7月11日(火)スタートの福原遥と深田恭子がW主演を務める新火曜ドラマ『18/40(エイティーン/フォーティー)~ふたりなら夢も恋も~』(TBS系 毎週火曜 午後10時~10時57分※初回15分拡大)の制作発表会見が行われ、福原、深田と鈴鹿央士、上杉柊平、安田顕が登壇した。
本作は、福原遥演じる夢に向かって歩き始めた18歳の妊婦・仲川有栖と、深田恭子演じるアラフォーで恋を後回しにしてきたビジネスパーソン・成瀬瞳子の2人の女性が年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるオリジナルのラブストーリー。タイトルの“18/40”は主人公2人の年齢を表している。
TBSの連続ドラマ初主演となる福原は「まさかこんな大役を頂けると思っていなかったので、本当にうれしいですし、いいものを皆さんと一緒に作れるように頑張りたいなと思っています」と意気込み、4作目のTBS火曜ドラマ主演となる深田は「火曜ドラマってすごく人を明るくさせてくれるドラマの中で、深刻なシーンはありますが、いろんな年齢の方に刺さるドラマになっていると思いますし、皆さんに楽しくご覧いただけたらいいなと思います」とアピールした。
女性同士の絆も描く本作。撮影の雰囲気を問われた福原が「小さい頃からお姉ちゃんが欲しいと思っていたので、今回こうやって深田さんと姉妹のような雰囲気で撮影できることがすごく楽しいですし、たくさん支えていただいています」と明かすと、深田も「私が演じる瞳子がちょっとお節介な役なんですが、私、実際に妹がいるので、遥ちゃんがかわいらしくて構いたくなっちゃって」と仲を深めている様子。
またお互いの存在について、福原は「現場でたくさん甘えさせていただいていますし、現場の雰囲気も本当に温かくしてくださって。最初緊張していたのですが、それも吹き飛ぶくらい楽しい現場で、お姉ちゃんのように甘えさせてもらっています」と。深田も「かわいらしくて仕方なくて。遥ちゃんが来ると癒やしになるというか、こっちまで笑顔になってしまいます」と語り、よく連絡を取り合っていることを明かした。
ダンサーを目指す祐馬を演じる鈴鹿は、役作りのためにダンスレッスンを受けているそうで、「人生初ダンスだったので、レッスンが始まったばかりは世の中に出しちゃいけないなと思いながら、ちゃんとドラマで使えるぐらいにしないとなと、今もレッスンを頑張っている最中です」と明かすと、安田が「本当に初めて!?」と驚きの表情を見せた。
そんな鈴鹿のダンスシーンを近くで見た福原が「本当に感動しました。ずっと見ていたら途中から一緒に踊りたくなっちゃって、現場で踊ったりして」と語ると、深田が「3人で踊っていたら、央士君がイヤリングを落としちゃって、ちょっと怒られちゃってね」と告白。鈴鹿は「うれしくなっちゃってテンションが上がりすぎてしまって、動いていたらポロっとイヤリングをマンホールに落としてしまって…」としょんぼりした様子で詳細を明かした。
アート作品の輸送するトラックドライバーで、金沢で瞳子と出会う息吹を演じる上杉は、金沢ロケについて「きれいな街並みで出会うというのはすごく印象的な画になっているなとあらためて思いましたし、撮影している時点でもすごくすてきな場所だなと。ロケに協力してくださった方々もすてきで」と明かし、深田が現地のお母さんたちと仲良くなっていたエピソードも語った。
有栖の父親の市郎を演じる安田が、福原から“癒やしミスト”を感じていることを明かし「丁寧に撮れば撮るほど、心配することが当たり、せっかちになったりして、現場の人たちの貧乏ゆすりが止まらないんだけど、『おはようございます』と福原さんが来るとミストが出ていて、貧乏ゆすりがピタっと止まるんです」と語ると、福原は「安田さんがいる現場は笑いが絶えなくて、皆さんを笑わせてくださいますし、アドリブがとても面白くて、次何が来るんだろうと楽しみにしています」とお互いが現場でパワーをもらっている様子。
さらに、安田は以前『エジソンの母』で福原と親子役を演じており「あいさつをしたときに、『実は初めてじゃないんです』と言われて。実は小学校1年生のときに『エジソンの母』ですごく優しくしてもらって。私のお父さん役をやってくれてありがとうごさいますと言ってくれたんです。芥川龍之介の『蜘蛛の糸』みたいなもので、優しくしておいてよかった」と語った。
会見の中盤には、キュレーターを目指す有栖とアートスペシャリストの瞳子にかけて、会見場に飾られているアート作品について触れる場面も。さらに、ドラマとコラボレーションしたアート作品が初披露され、「すてきですね。すごく立体的でドラマのイメージにもあっていて感動です」(福原)、「40歳でよかったな」(深田)、「(ドラマの)イメージカラーとぴったり」(上杉)と感想を。ドラマ内の重要なシーンをモチーフにして制作されたことについて鈴鹿から「大事なシーンが気になる」という声も上がる中、安田が「いくらなんですか?」と問いかける場面も。
ここで「18歳のときの自分に今ひと言助言するなら?」「40歳になったときの自分に向けてのひと言」をそれぞれフリップで回答することに。鈴鹿が40歳の自分に「かっこよくなっててね」と挙げ、「ヒゲが似合う男性になっててもらいたい」と理想を語り、18歳の自分には「岡山を楽しんで」と。「芸能界の活動をこれから始めましょうというタイミングだったし、今岡山に帰りたいなと思う自分もいるので、もっと岡山を楽しんでから東京に来ればよかったなと思っている」と理由を明かした。
そんな鈴鹿に福原が「現場で岡山弁を話されていて。すごく温かみのある方言で聞きたくなっちゃって、たくさん『これってなんて言うの?』って聞いています」と明かすと、鈴鹿も「“わし”っていうだけで、笑ってくれるので」とニッコリ。
最後に深田は「遥ちゃん演じる有栖と私が演じる瞳子が最初は反発しながらも、年齢の離れた2人が友情とはまた違う絆を作っていく姿を皆さんに見守っていただけたらと思います」と。
福原も「日々過ごしていると、いろんなことが起きて、いろんな選択肢が出てくる人生だと思うんですけど、私自身、この作品を読んで、そういう選択をするときや、何か壁にぶち当たったときに、すごく背中を押してもらえるような、勇気をもらえるような作品だなと。皆さんにとっても日々どういう人生にしていこうだったり、すごく考えさせられる作品でもあると思います。この作品を見て、少しでも皆さまの勇気や、最初の一歩を踏み出せる力になれる作品になっていければいいなと思います。ぜひ楽しみにしていてください」と視聴者にメッセージを送り、会見を締めくくった。
番組情報
火曜ドラマ『18/40~ふたりなら夢も恋も~』
TBS系
2023年7月11日(火)スタート
毎週火曜 午後10時~10時57分
<出演>
福原遥、深田恭子、鈴鹿央士、上杉柊平、出口夏希、長澤樹、八木勇征(FANTASTICS)、嵐莉菜、松本若菜、片平なぎさ、安田顕ほか
<スタッフ>
脚本:龍居由佳里、木村涼子
プロデューサー:韓哲、荒木沙耶、内川祐紀
演出:福田亮介、松木彩、宮﨑萌加
番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/1840_tbs/
番組公式Twitter:@1840_tbs
番組公式 Instagram:@1840_tbs