主演・生田斗真×監督・三池崇史という強力タッグで贈る本作は、ヒット作『クロコーチ』を生み出したリチャード・ウー(原作)&コウノコウジ(作画)コンビの人気漫画「警部補ダイマジン」(「週刊漫画ゴラク」連載中、日本文芸社刊)をドラマ化したピカレスク・サスペンス。
弱みを握られたことで、すっかり召使いに成り下がった正義感の強い熱血警部補・ダイマジンこと台場陣(生田)と、彼の“ご主人様”として君臨するドSな特命捜査対策班の室長・平安才門(向井理)。この“最凶コンビ”と、最初は台場を殺人犯と疑って接近してくる刑事・七夕夕夏(土屋太鳳)が、巨悪に立ち向かう超過激なピカレスク・サスペンスドラマ『警部補ダイマジン』。
7月7日に放送された第1話の見逃し配信再生回数は、現時点で163.2万再生を突破(ビデオリサーチにて算出/7月8日~7月12日)。テレビ朝日金曜ナイト枠において最高記録を更新中であり、TVerのドラマランキングでも1位を獲得するなど、SNSでも注目を集めている。
第1話のラストでは、秘密結社「44」の殺し屋・市川孝蔵(矢柴俊博)の襲撃を受け、平安と牡丹則行(浜野謙太)が窮地に。2人を一撃で救出した「動く暴力装置」こと暴力のスペシャリスト・台場が、第2話では大暴れ。特に市川とは、命がけの戦いを繰り広げる。
激しくぶっ飛ばされ、猛スピードの車から間一髪で逃れ…と、戦いは息をのむアクションシーンの連続。しかも生田は、ほぼスタントマンなしで自ら演じているという。生田が体を張って挑む、巨匠・三池監督らしいバイオレンス×アクションシーンの連続に、熱くなること必至だ。
一方、平安をはじめ、未解決事件を専門に扱う特命捜査対策班の賀来さくら(シシド・カフカ)や牡丹は、政府や警察の汚れ仕事を請け負う「44」の暗躍により未解決事件になっているものも多いはず、と台場に告げる。突拍子もないこの話を、信じることができない台場。
さらに平安は、「天羽を殺害したことがきっかけで、われわれは今後も命を狙われるだろう」と断言。なぜなら、平安らは天羽が「44」の幹部だった可能性が高いと見ていたから――。自分の行動によって、特命班のメンバーが「44」から狙われることになったと知った台場は…。
そんな中、法外な高給を得ている大企業経営者や外国人CEOが変死する事件が頻発。この事件にも「44」が絡んでいると踏んだ平安の指示で、台場らは捜査に奔走する。平安が「44」に固執するのには、何としてでも「44」の黒幕をあぶり出さなければならない理由があった。平安の指示で、科学捜査研究所の警視・雲田泰造(松平健)の元に向かった台場もまた、その理由を知る。
かたや、連続幼女誘拐殺人事件の捜査中、救出された幼女に話を聞いて以降、刑事・七夕は犯人の特徴に当てはまる台場をひそかに付け回していた。第2話では、そんな七夕が台場に急接近。疑惑を確信に変えるべく、台場に声を掛けるのだが…。
台場の身辺を洗ううち、弁護士の元妻・高田美和子(成海璃子)の存在を知った七夕。台場に幼女趣味があったのか、彼の本質を知ろうと美和子を訪ねる。台場との結婚生活を「私の人生の最大の汚点」と言い放つ美和子、そして台場を疑い続ける七夕…。新たなキャラクターも増え、物語はますます怪しく加速していく。
生田、向井、成海と言えば、ドラマ『ハチミツとクローバー』(2008年)で共演した間柄。そのため成海の出演が決定した際には、「ハチクロ! みんな大人になったなぁ」「成海璃子追加もエモすぎる…楽しみ」と、約15年ぶりに集結する3人にSNSも大いに沸いた。3人の“エモい”再集結、そして土屋&成海の競演にも注目だ。
なお、TELASA(テラサ)では、地上波放送後に未公開シーン&メイキング映像を追加した『警部補ダイマジン完全版』を毎話配信中。オリジナルのオープニング映像&地上波と異なるエンディングのほか、本編の最後には「完全版」でしか見ることのできないメイキング映像や、各話のテーマに基づいたスペシャル映像『警部補ダイマジンの作り方』が登場する。
第2話「警部補ダイマジンの作り方」では「監督・三池崇史とは」と題し、三池監督の演出に全貌に迫っている。生田、土屋、小澤征悦、シシド、浜野、高橋克典、向井の証言から浮き彫りになる三池崇史像とは。そして、三池監督は自身の演出方法と、出演者たちの印象を語る。
番組情報
『警部補ダイマジン』
テレビ朝日系
毎週金曜 午後11時15分~深夜0時15分 ※一部地域を除く
番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/daimajin/
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