増田貴久(NEWS)が主演を務め、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)が共演する『東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ ギフテッド Season1』(東海テレビ・フジテレビ系全国ネット 毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分)の第7話が、9月23日(土)放送。物語に大きく関わる“四鬼”のうち2人を演じる高月彩良と窪塚俊介、ゲスト出演する生駒里奈からコメントが到着した。
本作は「金田一少年の事件簿」「サイコメトラーEIJI」などで知られる大ヒットメーカー・天樹征丸の最新作を連ドラ化。頭脳明晰な天才刑事・天草那月(増田貴久)と「殺人者に黒い影が視える」という異能を持つ高校生・四鬼夕也(浮所飛貴)の2人がバディを組み、難事件に挑んでいく。
9月23日(土)放送の第7話には、何にでも姿を変えることのできる「隠形鬼(おんぎょうき)」長曾我部新(高月彩良)が登場。新が所属していたロックバンドの元メンバーが相次いで殺害される事件が起こり、那月は夕也と共に新の元を訪ねる。「四鬼の中で一番恐ろしいのは、あの人かもしれない…」と夕也がいう長曾我部新とはどんな人物なのか。
また、夕也は母・舞歌(田中麗奈)殺しの容疑者として追われ長年行方不明だった金田那由他(窪塚俊介)を、偶然街中で見かける。新と那由他の登場によって、ストーリーは「四鬼家の謎」の真相へ一気に進み始める。高月と窪塚、生駒のコメントは下記に掲載。
高月彩良 コメント
◆今回のドラマ出演が決まった時の感想から教えてください。
ドラマに出演する際は、どの役を演じるのかを知る前に台本を読むことを心がけています。その方がフラットに作品を読み込むことができると思うからです。だからオファーされたのが「隠形鬼」長曾我部新と知った時はちょっと驚きました。四鬼の中でも最後に登場する役だし、視聴者の皆さんも「どんなキャラクターだろう」と期待されると思うので、プレッシャーもかなりありましたね。
◆長曾我部新とはどんな人物で、どんなことを心がけて演じましたか?
新は何者にも姿を変えることのできる「隠形鬼」で、四鬼の中でも怪力で知られている人物。松井玲奈さんが演じる弓月兵馬とは逆に、「男性っぽく見えるけれど女性」という設定です。ただ、女性らしさを残そうとすると中途半端になる気がしたので、男性らしさや強者感を全力で出そうと思いました。せりふ回しだけでなく自分の中で最大限に低い声を出してみたり、はかま姿で座る際は少し足を開いてみたりなど細かな部分にも注意したので、そんな「男っぷり」にも注目してもらえればと思います。
◆撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
キャストとスタッフの全員で作り上げている感じがして、とてもいい現場でした。それと四鬼舞歌役の田中麗奈さんとの共演シーンがあるんですけれど、おきれい過ぎてビックリしました。夕也の能力ではないですが、あの「優しくて品のある雰囲気」を自分のものにできる能力がほしい! と思いましたね(笑)。
◆高月さんが感じる、『ギフテッド』の面白さとは?
もともとミステリーや推理小説が好きなんです。特に伊岡瞬さんが描くダークな世界観が好きで、よく読んでいます。多くのミステリーとは異なり、『ギフテッド』は誰が殺人を犯したのかが分かるという設定がポイントなります。だからこそ視聴者の方も「この人、人を殺しているのにこんな表情ができるんだ」といったように、殺人者の心の機微などにもより深く着目できるのではないでしょうか。
◆第7話の見どころや視聴者の皆さんへのメッセージをお願いします。
私が演じる長曾我部新は性別だけでなく考えていることなど、さまざまな部分が見る角度によって全く違うように見えるキャラクターです。撮影時にもそこにこだわって演じたので、ぜひ見ていただきたいですね。そして毎回トリックが秀逸なのですが、第7話も今までにないかたちなので、ぜひドラマを見ながら推理してほしいと思います。
窪塚俊介 コメント
◆窪塚さんが演じる金田那由他はどんな役なのでしょうか?
金田那由他は四鬼の1人(金鬼)であり、四鬼舞歌殺害の容疑者としてドラマの序盤から回想シーンで登場してきました。警察は容疑者として追っていますが、夕也には那由他から黒い影は視えない…。そういう事実から考えると、那由他というのはしっかりとした道徳観や倫理観を持ち合わせている人で、自らの手で真犯人を捕まえたいという思いから警察を振り切ったのかもしれませんね。長年姿をくらませていた那由他ですが、第7話からはいよいよ本格的に登場します。
◆どんなことを心がけて演じてきましたか?
四鬼の他の師範代と比べると、那由他のバックボーンってなかなか見えてこないんですよね…。彼らはそれぞれに華道や舞台、音楽といった世界で活躍しているわけですが、那由他に関しては「薫(優希美青)の父親」というぐらいしか設定が描かれていないんです。ただ、父親という部分は那由他の行動に大きな影響を与えているので、そこに気を配りながら演じました。自分自身も子どもが生まれてからは、人の親という役柄に対する感度が高まったように感じています。ウチの子どもはまだ小さいですが、那由他のように年頃の娘が1人でいたらやはり心配でしょうし、娘のためにも殺人者という汚名をそそぎたいと思うでしょうね。
◆四鬼といっても、それぞれに役割や特徴があるわけですね。
監督からは、「那由他は四鬼の長兄的な存在」と言われています。林秘影(柏原収史)が次男で、弓月兵馬と長曾我部新の2人は少し若いイメージですね。若い2人は四鬼神流を復興させようと躍起になるわけですが、那由他と秘影が年長者としてそれを抑えるというイメージでしょうか。こうした4人の関係性が、第7話から最終話の展開にも大きく絡んでくると思います。その辺にも注目してもらうと、より楽しんでいただけるのではないでしょうか。
◆そんな最終話に向けての見どころを教えてください。
実は最終話の台本はなかなか上がってこなくて、演じる側も「舞歌殺しの犯人捜しは、どんな結末を迎えるんだろう?」と、視聴者のように楽しみにしていました。完成した台本を読んでみたら、「この手があったか!」と驚かされるような結末を迎えるので、楽しみにしていてください。そして第7話は、そんな最終話に向けて新たな謎が生まれる回でもあります。結末への序章として、ぜひ続けて見ていただきたいですね。
第7話(9月23日(土)放送)
◆ストーリー
2年前に解散したロックバンド「ヴィルデ・カッツェ」の元メンバー2人が、相次いで殺害される。天草那月(増田貴久)は四鬼の1人で今はギタリストとして活動している長曾我部新(高月彩良)も元メンバーと知り、四鬼夕也(浮所飛貴)と共に話を聞きに訪ねる。
新を含む元メンバーの3人は、殺害当日もスタジオに集まっていてアリバイがあった。さらに調べを進めると、殺された1人を深く恨んでいたライブハウス店主が捜査線上に浮かぶが、彼にも明確なアリバイが。それでも那月は事件を解くカギを見つける。
今回、那月が見つけた事件解決のキーワードは「三角のねじれ」。このキーワードを軸に考察しながらドラマを見れば、より「ギフテッド」の世界観を楽しむことができるはずだ。
◆このゲストに注目!
ロックバンド「ヴィルデ・カッツェ」の元メンバーの1人・神崎若葉を演じるのは生駒里奈。乃木坂46を卒業後は、各分野での活躍が目覚ましく、今回の彼女の演技にも注目だ。
<生駒里奈 コメント>
神崎若葉役を務めさせていただきました生駒里奈です。若葉は長曾我部新のバンド「ヴィルデ・カッツェ」の元メンバーでキーボード担当なのですが、バンド内の複雑な人間関係に悩んだり、みんなのために奮闘する役です。短い撮影期間ではありましたが、皆さんと本当のバンドメンバーのように、仲良く撮影に挑むことができました。新とはぶつかり合うシーンもあったので、特に見ていただきたいですね。ただ、キーボードは未経験ゆえ…、ご愛嬌で〜!!笑
番組情報
『東海テレビ×WOWOW 共同製作連続ドラマ ギフテッド』
Season1(全8話)
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分
Season2
WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド
2023年10月14日(土)午後10時~放送・配信スタート
出演:増田貴久、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)、泉里香、小手伸也、田中麗奈 ほか
原作:天樹征丸 漫画:雨宮理真 「ギフテッド」(講談社「なかよし」連載)
脚本:三浦駿斗、ひかわかよ、木江恭
音楽:信澤宣明
主題歌:NEWS 「ギフテッド」(Johnny’s Entertainment Record)
演出:池澤辰也、下向英輝、室井岳人、横尾初喜
チーフプロデューサー:市野直親(東海テレビ)、青木泰憲(WOWOW)
プロデューサー:河角直樹(東海テレビ)、小林祐介(WOWOW)、
黒沢淳(テレパック)、近見哲平(テレパック)、野田健太(テレパック)
制作協力:テレパック
製作:東海テレビ/WOWOW
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