菅野美穂が主演を務める10月期の木曜ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系 午後9時~9時54分)に鈴鹿央士、木戸大聖、田中哲司の出演が決定。3名よりコメントが到着した。
今年の「第27回手塚治虫文化賞」で頂点となる「マンガ大賞」に輝いた入江喜和の「ゆりあ先生の赤い糸」(講談社)を、菅野美穂主演で初ドラマ化。この秋、かつてない地味でタフで明るい“踏ん張るおっさん主婦”ヒロインが、突然目の前に現れた夫の彼氏、彼女、隠し子と奇妙な同居生活を開始。時にぶつかり合い、時に手を取り合い…みんなで意識不明状態となった夫の介護に勤しみながら、これまで想像もしなかった数奇な人生と血の繋がりを越えた“家族”の絆を編み上げていく。
そんな現代の新しいヒロインを中心に織りなす新時代のホームドラマから、新たなキャスト情報が到着。昨年出演した『六本木クラス』や『silent』で一躍脚光を浴びた鈴鹿央士、2018~2021年に『おとうさんといっしょ』、2022年にはNetflixドラマ『First Love 初恋』に出演し注目を集め、役者としてもめきめき頭角を現している木戸大聖、オファーが絶えない実力派俳優・田中哲司と、菅野とは初共演にして、彼女が演じる主人公・伊沢ゆりあの平凡な人生を180度変える男たちを演じるキャストが決定した。
“すべてはこの男から始まった…!?”その男は、田中演じるゆりあの夫・伊沢吾良。一発当てた後は鳴かず飛ばずの小説家という、うだつの上がらない男でありながらも、その優しさは天下一品。常に穏やかで、平和な空気を漂わせている。
しかしその裏には、長年連れ添ったゆりあですら、まったく想像の及ばなかった別の顔が。なんと突然ホテルで昏倒し、意識不明の要介護状態となった吾良の傍らには、さめざめと泣きながら恋人だと名乗る美青年が。さらに、あろうことか吾良を「パパ」と呼ぶ2人の女の子と、その母親である吾良の彼女までもが出現する。
そして、田中が「僕自身もドキッとしてしまうかもしれません(笑)」と語るのが、吾良が昏倒した際に一緒にいた彼氏である箭内稟久を演じる鈴鹿だ。冷たく感じるほど周囲とは距離を置く、超クールなイケメン・稟久。しかし、彼の吾良に対する愛はとてつもなく熱い。ありったけの愛を込めて吾良のことを「ゴロさん」と呼び、ゆりあや吾良の彼女の前でも堂々と愛情を露呈する稟久。そんな一途な美青年を、鈴鹿が全身全霊をささげて熱演する。
鈴鹿は「“ゴロさんが好き”という気持ちを軸に、突き進んでいければ…。ちょっとふわっとしていてつかみどころのない部分も含め、ちゃんと稟久の感情に寄り添って、うまく芝居で表現したいです」と力を込め、かつてない役どころに挑む。
さらに、恋多き夫とは対照的に長年ときめくこともなかった主人公・ゆりあにも、やがて恋の予感が到来。その相手となるのが、木戸が演じる、誠実な若き便利屋・伴優弥だ。吾良を自宅で介護するため、家の改装が必要となったゆりあ。その改装を請け負ったことがきっかけで、奇しくもゆりあと同じ読みの「優里亜」という名の息子をワンオペで育てる伴とゆりあの間には、徐々に恋心が芽生えていき…。
原作を読み、「伴ちゃんがすごく好きだった」という木戸。そのまっすぐな思いを胸に、初挑戦となる父親役、そしてヒロインへの恋心をつぶさに体現すべく奮起する木戸の一挙手一投足にも注目だ。3名のコメント全文は、次ページに掲載。