高畑充希と岡田将生が“婚外恋愛”を認めた夫婦役でW主演 渡辺ペコの大ヒット漫画をドラマ化『1122 いいふうふ』24年初夏配信【コメントあり】

ドラマ
2023年11月22日
『1122 いいふうふ』左から)岡田将生、高畑充希

高畑充希と岡田将生がW主演を務めるドラマ『1122 いいふうふ』が、Prime Videoにて2024年初夏独占・世界配信予定。高畑と岡田、原作の渡辺ペコらよりコメントが到着した。

原作は、渡辺ペコによる累計販売部数146万部を超える大ヒット漫画「1122」。そのリアルさに「妻に読ませたくない」「夫に読ませたい」と話題となり、夫婦としての在り方に一石を投じる、全く新しいマリッジストーリーとして高い評価を得ている。

監督を務めるのは「窓辺にて」(22)、「アンダーカレント」(23)など引っ張りだこの今泉力哉。脚本は今泉監督の妻であり、監督作「聴こえてる、ふりをしただけ」(12)で、11人の子どもが審査員を務めるベルリン国際映画祭「ジェネレーションKプラス」部門で、準グランプリにあたる「子ども審査員特別賞」を受賞した今泉かおりが務め、初の夫婦合作となる。

そして、今年4月期のテレビドラマ『unknown』(テレビ朝日)、1月の舞台「宝飾時計」などさまざまなフィールドで活躍する高畑充希と、「ドライブ・マイ・カー」(21)、「ゆとりですがなにか インターナショナル」(23)などの映画作品のほか、舞台やテレビドラマで全く違う顔を見せる岡田将生が、W主演にして初共演。“今どき”夫婦の一子(いちこ)と二也(おとや)を演じる。

ウェブデザイナーの妻・相原一子(高畑充希)と夫・文具メーカー勤務の相原二也(岡田将生)は、友達のようになんでも話せて仲の良い、結婚7年目の夫婦。セックスレスで子供がいなくても、2人の仲は問題ない。しかし、2人の間には秘密があった。それは毎月第3木曜日の夜、夫が恋人と過ごすこと。二也には、一子も公認の“恋人”がいるのだ。

一見いびつで特殊な夫婦の関係に見える2人だが、それは夫婦仲を円満に保つための「婚外恋愛許可制」。「結婚」というハッピーエンドの続きにある、「ふたりでいること」を諦めないすべての人に届けたい物語となっている。

併せて、撮影中の場面写真も解禁。2人が結婚記念の写真撮影をする様子を写した1枚で、自然体で仲の良さそうな様子が伝わってくる。高畑と岡田、原作者・渡辺らのコメントは下記に掲載。

高畑充希 コメント

「1122」。いちいちにーにー? ん? なんて読むんだろうこのタイトル? あ、いい夫婦か! 面白そう! と、コミックを手に取ったのが数年前のこと。読み進めてゆくにつれて、それぞれの登場人物が不器用でいとおしく、続きがどんどん気になる展開に、「これ、ドラマになったらきっと楽しいだろうなぁ」と確信していました。ですがなかなか挑戦的なシーンも多いので、地上波だと描き切れないのかも…とも思っていたので、そこから月日がたち、配信ドラマとして、そして一子ちゃん役でお話をいただけた時は、本当にうれしかった。 穏やかで楽しいすてきな人だらけの今泉組で。包容力を持って向き合ってくださる岡田さんと二人三脚で。来年の初夏、皆さんにいいドラマをお届けできるよう、頑張ります!

岡田将生 コメント

今泉監督の作品は見ていて魅力を感じていたので、お仕事をして監督の現場の空気を肌で感じてみたかった。
心地よい空気が流れていてやりやすい環境を作ってくださって、そしてかすかな心の揺れを敏感にキャッチしてくれる信頼できるスタッフ。 とてもすてきな現場です。 高畑さんとは今回初共演でして、役をどうこうではなく今回は一子ちゃん、高畑さんを真っすぐに見つめていくことで二也という人物像がより明確になっていくと感じました。
作品自体はとてもセンシティブで際どい話ですが、僕は夫婦が再生していく物語だと思っています。
そして、どうか最後までこの夫婦を見届けてほしいです。

監督・今泉力哉 コメント

高畑さんと岡田さんをはじめとした俳優たちとドラマ『1122』を撮影しています。
隣にいる人とずっと一緒にいるために、ときに不器用に、ときに滑稽に、でもいたって真剣に、恋をして、想い合って、悩みながら生活している人たちの物語です。
高畑さんの明るさと気遣い。岡田さんの繊細さと人の良さ。
演じ手である前に人として魅力的なお2人と共に、いい作品にできたらと思っています。
お楽しみに。

脚本・今泉かおり コメント

原作を初めて読ませていただいてから脚本が完成するまでずっと考えていたのは、「いい夫婦」とは何か? ということでした。
それを考えながら、原作と芯がぶれずに、世界観を壊さずに脚本にしていきたいと思っていました。
人は1人でも生きていけるかも知れないけど、やっぱり誰かといるのっていいな、と思える『1122』の素晴らしさが、皆さんに伝わりますように。

原作・渡辺ペコ コメント

先日現場にお邪魔して撮影を拝見しました。俳優さんたちがご自身の体を通し漫画のキャラクターをリアルな人物として生み出すさま、監督をはじめとしたプロフェッショナルのスタッフさんたちが集まり大きなエネルギーを一つの作品として形作る様子に圧倒されました。このように華やかな映像化の機会をいただけた幸運を本当にうれしくありがたく思います。 今後も関わってくださったすべての方たちの能力が発揮できる場であることを願っています。 原作を楽しんでくださった皆さんにもどうか期待いっぱいでご覧いただけたらと思います。本当に素晴らしかったので……!
私も完成を心の底から楽しみにしています。

「1122」第1巻カバーイラスト©渡辺ペコ/講談社

配信情報

『1122 いいふうふ』
2024年初夏、Prime Videoにて独占・世界配信予定

原作:渡辺ペコ「1122」(講談社「モーニング・ツー」所載)
出演:高畑充希 岡田将生 ほか
脚本:今泉かおり 監督:今泉力哉
企画・プロデュース : 佐藤順子
製作:murmur 制作プロダクション:Lat-Lon

公式サイト:1122-drama.com
公式Twitter:@1122_iFUFU

©渡辺ペコ/講談社 ©murmur Co., Ltd.
写真協力:(株)デコルテ

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