伊藤沙莉が主演を務める2024年度前期 連続テレビ小説『虎に翼』（NHK総合ほか 2024年春放送予定）がクランクインし、伊藤からコメントが到着。また、番組ロゴも決定した。
2024年度前期連続テレビ小説、第110作のタイトルは『虎に翼』。日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性・三淵嘉子をモデルに、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供たちや追い詰められた女性たちを救っていく、情熱あふれる法曹たちの物語を極上のリーガルエンターテインメントとして送る。
そんな本作が、9月28日（木）に茨城県つくばみらい市のオープンセットでクランクイン。主人公・猪爪寅子役の伊藤沙莉も初日から参加し、寅子とともに「法」を学ぶ明律大学の仲間たちとのシーンを中心に撮影がスタートした。
伊藤は「1年間同じ役を演じるということも、あまりない経験です。長期間の撮影になるので、いろんなことがあると思いますが、常に大きな軸となっていければいいなと思っています。皆さんも自分自身も楽しくいられるように心がけたいです」と意気込んだ。
また、三宅瑠人、岡崎由佳がデザインを担当した番組ロゴも決定。社会の矛盾や不平等と格闘しながらも、希望を持って未来を見つめる寅子や当時の女性たち。このロゴには、りんとしていてしなやかな文字に彼女たちへの敬意が込められている。
寅子が着ることになる当時の法服の胸元には唐草模様の刺しゅうがあったという。身近な野草の花々をあしらった唐草模様を制作することで、市井の人々への共感を忘れなかった三淵嘉子の思いを表現できればと考えた、と明かしている。
クランクインに際し寄せられた、伊藤と制作統括・尾崎裕和によるコメントは以下を参照。
伊藤沙莉 コメント
ついに初日の撮影を迎えました！ スタッフさんやキャストの皆さんがいい雰囲気の現場にしてくださっていて、ありがたいです。
1年間同じ役を演じるということも、あまりない経験です。長期間の撮影になるので、いろんなことがあると思いますが、常に大きな軸となっていければいいなと思っています。皆さんも自分自身も楽しくいられるように心がけたいです。
寅子はとても真っすぐな子なので、真正面から見ていただきたいです。当時の方々の一生懸命さがあって今があること、今につながる何かを感じてみていただけたらと思います。
寅子はこれまでの朝ドラにあまりなかったタイプのヒロインだと思います。頑張る人たちや、一生懸命に生きている人たちが描かれているので、元気とすてきな時間をお届けできればと思います。見守っていただけたらうれしいです。
制作統括・尾崎裕和 コメント
連続テレビ小説『虎に翼』クランクインです！ 収録は、主人公を育んだ実家のオープンセットの街並みからスタート。晴れ渡る青空の下、伊藤沙莉さん演じる私たちの猪爪寅子が力強い第一歩を踏み出しました。
実は寅子のモデルの三淵嘉子さんは、『ブギウギ』ヒロインのモデル笠置シヅ子さんと同じ大正3年生まれ、同時代を生きた女性です。これから放送まで約半年、10月2日（月）から放送の『ブギウギ』を楽しんでいただきながら、『虎に翼』も楽しみにしていただければうれしいです。
番組情報
2024年度前期 連続テレビ小説『虎に翼』
NHK総合ほか
2024年春スタート
毎週月曜～土曜 午前8時～8時15分ほか
©NHK
