小芝風花が、2024年1月スタートの木曜劇場『大奥』(フジテレビ系 毎週木曜 午後10時~10時54分)の主演を務めることが決定。コメントが到着した。
2003年以降、名だたる俳優が主演を務めて来た『大奥』シリーズ。『大奥~華の乱~』以来、約20年ぶりの連続ドラマとなる本作は、“愛”をテーマにした、切なくも美しいラブストーリー。さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描いていく。
時は江戸中期。景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。
そんな中、五十宮倫子(いそのみや・ともこ/小芝風花)は第10代将軍・徳川家治との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸にある大奥へ渡る。そこには、1000人近くにもおよぶ、将軍に仕える女性たちがいた。
たった1人の天下人から寵愛を受けるべく、今、女たちの熾烈な戦いの火ぶたが切られる。一方、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていて――。
小芝が演じる五十宮倫子は、東山天皇の皇子・閑院宮直仁親王の娘であり、皇室の血を引く公家の娘。京で素直に育ち、人を疑うことのない、純真で優しい性格の持ち主だが、その一方で芯は強く、利発でもある。
先代の第9代将軍・徳川家重が謎の死を遂げ、家治が第10代将軍となり、倫子は将軍正室として男子禁制の大奥へ渡ることに。しかし、彼女は京にいた頃からの幼なじみである久我信通(こが・のぶみち)に好意を寄せていて…。朝廷と幕府の橋渡しとして政略結婚をさせられた倫子の前に、さまざまな試練が立ちふさがる。
撮影は全編オール京都ロケを敢行。東映とタッグを組み、『大奥』の代名詞ともいえる豪華絢爛な衣装やセットはもちろん、クオリティーの高い世界観と映像美、豪華なキャスティング、圧倒的なスケールで送る。
演出は『科捜研の女』シリーズ(テレビ朝日系)、『相棒』シリーズ(テレビ朝日系)で高い評価を受けている兼﨑涼介監督を迎え、脚本は『好きな人がいること』(フジテレビ系)や『グッド・ドクター』(フジテレビ系)を手掛け、登場人物の繊細な心情を描くことを得意とする大北はるかが担当。第10代将軍・徳川家治を含む、主要キャストの発表にも注目だ。
小芝と企画・安永英樹のコメントは下記に掲載。
小芝風花 コメント
◆本作への出演が決まったときの思いをお聞かせください。
これまで名だたる方々が演じられてきた作品なので、とても身が引き締まる思いでした。 撮影は全て京都で行われると聞き、どっぷりと『大奥』の世界に漬かれるのだなと、怖さ半分、うれしさ半分…(笑)。 しっかりしごいていただきたいと思います。
◆『大奥』という作品の印象はいかがですか?
嫉妬、妬み、嫉み、陰謀…。とにかく人間のドロドロとしたものがギュッと詰め込まれているイメージでした。
◆ご自身が演じられる役の印象や役作りについて教えてください。
とても真っすぐで芯があり、ちゃんと“愛”がある人だと思います。 その優しさや愛情は、『大奥』の中に入ると一見弱さや甘さに見えると思います。でも、どんな環境に置かれても、何度打ちのめされようと変わらない根の真っすぐさは、家治にとって希望になるのではないかと思っています。
◆最後に放送を楽しみにしている視聴者やファンの皆さんへメッセージをお願いします。
これまでもたくさんの人に愛されてきた作品ですが、今回の『大奥』は"愛"をテーマにしています。今までとはまた違った、新しい『大奥』をお届け致しますので、ぜひ楽しみに待っていてください。
企画:安永英樹(フジテレビ編成部)コメント
『大奥』が帰ってきます。帰ってくるといってもただ帰ってくるわけではありません。切ない恋、かなわぬ恋、成就する恋、それでも引き剥がされる恋、そして夫婦、夫婦の愛とは何か? 欲望とは何か? 愛と権力を求めてうごめく江戸城・大奥を舞台に、時代劇であって時代劇ではない、新たに生まれる本物の“大奥”をお届けしたいと思います。
番組情報
木曜劇場『大奥』
フジテレビ系
2024年1月スタート
毎週木曜 午後10時~10時54分
出演:小芝風花 ほか
脚本:大北はるか
企画:安永英樹
プロデュース:和佐野健一 清家優輝 出井龍之介 庄島智之
演出:兼﨑涼介 林徹 二宮崇 柏木宏紀 ほか
制作協力:ファインエンターテインメント
制作著作:フジテレビジョン 東映
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/ohoku2024/
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