松村北斗(SixTONES)と西畑大吾(なにわ男子)がW主演を務める、オシドラサタデー『ノッキンオン・ロックドドア』(テレビ朝日系 午後11時~11時30分)の第1話が7月29日に放送。糸切美影役を早乙女太一を演じることが明らかになり、本人よりコメントも到着した。
松村北斗演じる“トリック=不可能(HOW)専門探偵”御殿場倒理×西畑大吾(なにわ男子)演じる“動機や理由=不可解(WHY)専門探偵”片無氷雨という、相棒にしてライバルの最強ダブル探偵がほほ笑ましくもヒリヒリする人間ドラマを紡ぎながら、数々の難事件に挑んでいく『ノッキンオン・ロックドドア』。
7月29日放送の第1話では、早くも驚きの展開が。原作で根強い人気を誇るキャラクター・糸切美影(いとぎり・みかげ)がサプライズ登場し、ずっと“誰が演じるのか?”と注目されていた美影役のキャストが、早乙女太一であることがオンエアで初めて明かされた。
早乙女は4歳から大衆演劇で活躍し、「座頭市」(2003年)で銀幕デビュー。自らが座長を務める劇団朱雀をはじめ劇団☆新感線などの舞台、朝ドラ『カムカムエヴリバディ』、『六本木クラス』といった多数の話題作で幅広い役柄を演じ、無類の存在感を放ち続けている。
そんな彼が今回演じる美影は、殺人を目論む依頼人にトリックを指南する、ミステリアスな犯罪コンサルタント。 大学時代には倒理、氷雨、警視庁捜査一課の刑事・穿地決(石橋静河)と同じ天川教授(渡部篤郎)の犯罪社会学ゼミに所属しており、当時から3人も一目置くほど桁違いの才能を持っていた人物だ。しかし、そこまで有能な男がなぜ、よりによって犯罪を作り出す仕事に就いたのか…。その謎を解くカギは、倒理&氷雨が大学時代に直面した闇深き“未解明”事件にあるようだ。
早乙女が「美影はどこか人間味がなく、つかみどころのない人物ですが、その軸には揺るぎない思いを秘めた人物でもあります」と評する、謎多きキーパーソン。そんな美影が次回8月5日(土)放送の第2話では、まさに完全犯罪ともいうべき“衆人環視の毒殺”を仕組み、倒理&氷雨&穿地を翻弄していくことに。今後徐々に明かされていくダブル探偵との因縁と併せ、その一挙手一投足から目が離せない。
早乙女は過去に、前述の『カムカムエヴリバディ』や『黒の女教師』で松村と共演するも、面と向かって芝居を交わすのは今回が初めて。また、西畑や堤幸彦監督とも今回が初タッグとなる。「僕自身、ミステリーや探偵モノが好きで、堤監督の作品も好きでしたので、『ノッキンオン・ロックドドア』に参加できることになり、とてもうれしく思います。撮影現場では松村さんと西畑さん、お二方とも、とても穏やかな雰囲気の中に情熱や鋭さを持たれているなと感じました」と声を弾ませた。
第2話(8月5日放送) あらすじ
3年前に不正献金疑惑で世を騒がせた元衆議院議員・南雲弘伸(大河内浩)が、自ら開催したパーティーで、スピーチの最中に突然苦しみ出し、搬送先で死亡した! スピーチ直前に南雲が口にしたシャンパンからは毒物が検出。しかも、会場の入口には毒物が入った小瓶と共に、古典落語「死神」の一節が記された紙が残されていた…。この“あえて残された痕跡”を見た警視庁捜査一課の刑事・穿地決(石橋静河)の顔色は一変! すぐさま不可能(HOW)専門探偵・御殿場倒理(松村北斗)と、不可解(WHY)専門探偵・片無氷雨(西畑大吾)に連絡を入れる。
「美影がまた人を殺した」――美影とは、3人の元ゼミ仲間・糸切美影(早乙女太一)。現在は犯罪コンサルタントとして、殺人を目論む依頼人にトリックを指南しており、その才能は桁違い。今回もまさに完全犯罪ともいうべき、“衆人環視の毒殺”を仕組んだのである!
というのも、毒入りのシャンパングラスはほかでもない南雲自身が、給仕係のトレーからランダムに取ったもの。しかも、会場内の飲食物からは一切、毒物が検出されなかった。では一体、誰がいつ、どうやってグラスに毒物を混入し、南雲の手にだけ渡るように仕向けたのか…? 美影にしか作れない最高難度の謎に、奮い立つ倒理と氷雨。そんな中、大胆な仮説を立てた倒理は、南雲と二人三脚で政界をのし上がってきた秘書・浦和敬人(丸山智己)に着目! 氷雨と共に、浦和のもとを訪ねるが…。
やがて事件の推理をめぐり、倒理と氷雨が決裂!? さらに、単独で動き出した倒理が、絶体絶命の危機にさらされてしまい…!
番組情報
『ノッキンオン・ロックドドア』
テレビ朝日系
毎週土曜 午後11時~11時30分
番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/knockin_on_locked_door/