髙橋ひかる、一ノ瀬颯&眞島秀和と「いつか3人でラジオをやりたい!」と願いを告白『ハレーションラブ』

ドラマ
2023年08月02日
『ハレーションラブ』©テレビ朝日

髙橋ひかるが主演を務める『ハレーションラブ』(テレビ朝日系 毎週土曜 午後11時30分~深夜0時)が、8月5日(土)放送スタート。それに先駆け、制作発表トークイベントが開催され、髙橋、一ノ瀬颯、眞島秀和、脚本を手掛けた若杉栞南が登壇した。

テレビ朝日ドラマ初主演の髙橋ひかる×新進気鋭の脚本家・若杉栞南が初タッグを組んで送る、かつてない衝撃の美しいラブサスペンス『ハレーションラブ』。

物語は、平和な街で亡き父が残した写真店を母と一緒に細々と営みながら大学に通う女子大生・深山朱莉(髙橋)が、かつての幼なじみ・藤原昴(一ノ瀬颯)と謎多き男性・浅海恭介(眞島秀和)と同時期に出会った頃から、街では不穏な事件が次々と起こり始め…。やがて自分が信じてきた街と人の嘘が暴かれていき、街中でひた隠しにしてきた15年前の事件の真相につながっていくことに。そこにはおぞましくも哀しい物語が秘められていた。

そんな衝撃の物語のスタートを目前に控える中、制作発表トークイベントが行われ、主演の髙橋をはじめ、一ノ瀬、眞島が登壇。早くも和気あいあいとしたやり取りを披露しながら、撮影裏話を続々披露したほか、脚本家の若杉も登壇し、初の連続ドラマに挑む心境を明かした。

猛暑が続く中、3人は涼やかな浴衣姿で登場。撮影現場の様子を聞かれた髙橋は、「一ノ瀬さんはいつも、めっちゃ明るいです。ずっと笑っていませんか?(笑)」と振ると、一ノ瀬は「そう、ずっとハッピーって感じですね!」と会見冒頭からハイテンションな様子。

この明るい雰囲気は一ノ瀬に限らないようで、髙橋も「初日からこれまでご一緒したことがあったのかな? って思うほど、眞島さんや一ノ瀬さんをはじめ、他の共演者の皆さんもめちゃくちゃ明るくて面白くて、いつも笑いが絶えない現場になっています」と明かす。

『ハレーションラブ』©テレビ朝日

既に仲のいい雰囲気が伝わる3人は、会見前の控室でもそれが伝わるやり取りがあったようで、眞島の発言に対し、髙橋と一ノ瀬が「2人で全く同じタイミングで同じフレーズでツッコんだ」そう。さらに、一ノ瀬は「僕もひかるちゃんもテンションは高いほうだと思うんですが、眞島さんは嫌な顔をせずに同じテンションで合わせてきてくださるんですよ」と。

髙橋も「たまに超えているんです」と、2人を超えるテンションを眞島が披露することがあると暴露。そんな2人に、眞島は「後からぐったりしているんだよ」と茶目っ気たっぷりに応えた。

本作では、朱莉が昴と浅海と出会った頃から街で不穏な事件が起き始めるが、その鍵となるのが、七夕の短冊ということにちなみ、それぞれの願いを発表していくことに。「僕は決まっています」と真っ先に答えた一ノ瀬の願いは、「地球が涼しくなりますように」。「だいぶ今、汗かいているから。涼しくなってほしいです!」と切実な願いを告白する。

一方の髙橋の願いは、なんと「運転免許」。「私は免許を取りたいんです」という髙橋のまさかの願いに、一ノ瀬は冷静に「それを願うの?」とツッコみ、髙橋も「取りに行けばいい話なんですけど、願いを書いたら、もしかしたら降ってくるかもしれない(笑)」と、まさかの理由で会場を笑いに包んだ。

そんな中、眞島が発表した願いは「愛犬の健康と長生き」と「世の中がいい方向に向かってくれること」の2つ。でも「まずは、一番大事なのは愛犬なので」と何よりも愛犬のことが第一の様子で、会見中にもたびたび愛犬の話を語り、その溺愛っぷりを披露。

さらに、髙橋は3人を代表して「3人でやってみたいこと」という願いを聞かれると、「ラジオをやりたいなと思っています!」と即答。その理由について、髙橋は「眞島さんは共演する前はすごくクールで寡黙なイメージだったんですけど、お会いするとクールな方ではあるんですけど、すごくおもしろくて本番直前までずっと笑わせてくるんですよ。一ノ瀬さんもお話していて楽しいですし、ちょっと天然な姿も出てくると思うので」と、冠ラジオ番組を持つ髙橋はMCとして2人の面白さを広めたいと熱く語った。

『ハレーションラブ』©テレビ朝日

また、本作で初めて連続ドラマの脚本を手掛ける脚本家・若杉も会見に登場。髙橋は「同世代としてお話を書かれる方とご一緒できることもうれしいですし、そこでお話した役のイメージや、どういう女性を演じたいかということ、自分のクセなども脚本に落とし込んでいただいて、少し当て書きのようなこともしていただいて、すごく光栄でした」と本作で若杉とのタッグを組むことに感激しきり。

一ノ瀬も「一気に読んじゃうくらい面白くて、1つひとつのキャラクターを大事にしていて、どう歩いてきたのかっていう道しるべみたいなものを、最初から明確に示してくださったおかげで役のイメージもすごくしやすくて、作品にすっと入っていけるすごくすてきな脚本」と大絶賛。

一方の眞島からは、「自分が若杉さんの年齢だった頃を思い出すと、恥ずかしい感じがします」とその才能に圧倒されている様子を明かしながら、「これからどんどん活躍していくであろう脚本家の方なので、僕は大変です。ものすごく媚びを売っています」とまさかの発言も。そんな若杉は、「ワクワクする一方で、初めての連ドラになるのでちょっとドキドキしながら待ち遠しくもあります」と緊張を緊張を浮かべた。4名のコメント全文は、次ページに掲載。

『ハレーションラブ』©テレビ朝日

髙橋ひかる(深山朱莉・役) コメント

『ハレーションラブ』©テレビ朝日

◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?

一ノ瀬さんはいつも、めっちゃ明るいです。ずっと笑っていませんか?(笑) 初日から、これまでご一緒したことがあったのかなって思うほど、眞島さんや一ノ瀬さんをはじめ、他の共演者の皆さんもめちゃくちゃ明るくて面白くて、いつも笑いが絶えない現場になっています。

◆撮影現場で印象に残っているシーンやエピソードはありますか?

それぞれの出会いのシーンは印象的だなと思いますね。テンポが良く、いろんな人物が出てきたりとか、いろんな出来事が起きたりしていく中で、浅海さんや昴くんの登場シーンはけっこうキュッと背筋が伸びるような、ドキっとするようなシーンなのでとても印象的でした。

◆脚本家・若杉さんの印象はいかがですか?

若杉さんとは作品に入る前、一度お話をさせていただく機会があったのですが、作品に入る前に脚本家さんとお話をさせいただくことはなかなかない経験ですし、初めてだったので、とても貴重な機会をいただきました。また、同世代としてお話を書かれる方とご一緒できることもうれしいですし、そこでお話した役のイメージや、どういう女性を演じたいかということ、自分のクセなども脚本に落とし込んでいただいて、少し当て書きのようなこともしていただいて、すごく光栄でした。

◆作品の中ではカメラやお写真がたくさん出てくるということですが、日頃どのような写真を撮られますか? また、どんな写真を撮るのが好きですか?

日常の写真はあまり撮らないんですけど、現場ではよく撮りますね。今回の現場は特にスタイリストさんやヘアメイクさんなど、個性的な方が本当に多く、監督も本当に面白くて、自らぐいぐいと輪に入ってきて下さる方なんです。そんな現場を全力で楽しまれている姿を私は写真におさめています。一ノ瀬さんのいろんな写真も撮っているので、共有しています。いいものはご自身のインスタに上げていただければ! しっかりいい写真を撮っていますよ!

◆作品ではとある事件以来、短冊に願いを書かなくなった街という設定になっていますが、皆さんが願い事をするならどんな願い事か教えていただけますか?

「運転免許」
私は免許を取りたいです。取りに行けばいい話なんですけど、願いを書いたら、もしかしたら降ってくるかもしれない(笑)。免許を取ったら、実家の滋賀県までロングランしに行きたいですね。愛犬も連れて帰ったり、いろんな人を連れて帰りたいです。

◆3人でやってみたいことを最後に教えてください。

3人でラジオをやりたいなと思っています! 絶対に楽しいんですよ。眞島さんは共演する前はすごくクールで寡黙なイメージだったんですけど、お会いするとクールな方ではあるんですけど、すごくおもしろくて本番直前までずっと笑わせてくるんですよ。一ノ瀬さんもお話して楽しいですし、ちょっと天然な姿より出てくると思うので、私はMCとして聞き出す専門でしゃべらず、お二人の話を聞きたいです。実現したいです!

◆共演者の方へ「実は言えていなかったこと」をこの場で言うとしたら、どなたに、何を言いたいですか?

現場は本当に面白い人が多くて、スタッフさんに限らず共演者の皆さんも本番直前までずっとお話をしてくださって。先ほども濱田マリさんとご一緒のシーンがあって、けっこう突然なカミングアウトっていうか、ドキっとする話を本番直前にされて、確かにドキドキするシーンだったからいいんですけど、どういう表情をしたらいいか分からず、そのまま本番で(笑)。眞島さんもせりふをもじって違う言葉に変えて言ってきたりすんですね。この現場で私は絶対に笑わない忍耐力をつけることができました。感謝しています!

◆これまでご自身で撮影された写真の中で、ベストショット、もしくは思い出の1枚を教えてください。

一ノ瀬さんと一緒のシーンだった日に、現場のスタッフさんに誕生日の方がいたのですが、私が以前撮影場所で撮った写真にそのスタッフさんが写っていたので、お誕生日おめでとうTシャツを作ったんです。我ながら、いい写真でなかなかにおしゃれで(笑)。一ノ瀬さんが文字を入れたり、デザインをしてくださって。大満足ですね!

◆役作りで苦労された点があれば教えてください。

これまで原作のある作品を演じることが多く、オリジナルの作品が久々だったのでクランクインの日はドキドキしていたんですけど、監督から言われたひと言が「ちょっと身振り手振りを抑えて」だったのが結構印象的で。私はバラエティ番組に出させていただく機会が多くて、無意識で体に染みこんでいるんだなと衝撃でした。今も無意識でやっちゃっているんですけど(笑)、全身で気持ちを話してしまうのですが、朱莉とはぜんぜん違う個性だったので、それからは日々気を付けて、今は言われなくなりました。それだけバラエティも出させていただく機会が多かったんだなとうれしくもあり、「やっちゃったな!」って思ったことではありましたね。

◆最後に、視聴者の皆様にメッセージをお願いします。

『ハレーションラブ』はそれぞれが持ち合わせた正義とか、そうであってほしいという思いがハレーションのように過去を不透明にしてしまったり、塗り替えてしまったりするんですけど、その中から真実を見つけ出すその姿をぜひ見ていただきたいです。そして、登場人物が全員犯人なんじゃないかと、みんな怪しいので、ぜひ誰が犯人なのか当ててください。この夏は「ハレラブ」で皆さんをドキドキさせられたらと思っております。よろしくお願い致します!

一ノ瀬 颯(藤原 昴・役) コメント

『ハレーションラブ』©テレビ朝日

◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?

すごく3人いいなと思っていて、波長が合うなと思うんですよね。僕もひかるちゃんもテンションは高いほうだと思うんですが、眞島さんは嫌な顔をせずに同じテンションで合わせてきてくださるんです。

◆撮影現場で印象に残っているシーンやエピソードはありますか?

連日の暑さは本当にヤバいです! 汗が止まらなくて、めちゃめちゃ迷惑をかけてしまうんですけど、皆さん嫌な顔ひとつもせずに一緒に楽しみながら撮影してくださるおかげで、頑張ろうっていう気持ちになりますし、いい雰囲気でやらせてもらっていますね。

◆脚本家・若杉さんの印象はいかがですか?

本当に書くっていうことが大好きなんだろうなっていうことが、文面から伝わってきて、訴えかけてくるものがスゴいですね。文字もストーリーもバーッと入ってきて、台本も一気に読んじゃうくらい面白くて。1つひとつのキャラクターを大事にしていて、どう歩いてきたのかという道しるべみたいなものを、最初から明確に示してくださったおかげで、役のイメージもすごくしやすくて、作品にすっと入っていけるような、すごくすてきな脚本を書かれる方だなと思いました。

◆作品ではとある事件以来、短冊に願いを書かなくなった街という設定になっていますが、皆さんが願い事をするならどんな願い事か教えていただけますか?

僕は決まっています! すごくたくさん願望はあるんですけど、「地球が涼しくなりますように」っていう、切実な思いですね。だいぶ今、汗かいているから。涼しくなってほしいです。

◆共演者の方へ「実は言えていなかったこと」をこの場で言うとしたら、どなたに、何を言いたいですか?

「ひかるちゃんの頭の中身がどうなっているんですか?」と聞きたいです。ひかるちゃんは突拍子もない言葉がパッと出てきたり、独特のワードセンスを持っているから、自分にないことがすごく多くて、普段どう考えてらっしゃるのかすごく気になりますね。

◆これまでご自身で撮影された写真の中で、ベストショット、もしくは思い出の1枚を教えてください。

撮影の合間にスタッフさんが「これあげるよ」って、何も見せないでグーを差し出されたことがあって、すごい怖いじゃないですか!? 「虫かな?」と思いながら受け取って、「うわー!」ってリアクションしたら、実はセミの抜け殻だったんです。その瞬間をひかるちゃんが写真に撮ってくれて。印象にも残っていますし、奇跡のショットかなと思います。SNSでも上げさせていただきたいと思っています。

眞島秀和(浅海恭介・役) コメント

『ハレーションラブ』©テレビ朝日

◆撮影現場の雰囲気はいかがですか?

今回の会見でも髙橋さんが話を回してくださったりしていますが、普段はラジオのお仕事もされているからか、撮影合間の会話で「暑い日が続きますけど、眞島さん、いかがお過ごしですか?」のような普通の会話というより、番組のゲストに呼ばれたみたいな感じになったりすることがあります。また一ノ瀬さんも、僕が現場に入って「おはよう。今日も頑張ろうね!」なんて話しかけて、ちょっとした雑談の大した内容じゃない会話でも、すごく近くに来るんですね。話は一通り終わっても、けっこう近くにずっと立っているっていう…。本当に変わった人だなと思いながら現場では過ごしています(笑)。子犬のように来る感じです。自分の出番が終わっても帰らないんです。

◆撮影現場で印象に残っているシーンやエピソードはありますか?

連日のこの暑さですから、日を追うごとにスタッフの皆さんがどんどん日焼けしていくんですよ。それが心配で、本当にくれぐれも水分補給を忘れずにっていうのを、毎日気をつけながら、撮影に臨んでますね。

◆脚本家・若杉さんの印象はいかがですか?

自分が若杉さんの年齢だった頃を思い出すと、恥ずかしい感じがしますし、それこそ、もちろんこれからどんどん活躍していくであろう脚本家の方なので、僕は大変です。今後を見据えてものすごく媚びを売っています!

◆作品の中ではカメラやお写真がたくさん出てくるということですが、日頃どのような写真を撮られますか? また、どんな写真を撮るのが好きですか?

僕は普段から愛犬ですね。愛犬と、あとは記録用でおいしかった食べ物! いつも撮っているのは、この2つですね。

◆作品ではとある事件以来、短冊に願いを書かなくなった街という設定になっていますが、皆さんが願い事をするならどんな願い事か教えていただけますか?

「愛犬の健康と長生き」&「世の中がいい方向に向かってくれること」。
まずは、一番大事なのは愛犬なので。愛犬のことを話し出すと長くなるのですが、だいぶ年も取ってきたので、ちゃんと健康で長生きしてほしいなと思います。

◆共演者の方へ「実は言えていなかったこと」をこの場で言うとしたら、どなたに、何を言いたいですか?

全く見当外れの答えだったら申し訳ないのですが…今作で共演している猪塚健太くんは以前にも共演したことがありまして、その時にお互い全く衣装がないという役柄で、今回「服着てるなぁ」って勝手に思っていました。現場でお会いした時に「お互い今回衣装あるよな」と思い出したという(笑)。

◆これまでご自身で撮影された写真の中で、ベストショット、もしくは思い出の1枚を教えてください。

うちの愛犬の話になるんですけど、毎月1回くらいトリミングに行くんですよ。そこでサービスとして、その日の愛犬の様子を撮った写真をお店の方が送ってくださるのですが、それが毎月のベストショットです。その中の1枚をプリントアウトしてくれるサービスがあって、1枚を選ぶのが楽しくもあり大変ですね。

若杉栞南(脚本) コメント

◆初連続ドラマの脚本とのことですが、いかがですか?

初めて書いたので、右も左の前も後も分からないような状態だったのですが、プロデューサーや監督の方々にたくさん支えていただいて、書き上げることができました。現場にお伺いした際もキャストの方々やスタッフの皆さまに息を吹き込んでいただき、すてきな作品になっていると思うので、オンエアがとても楽しみです。

◆初回放送日が間近に迫ってきましたが、どのようなお気持ちですか?

すでにいくつか映像は見させていただいているのですが、まだ完成したものは拝見していなくて、どのような感じになるのかなとワクワクする一方で、初めての連ドラになるのでちょっとドキドキしながら待ち遠しくもあります。

番組情報

『ハレーションラブ』
テレビ朝日系
2023年8月5日(土)スタート
毎週土曜 午後11時30分~深夜0時

公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/halation_love/