超特急・草川拓弥主演の『みなと商事コインランドリー2』(テレビ東京ほか 毎週水曜 深夜0時30分~)の初のファン感謝イベント「みなしょー真夏の納涼祭」が開催され、湊晃役の草川、香月慎太郎役の西垣匠、英明日香役の奥智哉、佐久間柊役の稲葉友が登壇した。
本作は、古びたコインランドリー管理人のアラサー男子・湊晃(草川拓弥)と真っすぐでピュア過ぎるイケメン高校生・香月慎太郎(西垣匠)による、年の差を超えた胸キュンラブストーリー。
原作は無料WEBマンガサイト「ジーンピクシブ」で連載中の漫画・缶爪さわ、原作・椿ゆずによる同名作。シーズン2では、真っすぐでピュアなやりとりはそのままに、10年越しの想いをかなえ恋人になった湊晃と香月慎太郎のその後を描いている。
昼公演と夜公演が行われたが、どちらも浴衣姿のキャスト4人が登場すると会場からは大きな歓声が。それぞれの浴衣姿について、草川は西垣に「僕たちは見慣れている感じもありますが、やっぱり男前ですね」と。また、奥と稲葉コンビはおそろいの白の浴衣で登場。稲葉が奥の浴衣姿を「かわいいよね」と褒めると、会場からは歓声が上がった。
今回のイベントは夏がコンセプトになっているが、昼公演では最近夏を感じることをしたかという話題になり、草川は「『みなしょー』で一番夏を感じています。海に行ったり、撮影している中で夏を感じることができたので、僕の夏は思い残すことはないです」、西垣は「僕はクーラーで喉をやられてしまって…ちょっとだけ夏バテしました。夏じゃない?」とコメント。奥は「最近ずっとゲームを我慢していたんですけど、8月にお休みをいただいているので、ゲームざんまいかなと思います。夏休みみたいに」、稲葉は「夏は水はけがすごくいいので、水をまいてしっかりとベランダの掃除をします」と語った。
さらに、「みなしょーをみなでみましょー!」という企画も。イベント当日は第5話まで放送されていた『みなと商事コインランドリー2』だが、この企画ではこれまでの放送を振り返りながら4人でトークを展開。
まず、続編が決定したときの感想を聞かれ、草川は「日頃から応援してくださっている“みなしょーファン”の皆さん一人一人の存在があって2が実現しました。『続編をできたらいいな』と思いながら前作の撮影が終わって、2ができるとなったときには早く皆さんに恩返しがしたくて。早く『2が決まったよ』と伝えたくて伝えたくて仕方がなかったくらい、僕もうれしい気持ちになりました」と。西垣は「またあの夏が帰ってくるんだろうと思うと、うれしい半面、緊張もありました」と当時の心境を告白した。
いっぽう、奥は「(自分が)去年より成長したと思いたいので、成長した自分で明日香を演じられることにやりがいを感じましたし、成長を見せられたらなと思って臨みました」、稲葉は「柊はシーズン1で途中から登場したので、シーズン2でもっとやれることがあると思うと楽しみでしたし、準備していました」とそれぞれ続編に懸ける思いを明かした。
第1話のダイジェストを観客と共に見た草川は「お客さんと近い距離で見られて、放送中にみんな『きゃー!』とか言ってるんだなと感じられましたし、各々のリアクションで楽しんでくれているんだと想像できました」と実際の視聴者のリアクションを感じられたと喜びを。
そんな中、奥は印象的なせりふに柊の「明日香といると面白いと思ってるよ」を挙げ、「柊らしいとはいえ、ひどいですよねほんとに」と稲葉に苦言。稲葉は「今回は明日香と柊が付き合うところから始まるということで、どうなるんだろうと思っていたんです。でも始まってみると、“こんな感じこんな感じ”という柊らしいスタートだったので、安心して撮影に入ることができました」と撮影を振り返った。
そして、公式SNSで視聴者から募集した質問では、「韓国でも『みなしょー』のファンが多いですが、韓国や海外のファンに一言お願いします」と言われ、草川は「日本だけではなく海外の方々からのSNSのコメントも届いていてすごくうれしいです。キンパ好きです」、西垣は「いろいろな国にこの作品が届いていることがうれしいですし、多くの方にこの作品の良さが伝わればいいなと思っています。ポポチュセヨ」とそれぞれコメント。「どういう意味?」とキャスト陣から声が上がる中、西垣は「キスしてくださいって意味です」と説明し、会場を盛り上げた。
奥は「1のときから、海外の方からのメッセージをたくさんいただいていると聞いていました。ここまで愛してくれてありがとうございます。僕はキムチ納豆が好きです。I like kimchiと、あとは…サランヘヨ~」と笑顔でコメント。稲葉は「広く見ていただけることはうれしいです。韓国ドラマの日本リメークや日本ドラマの韓国リメークもたくさんありますし、みなしょーでもその橋渡しができたらとてもうれしいことだなと思います。サランヘヨ。あとチャプチェが好きです」と答えた。
続いて、「自分の性格と近いのはどの役だと思いますか? また、もし入れ替わることができるならどの役を演じてみたいですか?」という質問に。草川は「最初に原作を読んだときに、なんで湊はこの年になって何も言えなくて自分では何もできないんだろうと思って。自分に落とし込むのに少し苦労しました。僕自身は物事をスパンと言ってしまうタイプなので、どちらかというとシン(香月慎太郎/西垣)のストレートさ、感情・心情が分かるなと思います。でもはまり役とたくさん言っていただけたので、うれしいです」と自身と役のギャップを明かした。
そんなシンを演じる西垣は「自分の性格と近いのはシン。僕も執着してしまうタイプですし、こだわりが強くて面倒くさいんです(笑)。でも、演じてみたいのは明日香かな。すごく楽しそうなのよ現場が。もちろん明日香もたくさん悩んでいるんだけど、シンをからかっている表情がすごく生き生きしているので、やってみたいですね」と明日香を演じてみたいとのこと。
また、奥は「自分と近いのは明日香ですかね。相手の気持ちを尊重しつつ、自分はグイグイいくという。そういう気持ちは共感できますし、素で演じているところもあります。演じてみたいのは柊君。一寸先の未来も見えないミステリアスな感じがありますし、稲葉さんがやっている柊になりたいです(笑)。生き様がいいなと思います」と稲葉が演じる上での柊がお気に入りと告白。
そんな中、稲葉が「僕は近いのは柊ですね。普段から本ばかり読んでいますし…」と答えると、「それは問題があるんじゃ…」「違うでしょ」と3人から声が上がり、稲葉は「実際は明日香ですね」と。「明日香は人間の機微がとてもあるキャラクターですし、自分もそういう役を演じることが多かったので、気持ちに共感しやすいです。演じたいのはシンかな…。(西垣)匠ちゃんが演じるシンの、速い球と重い球が飛んでいる感じが見ていて気持ちがよくて。これを自分が演じるとしたら同じ球でも感じが違ってくるだろうなと、見ていて面白いです」と明かした。
最後に、草川は「皆さんの応援のおかげでこの作品があります。今は折り返しのところになっていますが、この後も最後まで楽しんでいただけたらと思います。1回だけではなく何回も見返して新たな発見があったり、今日のイベントを通してこんなことがあったんだと思いながら見返したり、それぞれの楽しみ方をしてくださったらうれしいです。皆さんのおかげで今年もすてきな夏を過ごせました。ありがとうございました」とあいさつし、イベントを締めくくった。
番組情報
『みなと商事コインランドリー2』
テレビ東京 ほか
毎週水曜 深夜0時30分~
配信:動画配信サービス「U-NEXT」で、各話放送の前週水曜午後9時より独占先行配信中
主演:草川拓弥(超特急)
共演:西垣匠、奥智哉、豊嶋花/稲葉友、福士誠治
原作:缶爪さわ・椿ゆず『みなと商事コインランドリー』(MFC ジーンピクシブシリーズ/KADOKAWA 刊)
チーフプロデューサー:山鹿達也(テレビ東京)
プロデューサー:小松幸敏(テレビ東京)、木村綾乃(The icon)
監督:金井純一、北川瞳、川崎僚
脚本:金井純一、山下すばる
主題歌:超ときめき♡宣伝部「かわいいメモリアル」(avex trax)
エンディングテーマ:リュックと添い寝ごはん「Be My Baby」(SPEEDSTAR RECORDS / Victor Entertainment)
制作:テレビ東京、The icon
製作著作:「みなと商事コインランドリー2」製作委員会
番組公式HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/minasho2/
番組公式:twitter・Instagram・TikTok:@tx_minasho
©缶爪さわ・椿ゆず/KADOKAWA/「みなと商事コインランドリー2」製作委員会