小池栄子が、10月期水曜ドラマ『コタツがない家』(日本テレビ系 毎週水曜 午後10時)で民放GP帯連続ドラマ初主演を務めることが決定し、コメントが到着した。
本作はてんやわんやな日々に小さく小さくきらめく幸せを描きだす、笑って泣けるネオ・ホームコメディー。主演を務めるのは、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(2022年)で北条政子役を熱演し、橋田賞を受賞するなど、演技力が高く評価される小池栄子。本作が民放GP帯連続ドラマ初主演となる。
脚本は、『俺の話は長い』(2019年)で向田邦子賞を受賞した金子茂樹が担当し、『俺の話は長い』のスタッフチームがタッグを組んで送る。
小池演じる主人公・深堀万里江は、上司・部下問わずみんなから頼りにされ、「彼女に頼めば離婚しない」という伝説のやり手ウエディングプランナーにして会社社長。仕事はバリバリだが家には、廃業寸前の売れない漫画家の夫とアイドルを夢見るもオーディションで脱落し、人間不信になってしまう息子、さらに熟年離婚を言い渡され1人になった父親も来てしまい3人のダメ男を養うハメに。
「よくもまあ毎日トラブルを起こせるもんだ!」と3人のダメ男たちとの日々にてんやわんやな万里江。が、時にはその温もりに涙しそうになりながら、新しい家族の形を探していく。
どんな苦難も持ち前の前向きさで立ち向かい、たとえ男たちが100の大きな失敗をしても小さじ一杯の成長で感動し、小さじ一杯の優しさで涙があふれ、そのたびに心の中で高らかに宣言する、「ワタシが食わせる心配するな!」。
小池は本作への出演について「結婚している女性は、誰もが共感できるお話になっていると思います。頑張っている世の女性たちが『分かる! 分かる!』と共感し、私が演じる万里江という役を通して、ストレスを発散できるような内容です。頑張っている女性の皆さんに、『あなただけじゃないんだよ』というエールを送れるような作品にしたいです。見ている皆さんが“この家より、わが家はマシだね”なんて盛り上がってもらえればうれしいです」と作品の感想を。
そして、「連続ドラマの主演を任せていただき、とても光栄に思っています。緊張もしていますが、相当気合い入っていますので、ぜひご期待ください! 小池、頑張ります!」と意気込みを語った。
そして、ウエディングドレスなのに右手に“仕事”で使うパソコン、左手には“家族”のためのネギの入った買い物袋という、主人公・万里江を象徴するビジュアルも公開。
撮影を終えた小池は、「久々にウエディングドレスを着たのでとてもテンションが上がりました! ウエディングドレスにパソコンと買い物袋という相反するビジュアルは、仕事に家庭に奮闘するヒロイン・万里江を象徴するものとなっています。万里江が今後どういうことに巻き込まれていくのか、ワクワクします」と作品への期待を寄せた。