田中樹が東山紀之主演『刑事7人』にサプライズ登場!ストーリーのカギを握る人物に「気合十分でやらせていただきます」

ドラマ
2023年07月05日
『刑事7人』©テレビ朝日

7月5日(水)に放送された、東山紀之主演ドラマ『刑事7人』(テレビ朝日系 毎週水曜 午後9時~9時54分)第5話ラストに田中樹(SixTONES)が、サプライズ登場。田中からコメントが到着した。

2015年にスタートして以来、東山紀之演じる主人公・天樹悠を中心に、深い人間模様とサスペンスフルなドラマが共存する人気刑事ドラマシリーズとして走り続ける『刑事7人』。“水9”の刑事ドラマ枠においてなくてはならない存在となっている本作だが、今シーズンはミステリーとしての面白さはそのままに、過去と現在が交錯するシリーズ史上最大のスケールで送る。

天樹悠をはじめ、海老沢芳樹(田辺誠一)、坂下路敏(小瀧望/ジャニーズWEST)、野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)、片桐正敏(吉田鋼太郎)、そして法医学の権威・堂本俊太郎(北大路欣也)という7人のスペシャリストの躍動に期待が高まるが、今回はそれぞれが人生の岐路に立ち、新専従捜査班は大きく揺れ動く。

そんな中で巻き起こる、再び動き出した終わったはずの10年前の事件、警察内の誰かが仕掛ける暴露チャンネル、そして試される7人の絆…。

7月5日(水)に放送された第5話のラスト、エンドクレジットが流れる中、突如映し出されたのは、辺りを見渡しながら街を歩く謎の若い男の姿。誰かに電話をかけ一言「着きました」と告げるのだが…。彼こそが第6話、そして第7話のキーパーソン・井手孝也。孝也役を演じる田中樹(SixTONES)を迎え、今後どのような事件が展開されていくのか。

今回のストーリーの軸となるのが、10年前の東関東連続強殺事件。事件の生存者である盲目の女性・望月和沙(山崎紘菜)、和沙の夫で、殺人容疑で逮捕された浜崎修斗(堀井新太)を中心に物語は進行してきた。そこにナゾの大手企業社長・利根川宗一(渡辺大)の存在や、真実を知る可能性がありながらも自死を遂げた天樹と同期の鑑識のエース・岡崎周平(藤本隆宏)が加わり、事件の真相はさらに混沌を極める。

そして、10年前の事件の関係者が次々と取り上げられる暴露チャンネル「ポリス浄化ぁ」の存在…。片桐の怪しい動きの理由が第5話の終盤ではっきりと分かった今、果たして、刑事の辞職を賭ける天樹は、自身の信じる正義を貫き通すことはできるのか。

『刑事7人』©テレビ朝日

そんな複雑に入り組んだストーリーのカギを握ることになる、新たな登場人物が孝也だ。天樹とは、ある事件の裁判が行われている裁判所の傍聴席で出会うことになるのだが、天樹は孝也のことを、どこか危うさを持っている男として気になる。そして、天樹の予感は的中し、孝也は衝撃のてん末を迎えることに。

孝也を演じる田中は「刑事ドラマへの出演も初めてで、しかも、東山さんもいらっしゃいますし…緊張にも似た感情になったことを覚えています」とオファーを受けた際の心境を回想。

また、孝也については「すごく難しかった」と吐露。しかし「寂しく、1日、1日に満足していない人物なんだということが、感情が入ってくればくるほど、分かってきました。明確に孝也像を捉えられたので、それに向かって役作りや工夫をしてきました」と万全の態勢で臨めたことを明かす。

さらに、撮影現場は「東山さんがイジってきてくださって、監督さんやカメラマンさんともお話しして、作品の内容とは打って変わって、すごく楽しかったです」と、リラックスして演技に入りやすい雰囲気だったそう。東山からは「『頼むね』と言っていただいた」と言い、「期待に応えたいという思いで挑みました」と、絶好の環境の中で孝也という役に取り組めた様子。

「東山さんが引っ張って作ってこられた『刑事7人』に、田中樹が入って、いかに違った空気感を与えられるのかを考えていました。僕自身、約1年ぶりの映像でのお芝居になります。気合十分でやらせていただきますのでお楽しみにしていてください!」とアピールする田中は、いったい『刑事7人』にどのような新風を吹き込んでくれるのか。田中のコメント全文は下記に掲載。

田中樹 コメント
『刑事7人』©テレビ朝日

『刑事7人』は今回でシーズン9。これだけ長く続く作品ですので、多くの人に愛されているというのはもちろん、感情移入しやすい出来事や事件、登場人物の心情が詳細に描かれている場面が多いといった印象を持っていました。見ている側も、何かを感じることができるドラマですよね。オファーを受けた際は、本格的な連続刑事ドラマへの出演も初めてで、しかも、東山さんもいらっしゃいますし…緊張にも似た感情になったことを覚えています。
井手孝也という人物を演じさせていただきますが、すごく難しかったです。監督とも3回ほど事前に本読みをやらせていただきましたが、回数を重ねるごとにどんどん変わっていって…。当初、僕が考えていた孝也とは随分とかけ離れていきました。というのも、僕は孝也のことを“器用でうまく生きている人”といった印象を抱いていたのですが、寂しく、1日、1日に満足していない人物なんだということが、感情が入ってくればくるほど、分かってきました。明確に孝也像を捉えられたので、それに向かって役作りや工夫をしてきました。
撮影現場では、東山さんがイジってきてくださって、監督さんやカメラマンさんともお話しして。作品の内容とは打って変わって、すごく楽しかったですね。和やかな雰囲気で、とてもやりやすかったです。
東山さんはジャニーズJr.時代からずっとお世話になっている大先輩で、グループのこともいつも気にかけてくださっています。これまで、お仕事ではステージでしかご一緒していませんでしたが、お会いした時に「頼むね」と言っていただいたので、期待に応えたいという思いで挑みました。東山さんが引っ張って作ってこられた『刑事7人』に、田中樹が入って、いかに違った空気感を与えられるのかを考えていました。僕自身、約1年ぶりの映像でのお芝居になります。気合十分でやらせていただきますのでお楽しみにしていてください! 長きにわたって愛される作品ですので、面白いのは間違いない。できれば、過去シーズンも見直して、作品のことを知った上で見ていただければ、余計に楽しめるんじゃないかなと思います。

第6話(7月12日(水)放送)あらすじ

担当したかつての殺人事件の裁判を傍聴するべく、天樹悠(東山紀之)は裁判所に出向く。天樹は傍聴席で、どこか自身と同じ“危うさ”を持った人物・井手孝也(田中樹)と出会う。孝也は、検事の姿をじっと見つめていた。
やがて、殺人事件が発生。野々村拓海(白洲迅)、青山新(塚本高史)が臨場している現場へ天樹は向かうが、その遺体がなんと裁判所で出会った孝也だったため驚く。彼は、過去に詐欺容疑で逮捕されており、つい最近も闇バイト関連で揉めていた形跡が見つかる。殺人は特殊詐欺メンバーの仲間割れによるものだろうか。
そんな中、天樹の単独捜査によって、孝也がなぜあの日、裁判所にいたのかが浮き彫りとなってくる。そこには、また10年前の連続強殺事件が絡んできて…。一方で、10年前の事件現場を再び訪れた天樹を執拗に付け回す男の影が。
やがて、天樹は孝也の出身地である茨城県を訪れる。12年前に起こった大規模な災害のせいで、孝也は母親を失い、児童養護施設へ入所。誰ともなじまず、持っているはずのないお金を持っていたことから、施設員と言い争いになったこともあるという。そして天樹は、町役場である写真を見つける。それは、孝也と10年前の東関東連続強殺事件を結びつけるもので――。

番組情報

『刑事7人』
テレビ朝日系
毎週水曜 午後9時~9時54分

番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_09/

©テレビ朝日

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