令和ライダー第5作となる『仮面ライダーガッチャード』(テレビ朝日系 毎週日曜 午前9時~9時30分)が、9月3日(日)からスタートする。
『ゼロワン』『セイバー』『リバイス』、そして『ギーツ』と、先の読めない新時代に降り立った令和仮面ライダーたちは、それぞれの信念を胸に熱いバトルを繰り広げ、視聴者に大いなる希望をもたらしてきた。そんな彼らに続く令和ライダー第5作が、9月3日(日)からスタートする。
2023年、新たな未来に向けて走り出すのは『仮面ライダーガッチャード』。そのモチーフは、カードと錬金術。カードを多彩に操る錬金術師の仮面ライダーが誕生する。
錬金術とは、異なる組み合わせによって“金”を生み出そうとする技術のこと。その神秘的な研究のひとつには、人工的に“生物”を生みだそうとする試みも含まれていた。本作では、それらの実験が人知れず成功した現代を舞台に物語が繰り広げられる。
そんな『仮面ライダーガッチャード』の物語の鍵となるのは、錬金術がもてる最高の技術を集めて造られた「人工生命体(モンスター)ケミー」。ケミーはバッタやSLなど、この世に存在する万物を模して造られた生命体で、その数は101体。それらは「ライドケミーカード」というカードに保管されていた。
ところが、慎重に保管されていたはずの彼らがカードを飛び出し、一斉に開放されてしまう。偶然、その事件に巻きこまれてしまった主人公の高校生・一ノ瀬宝太郎(いちのせ・ほうたろう)は、仮面ライダーガッチャ―ドの変身ベルト「ガッチャードライバー」を託され、世に放たれたケミーを回収する使命を与えられる。
ケミーは、善なる心と響きあえば人間の仲間となる心強い存在。その証拠に、宝太郎はライドケミーカードをガッチャードライバーに装填することで、ケミーと融合して仮面ライダーガッチャードに変身する。一方で、人間の悪意と結合すると、怪人・マルガムを生み出してしまう危険もはらんでおり、まさに善と悪、表裏一体の性質を持っている。
また、宝太郎の口グセは「ガッチャ!」。これは「やったぜ!」や「つかまえた!」を意味する英語のスラングだが、宝太郎は101体のケミー全てを「ガッチャ」することはできるのか。
新たな仮面ライダーが発表されると注目を集めるのはそのフォルムだが、ガッチャ―ドの特長はブラックスーツにまとった、明るく輝くブルーのボディ。太陽の光に照らされるとまぶしいほどにきらめき、宝太郎の明るく元気いっぱいな性格を体現しているかのよう。さらに、マスクの複眼部分が2つの矢印を向き合わせたようになっているのも大きなチャームポイント。2つの力を融合させて倍以上のパワーを生み出す、錬金術師らしさを表現している。
宝太郎は2枚のライドケミーカードを選び、ガッチャードライバーで錬金することで仮面ライダーガッチャ―ドへと変身。解禁されたキービジュアルに描かれているのは、バッタのケミーである「ホッパー1(ワン)」と、SL(蒸気機関車)のケミーである「スチームライナー」を組み合わせて変身した姿「仮面ライダーガッチャード スチームホッパー」だ。
なお、7月21日(金)よりYouTube、Twitter、Instagram、TikTokの各公式アカウントでガッチャ―ドを写したショート動画を公開予定。この動画のディレクションは『仮面ライダーセイバー』に出演していた古屋呂敏が手掛けており、映像作家でもある古屋がとらえた、史上最速のガッチャ―ドの映像を視聴することができる。
そして、7月28日(金)公開の「映画 仮面ライダーギーツ 4人のエースと黒狐」に仮面ライダーガッチャ―ドが登場することが決定。ガッチャードが駆使するアイテムや気になるキャスト情報などは今後続々と解禁される予定となっている。
番組情報
『仮面ライダーガッチャード』
テレビ朝日系
2023年9月3日(日)スタート
毎週日曜 午前9時~9時30分