『東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1』(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)より、主演の増田貴久(NEWS)と共演の浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)によるスペシャル対談が到着した。
本作は、「金田一少年の事件簿」「サイコメトラーEIJI」などで知られる大ヒットメーカー・天樹征丸の最新作を連ドラ化。頭脳明晰な天才刑事・天草那月(増田貴久)と「殺人者に黒い影が視える」という異能を持つ高校生・四鬼夕也(浮所飛貴)の2人がバディを組み、難事件に挑んでいく。
第3話のラストで那月を信頼し、四鬼家にまつわる謎を解いてほしいと頼んだ夕也。その謎とは、母・舞歌(田中麗奈)を殺した真犯人を見つけることだった。Season1も中盤を迎え、劇中の2人が絆を深めていく中、座長として撮影現場を引っ張る増田と、「増田君から多くを学びたい」と語る浮所に共演の感想や撮影エピソードを聞いた。
増田貴久&浮所飛貴 スペシャル対談
◆今回、お2人はドラマ初共演となりますが、お互いにどんな印象だったのでしょうか。
増田:浮所君とは毎年「カウントダウン・コンサート」で会うたびに、二言、三言話す程度だったんですね。でも今回のドラマが決まった時に、浮所君がこれまで関わってきたプロデューサーさんなど数人から、「次のドラマで浮所君と一緒なんでしょ。どうぞよろしく」みたいな感じで言われたんです。「多くの方から愛されているんだな」と、こちらまでうれしくなったのを覚えています。
浮所:増田君とはドラマ以外で何度か共演をさせていただいて、その人柄や温かな雰囲気は知っていました。今回初めてドラマ出演が決まって、アイドルとは違う増田君の一面を見られることがとてもうれしかったです。何より、演技はもちろん、現場での立ち居振る舞いなどを学ばせていただく、いい機会になると思いました。
増田:クランクインが、まさに2人が出会うシーンだったんですね。物語の中では徐々に信頼関係が築かれていくんですが、出会った当初はお互いにまだ違和感のようなものも覚えている。そんなシーンが、自然と撮れたと思います。
浮所:それからずっと役者としての増田君と接してきて、気持ちの動きをとても大切にされる方なんだと感じました。監督さんと打ち合わせを重ね、常に真剣にお芝居と向き合っている増田君は、天草那月にも通じる部分があるんじゃないかな。
◆撮影も進んでいると思いますが、印象に残っている出来事などはありますか?
増田:僕が一日中、ひたすらしゃべり倒すみたいな日があって、撮影の合間も必死でせりふの練習をしていたんです。でも、その横で浮所君がやたら元気なんですよ(笑)。「僕の今日のせりふ、聞いてくださいよー」なんて言ってきて。
浮所:あぁ、ありましたね…。
増田:しかもですよ! それで僕の長いせりふの後に、彼がボソッと言うせりふで終わるシーンだったんですけど、そこでNGを出したりするんですよね。軽く殺意を覚えましたよ(笑)。
浮所:申し訳ないです! でも増田君は演技に対する姿勢だけでなく周囲への気遣いも完璧で、各話のゲスト出演者の方にもすぐになじんでもらえるよう、積極的に声を掛けている様子をよく見かけます。それと、差し入れの量がすごいですよ! 最初の頃に「1週間に1回くらい、差し入れお願いしまーす」なんて半分冗談のつもりで言ったんですが、3日に1回くらいのペースで差し入れしてくださるので、現場の士気も上がりますよね。
増田:「胃袋をつかめ」って言うじゃないですか。もうつかんだかなと思って、最近は少し減らしています(笑)。
浮所:確かにつかまれました。
増田:それは半分冗談ですけど、僕らキャストも撮影はハードだけど、スタッフさんたちは僕らよりも1時間前に現場に来て準備をしたり、撮影後も会社に戻って仕事をしていたりするわけじゃないですか。今回はSeason2まであって、撮影期間も長いんです。だからみんなで乗り越えるためにも、気持ちのいい現場にしたいといつも思っています。
◆今回のドラマにちなんで、お2人の普段の生活での欠かせない“バディ”を教えてください。
浮所:僕は結構「匂いフェチ」なんですね。いろいろな香水を集めていますが、そんな香りが自分にとってのバディかもしれません。実は今回の撮影にあたり、「撮影中はこの香りでいこう」と決めた香水があったのですが、それが何と! 増田君が使っている香水とまったく一緒だったんです。バディを組むと、こんな部分も通じ合えるんだなと(笑)。
増田:僕も香水を集めていますが、実はドラマなど演技のお仕事の時は使わないようにしているんです。ただ、今回は監督と話し合う中で「那月は絶対香水を使っているよね」という話になり、使用しています。視聴者の皆さんには伝わらない部分ですが、共演者の方に那月をより強く感じてもらえるかもしれないので。
浮所:そんな増田君のバディといえば、コーヒーですよね。いつもアイスコーヒーを持っていて、しかも氷が溶けにくいステンレス製のマグカップを使っていたりとか、かなりこだわりもあると思います。
増田:僕のコーヒー好きを浮所君もどこかで聞いたらしくて、クランクインの日に「コーヒー、買ってきました!」って持ってきてくれたんです。だけど、すごく甘いコーヒーで…。僕はブラックしか飲まないので、とても印象に残っています。
浮所:そうなんです。後でマネージャーさんからブラック派だと聞いて、「やっちゃった!」って頭を抱えました。
◆では、お2人が持っている“ギフテッド”は何でしょうか。
浮所:誰とでも、いつまでも話せるということでしょうか。コンサートでもMCを担当する機会があるのですが、「今はこの話題が出ているから、次はこの話に持っていこう」みたいなことを、いつも考えています。誰とでも打ち解けて話せるので、これは僕のギフテッドですね。増田君は歌もうまいしダンスもできるし、いろいろあるんじゃないですか?
増田:うーん、ただ映画やミュージカルを見たりするのも、半分以上は仕事のため、勉強のためなんだよね。音楽を聴くことも同じ。時々、「この仕事をしていなかったら、音楽もダンスもこんなに好きじゃなかったかも」なんて思うことがあります。お仕事が僕に好きなもの、得意なものをくれた、って感じかもしれません。
◆物語も中盤に差し掛かりますが、どんなところに注目して見ていただきたいと思いますか?
浮所:1話完結の部分もあって毎回面白いのですが、それぞれの事件の中にも伏線があったりして、大きな謎を徐々に解明していくという部分でしょうか。
増田:トリックは大きな魅力ですね。原作の天樹征丸先生は「金田一少年の事件簿」の作者なので、(堂本)剛君の金田一少年を見て育った僕としては、演じていてもとてもやりがいがあります。それと那月が的確に謎を解いていくんですが、犯人を追い詰めるというよりも、犯人自身に罪を認めさせるような雰囲気が那月にはあるんです。それは事件の裏にある真実も、那月が読み解いているから。だから終盤で犯人と対峙するシーンでも責めるのではなく、犯人が自白するまでの空気感みたいなものを意識しながら作っています。そんな部分も楽しんでいただけるとうれしいですね。
第4話(9月2日放送)あらすじ
前回の事件で、天草那月(増田貴久)の推理力に感服した四鬼夕也(浮所飛貴)は、今後も捜査に協力する代わりに、自身の母親を殺害した真犯人を見つけてほしいと打ち明ける。容疑者として追われているのは四鬼神流古武術の師範代・四鬼の1人、金田那由他(窪塚俊介)。しかし那由他からは黒い影が視えなかったと、夕也は那月に告げるのだった。
そんな中、夕也の同級生で唯一心を開く相手だった生駒沙耶香(工藤美桜)が、プールで溺死体となって発見される。「水泳部員で泳ぎの得意だった沙耶香が溺れるなんて…」と、不審に思う夕也。深い悲しみの中、夕也は那月と真相を探り始める。
番組情報
『東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ ギフテッド』
Season1(全8話)
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分
Season2
WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド
2023年10月14日(土)午後10時~放送・配信スタート
出演:増田貴久、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、泉里香、小手伸也、田中麗奈 ほか
原作:天樹征丸 漫画:雨宮理真 「ギフテッド」(講談社「なかよし」連載)
脚本:三浦駿斗、ひかわかよ、木江恭
音楽:信澤宣明
主題歌:NEWS 「ギフテッド」(Johnny’s Entertainment Record)
演出:池澤辰也、下向英輝、室井岳人、横尾初喜
チーフプロデューサー:市野直親(東海テレビ)、青木泰憲(WOWOW)
プロデューサー:河角直樹(東海テレビ)、小林祐介(WOWOW)、
黒沢淳(テレパック)、近見哲平(テレパック)、野田健太(テレパック)
制作協力:テレパック
製作:東海テレビ/WOWOW
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