山下智久がフランス大使公邸で『神の雫/Drops of God』への思いを語る “名誉マスターソムリエ”の称号も「フランスと日本の架け橋になれるように行動、活動をしていけたら」

ドラマ
2023年10月05日
『神の雫/Drops of God』左から)亜樹直(樹林伸、樹林ゆう子)、山下智久、クラウス・ジマーマン(製作総指揮)、フィリップ・セトン駐日フランス大使

Huluオリジナル『神の雫/Drops of God』の配信を記念して、フランス大使公邸にて記者発表会が開催。主演・山下智久、フィリップ・セトン駐日フランス大使、原作者・亜樹直(樹林ゆう子、樹林伸)、製作総指揮のクラウス・ジマーマンが登壇した。

世界中で愛され、ワインブームに火を付けた大人気漫画「神の雫」(作・亜樹直 画・オキモト・シュウ/講談社)が2023年、フランスと日本を舞台に“日仏英の多言語で展開される国際連続ドラマ”に生まれ変わる。

世界随一のグローバルテレビジョンスタジオ「レジェンダリー・テレビジョン1(アメリカ)」と高品質なテレビ番組を世界中の視聴者に届ける独立系製作配給会社の「ダイナミック・テレビジョン2(アメリカ)」、フランス国営放送局グループの「フランス・テレヴィジオン」、そして「Hulu Japan」の4社が強力タッグを組み、日仏米共同製作の国際連続ドラマとして製作。

『神の雫/Drops of God』では、原作漫画の中心を担う男性キャラクター=神咲雫をフランス人女性・カミーユに置き換えると同時に、山下智久が演じる聡明なワイン評論家・遠峰一青(とおみね・いっせい)を新たな主人公に設定。“ワインに運命を翻弄される男女”を軸に、時代と国境を越えた華麗で芳醇な人間模様を壮大かつ細やかに描き出していく。

『神の雫/Drops of God』山下智久

このたび、本作を通じて日仏の文化交流を発信したいというHulu Japanとフランス観光開発機構の思いから、フランス大使公邸での記者発表会が実現し、山下らが登壇した。まず、山下が「本日はお忙しい中、お集まりいただきありがとうございます。僕自身、こうしてフランス大使館で、実際にフランスで撮影した『神の雫』を皆さんにあらためて紹介させていただけることをとても光栄に思っております」とあいさつ。

『神の雫/Drops of God』フィリップ・セトン駐日フランス大使

今回のイベントに駆けつけたセトン大使は、本作について「実は、8回のエピソードを全て見ております。本作には非常にスリリングな場面もたくさんあり、最後まで見たいと急ぎまして、徹夜をしてしまいました。そのぐらい面白いお話です」と大絶賛。

ジマーマン製作総指揮は「まず、こんなに複雑で想像できないような話を考え出したということ自体が、日本のスピリットなのではないかと思っています。そして、日本とフランス、2つの国家の中に存在している共通のもの…食に対してもお酒に対しても、最高のものを目指すというところ。それがワインを通して表れるということが非常に面白いと思います」と語った。

『神の雫/Drops of God』クラウス・ジマーマン

また、原作の亜樹直・樹林伸は「世界観をすごく守っていただいて。漫画をすごく読み込まないと分からないような細かいところも含めて、本当に良いドラマだったと思います」と。樹林ゆう子も「結局世界ってワンワールドで、近く感じさせてくれるのがワインなんじゃないかなと思いました。撮影の現場も伺って、日本語とフランス語が飛び交う現場というのはすごくカオスなんですけど、意外と言語なんかあっさり超えてしまっている。その真ん中にあるのがワインなんだなと」とコメント。そんな言葉を受け、伸も「ワインって本当に言語無用の力があったなと感じますね」と振り返った。

『神の雫/Drops of God』山下智久

そんな撮影現場に降り立ったときのことについて、山下は「言葉も文化も違う中で飛び込んでいく不安もあったのですが、本当に温かく迎えてくださったんです。僕は1人でフランスに滞在していたんですけど、皆さんに励まされ、背中を押してもらいながら撮影することができました。そして、週末は必ずみんなで撮影が終わった後にご飯に行ったり、ワインを飲んだり。本当に家族のようにいい関係を築くことができました」と回顧。

役作りについて問われると、「フランスに行く前にワインの授業を日本で受け、知識をつけた上で挑ませていただきました。そして、フランスではいろんなレストランに行ったり、監修のソムリエの方におすすめのワインやレストランを教えてもらったり。人生で1番ワインを飲んだ撮影期間でしたね。僕自身、ワインに恋をしてしまい、日本に帰ってもすぐにセラーを購入して(笑)」と明かした。

そして、同時に行ったのが“ダイエット”だといい、「カミーユに負けないようにということで、制限をして自分を追い込んでいて。味覚や嗅覚を敏感にしつつ、役に向き合っていました。ワインで糖分をとっていましたね(笑)」と語った。

『神の雫/Drops of God』左から)セバスチャン・マルタン、山下智久

イベントでは、山下のオーダーを採用した、セバスチャン・マルタンシェフによる特製フランス料理の発表も。「秋っぽい季節のものを」という山下のオーダーから用意されたのは、ムール貝とフランス産ポルチーニ茸をベースにした料理。山下はその場で「海と山と花の雫」と命名した。

さらに今回、フランスのソムリエ協会、ユニオン・ド・ラ・ソムレリー・フランセーズより「名誉マスターソムリエ」の称号が山下、樹林ゆう子、樹林伸に授与された。山下は「とても光栄なことですし、この称号に恥じることのないよう、さらにワインの知識に対する探究心を大きく持ちたいですし、引き続きしっかり勉強をしていきたいなと思います。感謝の気持ちでいっぱいです、ありがとうございます」と喜びを語った。

そして最後に、山下が「こうして構想にすごく時間をかけて、本当にたくさんの人が携わったものがちゃんと皆さんに届いていることを実感しながら、引き続き僕自身もたくさんの人に見ていただけるように、そしてフランスと日本の架け橋になれるように行動、活動をしていけたらと思います。今日は本当にすてきな時間をありがとうございました」とあいさつし、イベントを締めくくった。

『神の雫/Drops of God』山下智久

番組情報

Huluオリジナル『神の雫/Drops of God』(全8話)
Huluで独占配信中

4話まで配信中、第5話は10月6日(金)配信開始 以降、毎週金曜日新エピソード追加

<キャスト>
山下智久(遠峰一青役)
フルール・ジェフリエ(カミーユ・レジェ役)
トム・ウォズニチカ(トマ・シャサングル役)
スタンレー・ヴェベール(アレクサンドル・レジェ役)
ルカ・テラッチャーノ(ロレンツォ役)
ディエゴ・リボン(ルカ・イングレゼ役)
ほか

製作総指揮:クラウス・ジマーマン
監督:オデット・ラスキン
脚本:コック・ダン・トラン
制作:ダイナミック・テレビジョン
制作協力:アドライン・エンターテイメント
公式サイト:https://www.hulu.jp/static/drops-of-god
公式X(Twitter):@dropsofgodHulu

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