高橋文哉×志尊淳W主演の10月期金曜ドラマ『フェルマーの料理』(TBS系 毎週金曜 午後10時~10時54分)に、細田善彦、宇梶剛士、高橋光臣の出演が決定し、コメントが到着した。
原作は、「月刊少年マガジン」(講談社)で連載中の小林有吾による同名漫画。現在3巻まで刊行されており、作中に登場する料理がファンによって再現されるなど人気の作品だ。
本作は、数学者を志すもその道を挫折した天才数学少年・北田岳(高橋文哉)が、謎多きカリスマシェフ・朝倉海(志尊淳)と出会い、「料理の世界」に導かれ、数学的思考で料理という難題に立ち向かっていく。
海が経営する二つ星を獲得した新進気鋭の超一流レストラン「K」で、唯一の女性シェフ・赤松蘭菜(小芝風花)や世界中から集まる実力あるシェフたちと切磋琢磨し、誰も到達していない“料理の真理の扉”を開くべく、【料理×数学】で前人未到の世界に挑む、若きプロフェッショナルたちの青春ストーリーとなっている。
このたび出演が決定した細田善彦が演じるのは、「K」の副料理長・布袋勝也。料理長になれる技量と才能を持ちながら、海の才能にほれ込み、副料理長として働いている。店の立ち上げ当初からのメンバーであり、厳しく厨房全体をまとめ上げながらも、スタッフの誰からも愛されている存在。しかし、“永遠のナンバー2”としての苦悩もあり…。そんな布袋を細田がどう演じるのか、楽しみなところだ。
宇梶剛士が演じるのは、岳の父親・北田勲。熱くて真っすぐな北田は、自転車販売店「北田バイシクル」を細々と営みながら、優秀な数学の才能を持つ息子を男手ひとつで育て上げてきた。数学者になるという岳の夢をかなえてやるため、必要なお金を一生懸命工面してきたが、岳が数学者の道を諦めると聞き動揺する。
高橋光臣が演じるのは、ドラマオリジナルキャラクターの淡島優作。服についたソースを洗い落とす手間を省くためディナーのたびに上半身裸になるという、いたって“合理的”で謎な男だ。たびたび、海や伝説のシェフ・渋谷(仲村トオル)と密会している、淡島の正体にも注目だ。
細田、宇梶、高橋のコメントは下記に掲載。
細田善彦 コメント
小林有吾先生の「アオアシ」が大好きな自分にとって、本作のストーリーも一気に引き込まれるもので、気づけば劇中に出てくるナポリタンを実際に作っていました(笑)。
布袋は竹を割ったような性格で、新人の岳を厳しくも温かく見守り、カリスマ的存在の海にも意見を言えるキャラクターです。そんな布袋を力強く演じたいと思います。
レストランを舞台にどのような人間模様が展開されるのか、ご期待ください。
宇梶剛士 コメント
今回お話をいただいて感じたのは、子供が成長するにつれて自分自身の道を見つけたときに、塊としての親子という関係でなく、1人の人間として個々の親子という関係が始まっていくのが深いということです。ドラマを通じてこの関係を大切に見つめて、その時間を大切に生きてみたいと思います。
今まで父親の役はたくさん演じてきましたが、子供のことを最優先に考えて愛情を表現するような役は初めてな気がします。
息子の岳役の高橋(文哉)さんとの共演は初めてですが、感性が鋭く繊細なイメージがあります。自分と似ている部分があると感じるので、親子役を演じるのが楽しみです。
誰でも“明日”というのは初めて生きる日になるので、息子が初めての世界に飛び込んでいくのを一緒にご覧いただき、新しい“明日”という扉を開けていただけるとうれしいです。
高橋光臣 コメント
まず今回お話をいただいて、W主演の高橋文哉さんと志尊淳さん、このお2人と一緒に作品づくりができることがとても楽しみです。そして、このたびいただいた淡島優作役は原作にはいない登場人物になります。なので私も今のところどうなるのかまったく想像もつきません。ただただ誠実に役と向き合い、料理を題材にしたこの作品のスパイスになれたらいいなと思っております。
番組情報
金曜ドラマ『フェルマーの料理』
2023年10月スタート
毎週金曜 午後10時~10時54分
<キャスト>
高橋文哉、志尊淳、小芝風花、板垣李光人、白石聖、細田善彦/宮澤エマ、宇梶剛士、高橋光臣/仲村トオル
<スタッフ>
製作著作:TBS
原作:小林有吾「フェルマーの料理」(講談社「月刊少年マガジン」連載)
脚本:渡辺雄介(『Dr.チョコレート』『ブラッディ・マンデイ』)、三浦希紗(『明日、私は誰かのカノジョ』『彼女はキレイだった』)
プロデューサー:中西真央
演出:石井康晴、平野俊一、大内舞子
番組公式サイト:https://www.tbs.co.jp/fermat_tbs2023/
番組公式X(Twitter):@Fermat_tbs
番組公式Instagram:@fermat_tbs
番組公式TikTok:@fermat_tbs