやすく居心地のいい空間を過ごさせていただきました。皆さん本当にありがとうございました。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。ありがとうございました。
岸田邦子役・和久井映見
みんなの幸せを願わずにいられない台本だなと思いながら撮影がスタートして、今もまだ終わらないような気がしているんですけど、あーもう終わっちゃうんだなというのと、まだまだこの先のみんなの暮らしをのぞいて見ていたいなという気持ちが同時に存在していて、ちょっとあったかくて切ないです。最終回もテレビの前ですごく楽しみに待っています。ありがとうございました。
樋口富士子役・宮本信子
お疲れさまでした。富士子のような役は初めてでしたので、とても勉強になりました。富士子が丘の上で、幸せだった頃を思い出すカットはとても好きです。富士子が背負っているものを出したいと思っていたので…。双眼鏡でのぞくのもすごく楽しかったですね(笑)。それとちくわぶ! 実は私、ちくわぶを認めていなかったんですよ…本当言うと(笑)。でも撮影でいただいたちくわぶがおいしくて、目から鱗でした。ありがとうございました。
最終話あらすじ
「サンデイズ」オープンが迫った夜、サチ(清野菜名)は翔子(岸井ゆきの)、若葉(生見愛瑠)と“一番高いアイス”を食べながら、「お客さんが1人も来なかったらどうしよう」と不安を打ち明ける。みね(岡山天音)は賢太(川村壱馬)と初めて2人で晩酌を交わし、邦子(和久井映見)、富士子(宮本信子)はカフェの成功とみんなの幸せを祈りながら、それぞれに一夜を過ごす。そして、開店当日。サチたちは「サンデイズ」の扉を開く…。
番組情報
『日曜の夜ぐらいは…』最終話
ABCテレビ・テレビ朝日系全国ネット
2023年7月2日(日) 午後10時~
公式HP:https://www.asahi.co.jp/drama_22_abctv/