畑芽育、生まれ変わったら「あやや(松浦亜弥)みたいなアイドルになりたい」『女子高生、僧になる。』制作発表

ドラマ
2023年09月14日
『女子高生、僧になる。』制作発表会見

9月17日(日)スタートの新ドラマ『女子高生、僧になる。』(MBSほか 毎週日曜 深夜0時50分)の制作発表会見が行われ、主演を務める畑芽育と共演の奥野壮が登壇した。

MBS完全オリジナルで制作された本作は、高校3年間の青春全てを“推し”に捧げ、進路の決まっていない主人公・下白石麦(畑芽育)が卒業を間近に控え、ある出来事をきっかけに人生の新たな一歩を踏み出す奮闘劇。麦は幼なじみ・磯野柊(奥野壮)をはじめとしたイケメンたちと共に、わずか半年という猶予期間でお寺を再建することができるのか。麦とイケメンたちの関係性にも注目だ。

今回のオファーを受けて畑は「コミカルな内容に面白い作品になることへのワクワク感がありました」と語り、原作のない完全オリジナル作品に出演することについては「台本から伝わる麦のキャラクターが分かりやすく、頭の中で想像するのが楽しかったので、役には入りやすかった」と振り返った。

奥野は「宗教・仏教に対して堅いイメージや厳しいイメージを持っていた」と語り、コミカルな作風に対する不安を抱く場面もあったという。そのような不安を抱きながらも「現場に入ってみると、僧侶の方が(所作や袈裟の着方について)フランクに教えてくださったことで、その不安は払拭された」と明かした。

お寺が舞台ということで、この作品を通して学んだことや知ったことについて問われると、畑は「お寺ってこんなに気軽に立ち寄れる場所なんだという発見もありました。現場にいらっしゃったお坊さんがものすごくコミカルなお話をされ、和やかな雰囲気に驚いた」と。奥野は、「遠い存在だと思っていたのが、フランクに話せて身近な存在に感じられた」と明かした。

『女子高生、僧になる。』制作発表会見

そして、オファーの時点で既に最終話までの台本がそろっていたと明かした畑は「“お寺を再建する”という物語で、ここまでお話が広がるんだ!という驚きとともに、お寺をテーマにコメディドラマを描くのはすごくハードルが高いものに感じたものの、すごく楽しく(撮影を)終えることができた」と語り、奥野も「不安も一気になくなるような現場だったので、すごく楽しく撮影をできた」と続いた。

畑は演じた麦について「アイドルオタクで、ものすごく推し活に専念する、すごく元気で明るい女子高生なのですが、おじいちゃんが住職ということもあり、お寺と関わりがあると思いきや、本人はお寺に無関心で。むしろ怖いという印象を抱いていたにもかかわらず、柊仁さん(磯野柊の僧名)や周りの人に助けられながら、そして、おじいちゃんとの思い出を思い出しながら、お寺を大切にできるようになっていく、何事にも真っすぐで一生懸命な女の子です」と振り返った。

そこにすかさず「すごくぴったりな役だったよね!」と奥野が相づち。芝居をしながら、畑自身が“この役が自分と似ている”と話していたエピソードを披露した。それを受けて、畑は「何かと“推し”を作りたがりな部分がある」と打ち明けた。

また、撮影現場のエピソードを振り返る中で、奥野が「いろんなキャラクターがいて、皆さんそれぞれアドリブをしてくださるのですが、なんせ面白くて…耐えられないなと思うシーンが何度もあって、現場をピリつかせてしまいました」と現場での様子を告白。

そして、奥野がNGを連発してしまうほどに現場で奥野を笑わせた犯人は、麦らと共に寺の再建を試みる「寺・エボリューション」の主任コンサルタント・里中樹役の東啓介だったという。畑も撮影を振り返り、「監督もキャラクターのビジュアルから笑わせにきている」と話し、奥野が東のビジュアルについて「ムッキムキ!ありえないくらいムッキムキ!」と明かし、思い出し笑いをしていた。

『女子高生、僧になる。』制作発表会見

また、それぞれの印象について聞かれると、畑は奥野を「良いお兄ちゃん」と表現。「麦と柊のように、くだらないことを言い合えるいい仕事仲間でありながら、“不思議ちゃんなのかな?”と感じました」と明かし、「ちょっと揺れていたりとか…口ずさんでいたりとか。変な顔をしだしたりとか」と“不思議ちゃんだな”と感じた部分を答え、畑自身も「一緒に歌ってみたりとか、一緒にラップを考えたりとか」と一緒になって楽しんでいたことを明かした。

一方の奥野は、最初に現場で畑の芝居を見て「このドラマは大丈夫だ」と確信したという。「僕らが想定している“こういうお芝居だろうな”を常に超えて、そこにぴったりなお芝居をされている姿を見て、大先輩はやっぱり違うな…」と語った。

ここで、本作のタイトル『女子高生、僧になる。』に懸けて、「生まれ変わったら、○○になりたい」をそれぞれ発表することに。畑は「私は生まれ変わったら“アイドル”になりたいです!」と発表。アイドルをやりながら俳優業をしている人と共演することがあったという畑は、「(その方の)過去の映像を見た時に、アイドルの方は歌って踊っている姿を目にする機会があって、そこのギャップがすてきだなと思う瞬間がすごくあって、私自身もある種エンターテイナーという形で役者をやっていますが、マイクを持って歌って踊ってという姿に本当に憧れる」と。

そして最近、松浦亜弥にはまっているという畑は、「あややかわいい~!」と思いながら、「もし生まれ変わったら絶対にアイドルになりたい!」と心に決めたという。とにかく「あややになりたい」と話す畑は、「生まれ変わったらあややみたいな“キラキラでかわいい歌のうまいアイドル”になりたい」という憧れを語り、いつか役者としてアイドル役を演じることを夢に見ていることも明かした。

『女子高生、僧になる。』制作発表会見

また、奥野が生まれ変わったらなりたいものは「尾田栄一郎先生」と明かすと、畑は「現場でもワンピースの話をしてました!」と納得。しかし、そんな奥野は「大好きなので、先が知りたい…」と、まさかの不純な気持ちを明かし「物心がついた時には、既に漫画全巻が家にあり、父がすごくジャンプ好きでワンピースを読んでいたのですが、『ワンピースと共に人生を歩んできた』といっても過言ではない」と語った。

最後に奥野が「このドラマは、お寺・お坊さんをテーマにしてはいるのですが、とても笑えて、時に泣けるようなハートフルコメディになっております。楽しくお寺のこと、お坊さんのことを知れるドラマとなっていますので、ぜひ皆さん見てください。そして、配信もございますので、放送されない地域の皆さんは、ぜひ配信でお楽しみください」とアピール。

畑が「本当に気軽な気持ちで見ていただけたらうれしいなというのが一番で、一週間の疲れを今回のこのドラマで、笑いで、癒やせたらななんて思います。お寺というものがテーマになっているということで、入り口が狭いというか、入りにくい部分もあると思いますが、一回それを取っ払って、麦も何も知らないままお寺に関わっていくことになるので、主人公と同じ気持ちで見てくださる皆さんも一緒にお寺のことを知っていただいて、近しいものだということを感じていただけたらすごくうれしいです」と語り、会見を締めくくった。

『女子高生、僧になる。』制作発表会見

番組情報

『女子高生、僧になる。』

MBS
2023年9月17日(日)スタート
毎週日曜 深夜0時50分~
※初回 深夜1時15分~

テレビ神奈川
2023年9月22日(金)スタート
毎週金曜 深夜0時~

チバテレ
2023年9月19日(火)スタート
毎週火曜 午後11時30分~

テレ玉
2023年9月23日(土)スタート
毎週土曜 深夜1時30分~

とちテレ
2023年9月20日(水)スタート
毎週水曜 深夜1時30分~

NBC長崎放送
2023年9月25日(月)スタート
毎週月曜 深夜0時55分~
※初回および第2話 深夜1時~

群馬テレビ
2023年10月2日(月)スタート
毎週月曜 午後10時30分~

<配信>
TVer、MBS動画イズムにて見逃し配信1週間あり

出演:畑芽育、奥野壮
東啓介、しゅはまはるみ、伊藤あさひ、吉田晴登
春海四方 / 田山涼成

監督:横尾初喜、森ハヤシ、戸塚寛人
脚本:森ハヤシ
制作プロダクション:ソケット
製作:「女子高生、僧になる。」製作委員会・MBS

ドラマ公式HP:https://www.mbs.jp/joshikousei-souninaru/
ドラマ公式X(旧:Twitter):@drama_mbs
ドラマ公式Instagram:@jk_souninaru_mbs
MBSドラマ公式TikTok:@drama_mbs

©「女子高生、僧になる。」製作委員会・MBS

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