大西流星(なにわ男子)が主演を務めるシンドラ『紅さすライフ』(日本テレビほか 深夜1時9分~)の最終回(9月25日放送)を前に、大西流星、井桁弘恵、松島聡がクランクアップを迎えた。
本作は、大西流星演じる実は御曹司でありながらオリジナルコスメで起業を目指すメイク男子・北條雅人と、井桁弘恵演じる研究一筋でビンボー生活サバイブ中のすっぴん女子・皆本頼子の凸凹男女バディによる、コスメ業界を舞台にした起業青春ラブコメディー。
最後の撮影となったのは、ペガサス化粧品内で繰り広げられるクライマックスのシーン。ラストカットのOKが出ると、「『紅さすライフ』オールアップです!」というスタッフのかけ声と共に、盛大な拍手が。およそ2か月間に及ぶ撮影を終え、監督から花束を渡されたキャスト陣は感無量の様子を見せた。
主人公の北條雅人役を演じた大西は、本作が日テレドラマ初主演。“3度の飯よりコスメ好き”の雅人という役柄について、「メイク男子役ということもあり、自分と共通する部分もありまして…」と述べながら、「この作品には、『これからもっと、ボーダーレスな世界になっていけばいいよね』というメッセージも込められていると思うので、視聴者の皆さんにもその想いが伝わればうれしいです」とコメント。
さらに撮影現場を振り返り、「家に帰ってくるぐらいのホーム感。『青春した!』って感じの現場でした」と笑顔を浮かべながら、「超楽しかった…!」と感慨深げにつぶやいた。
雅人と共に起業を目指す皆本頼子役を演じた井桁は、スタッフへの感謝の思いを口にしながら、「今の時代にこの作品が生まれたこと自体が意味のあることだなと感じているので、視聴者の皆さんにも、末永くこの作品を愛していただけたらうれしいです」と締めくくり、自身が演じた役柄への思い入れと、本作に対する愛情をにじませた。
雅人の兄・北條一馬役を演じた松島は、自身の弟役を務めた大西との共演シーンに触れながら、「雅人とは、2人でドライブしたり餃子を作ったり、心温まるシーンが多かったので、演じながらもすごく癒やされていました」と回顧。撮影現場のムードメーカーでもあった松島が、「またどこかの現場で皆さんとお会いできるように頑張るので、引き続きよろしくお願いいたします!」と一礼すると、スタッフからは温かい拍手が沸き起こった。
さらにこの日、ひと足先にクランクアップを迎えていた深田竜生が駆け付け、現場で自らメイキング用のカメラを回す場面も。クランクアップ写真の撮影時には、座長の大西から「竜生君も一緒に入ろう」と呼びかけられるなど、終始和やかな雰囲気に包まれた最終日となった。大西、井桁、松島のコメント全文は次ページに掲載。