10月18日(水)放送の『相棒season22』初回拡大スペシャル「無敵の人」(テレビ朝日系 午後9時~10時09分)より、本予告が解禁。また、浅利陽介演じる青木年男が登場することも分かった。
2000年のシリーズ誕生以来、濃密で骨太なミステリーの数々を世に送り出し、“国民的ドラマ”という地位を確立した『相棒』。再会2年目を迎える“伝説のコンビ”――杉下右京(水谷豊)×亀山薫(寺脇康文)が新たな挑戦に乗り出す『season22』が、いよいよ10月18日(水)に幕を開ける。
初回は、栗山千明が“消えた婚約者を捜す女性”としてゲスト出演。さらに、“元・特命係第三の男”青木年男(浅利陽介)の登場も決定。物語をかき乱してきた“因縁の男”が、久々に『相棒』ワールドに降り立つ。
特命係の2人が乗り出すのは、薫の妻・美和子(鈴木砂羽)が料理教室で知り合った女性・上原阿佐子(栗山)からの捜索依頼。彼女は婚約者・牧村克実(市川知宏)が2週間前から音信不通であることを打ち明け、行方を捜してほしいという。しかし、フリーの記者だという彼の仕事先では誰もが口裏を合わせたかのように「そんな人間は知らない」と返答し、捜査は早速難航。
その頃、伊丹憲一(川原和久)たち捜査一課は、1人の男性が自宅マンションから転落死した事件の捜査に当たっていた。被害者は「微笑みの楽園」という宗教団体の信奉者であり、何者かに突き落とされた可能性が浮上して…。失踪と転落死、2つの事件は不気味に重なっていき、特命係は“危険すぎる潜入捜査”へ――。一瞬たりとも気を抜けないスリリングなミステリーが展開される。
『season14』第15話のゲストキャラクターとして登場した青木は、『season15』からサイバーセキュリティ対策本部の特別捜査官としてレギュラー入り。『season17』では一時期、特命係に属していたこともある、『相棒』ファンおなじみの人物だ。『season20』で冠城亘(反町隆史)が特命係を去るのと同時に警視庁を退職。亘の推挙もあって、内閣情報調査室に移っていた。
今回は、牧村の行方を追う特命係と“ある事件現場”でバッタリ遭遇。青木は『season7』第9話をもってサルウィン共和国に渡った亀山の存在は知らず、薫もまた青木のことは右京を通して名前を知るのみだったため、2人は“初の直接対面”となる。
そもそもなぜ、青木は事件現場に潜入していたのか。上司である内閣情報調査室トップ・社美彌子(仲間由紀恵)の指示であるようだが、特命係に勝手な恨みを抱き続け、ひねくれた行動ばかり取ってきた青木だけに、その動きには警戒必至。右京たちはやがて一連の事件の根底に巨大な陰謀が潜んでいることを突き止めるのだが、青木はこれらの謎にどう関わってくるのか。
解禁された本予告では、命がけの危険な捜査に挑む右京と薫の姿が躍動感たっぷりに綴られている。そして、クライマックスでは何者かが銃を撃ち…。衝撃的な展開に期待が高まる。