橋本環奈主演『トクメイ!警視庁特別会計係』(カンテレ・フジテレビ系 毎週月曜 午後10時~)の第7話が、11月27日(月)に放送。ゲスト出演する筒井真理子からコメントが到着した。
本作は、経費削減の“特別命令(トクメイ)”を背負って本庁からお荷物所轄・万町署に派遣された特別会計係の女性警察官・一円(はじめ・まどか)が、「捜査に金は必要だ!」と話す刑事たちと時にぶつかり合い、時に協力して、次々と起こる事件を解決へと導く警察エンターテインメント。
第7話には、筒井真理子がゲスト出演。転落事件の被害者と顔見知りで、多額の経費が必要になりそうな捜査に頭を抱える円のピンチを救う奈倉幸子を演じる。
ある日、1億円を拾ったハラン人のノッカー・ウォール(小久保寿人)が、ビルの階段から転落する事件が発生。言葉が通じないノッカーを聴取するには通訳が必要だが、その費用は驚くほど高額で、円は頭を抱える。
するとそこへ、かつて彼に仕事を紹介したという奈倉幸子(筒井真理子)がやって来て、無報酬での通訳を買って出る。幸子のおかげでようやくノッカーと意思疎通が取れ始めた湯川班だったが…。
筒井は、「架空の国の言葉を話す、すごく面白い役です! 実際に存在する国の言語なのかなと思って調べたら、そんな国はなかったので、宇宙語ってことかと(笑)。でも、会話に聞こえないと全部インチキになっちゃうから、皆さんが面白く紡いできたものを邪魔しないようにと思って、撮影に入る前に、ノッカー役の小久保さんと、リモートでお話させてもらいました」と明かす。
東南アジアのすべての国の言語を調べるなど、筒井は入念な役作りを。架空の言語を話す役柄は初めてで、すごく緊張していたと言い、「撮影後、小久保さんが『僕も緊張しました。(シーンに)合ってよかった』っておっしゃっていて、ホッとしましたね。視聴者の皆さまが評価してくれて初めて成り立つのですが、会話しているように聞こえているといいなって思っています」とニッコリ。
そして、「最後にひと悶着あるんですが、そこにはバックグラウンドにいろいろなことがあるということが伝わると、すごくうれしいなと思います。コメディーを作るのは本当に大変なことだから、皆さんのテンポの良さとか、グルーヴみたいなものの中に、クイっと入りました。共感されるところもあると思うので、ぜひ見逃さずにご覧ください!」と、メッセージを寄せた。
圧倒的演技力と存在感で、舞台・映画・ドラマなど幅広い作品で活躍を見せる筒井は、その確かな演技力で、主演女優賞、文部科学大臣賞など数々の賞を受賞。最近では、映画「波紋」で、第48回報知映画賞の主演女優賞にノミネートされた。そんな名俳優の筒井が、今作にどのような風を吹かせるのか注目だ。筒井のコメント全文は下記に掲載。
筒井真理子 コメント
◆台本を読んだ時の感想を教えてください。
台本をいただいた時に、幸子が湯川(沢村一樹)に向かって言い放つせりふが好きで、このせりふを言いたいなと思いました。グループのお芝居って、テンポが合わないと結構難しいですよね。でも、演出も役者の皆さんも達者で、1話からいいグルーヴができていて面白いなと思っていたので、この作品に参加できるんだ! という気持ちになりました。
◆奈倉幸子の役どころについて
架空の国の言葉を話す、すごく面白い役です! 実際に存在する国の言語なのかなと思って調べたら、そんな国はなかったので、宇宙語ってことかと(笑)。でも、会話に聞こえないと全部インチキになっちゃうから、皆さんが面白く紡いできたものを邪魔しないようにと思って、撮影に入る前に、ノッカー役の小久保さんと、リモートでお話させてもらいました。そこで擦り合わせて、スタッフさんたちに「いい感じに会話しているように聞こえる」と言ってもらえて、すごくうれしかったです。
◆演じられていかがでしたか?
架空の言語を話す役柄は初めてで、普通の役を演じるよりもすごく緊張しました。本当にうまくいくんだろうかと異常に緊張していたけど、撮影後、小久保さんが「僕も緊張しました。(シーンに)合ってよかった」っておっしゃっていて、ホッとしましたね。視聴者の皆さまが評価してくれて初めて成り立つのですが、会話しているように聞こえているといいなって思っています。“ハラン語って何⁉”って、ネット上で話題になるか楽しみですね(笑)。
◆撮影現場はいかがでしたか?
とっても楽しかったですね! 7話に出てくる円ちゃん(橋本環奈)の喜ぶしぐさが、吹き出しそうでした! かわいさにやられましたね(笑)。連ドラって、ゲストで入ってくると少しアウェー感があるんですけど、そういう感じが全然なくて、皆さんスッと受け入れてくれて、ありがたかったですね。
◆第7話の見どころ、視聴者へのメッセージをお願いします!
ノッカーさんの日本語が話せないさまが何とも切なくて…。そして、最後にひと悶着あるんですが、そこにはバックグラウンドにいろいろなことがあるということが伝わると、すごくうれしいなと思います。コメディーを作るのは本当に大変なことだから、皆さんのテンポの良さとか、グルーヴみたいなものの中に、クイっと入りました。共感されるところもあると思うので、ぜひ見逃さずにご覧ください!
第7話 あらすじ
20%の経費削減が思うように進まず、一円(橋本環奈)が焦りを見せ始める中、3カ月前に持ち主不明で見つかった1億円の落とし主を名乗る人々が万町署に押し寄せ、警務課は対応に追われる。
一方、管内では商業ビルの階段から男が転落する事件が発生。湯川(沢村一樹)と中西(徳重聡)がすぐさま病院へ向かうと、被害者は1億円が入ったかばんを拾い、2日後にはその所有権を得るハラン人のノッカー・ウォール(小久保寿人)だった。大金が絡んでいるとあって、事件にきなくささを感じた湯川は、日本語はおろか英語も通じないノッカーを事情聴取するため、ハラン語が話せる通訳を呼びたいと円に頼む。しかし、国内でハラン語の通訳ができる人物はたった1人。当然、その費用は驚くほど高額で、円は頭を抱える。
するとそこへ、かつてノッカーに仕事を紹介したという奈倉幸子(筒井真理子)がやって来て、無報酬での通訳を買って出る。幸子のおかげでようやくノッカーと意思疎通が取れ始めた湯川班だったが、ノッカーは大きな秘密を抱えていて…。
一方、脅迫者Xの捜査を独自に進めていた円は、これまでの被害者が元警察官僚で政治家の小田切誠(堀川りょう)の近くにいる人物だと突き止める。そして、次のターゲットになりそうな人物をさゆり(松本まりか)たちに伝えるが、湯川はこの件に関して相変わらず非協力的で…。
番組情報
『トクメイ! 警視庁特別会計係』
カンテレ・フジテレビ系全国ネット
毎週月曜 午後10時
出演:橋本環奈、沢村一樹、松本まりか、JP、前田拳太郎、結城モエ、福井晶一、米本学仁、前野えま、安藤嗣海/徳重聡 鶴見辰吾・佐藤二朗 ほか
脚本:荒木哉仁、皐月彩
音楽:大友良英
主題歌:SEVENTEEN 「今 -明日 世界が終わっても-」(HYBE JAPAN)
オープニングテーマ:LEEVELLES 「地獄の沙汰も愛次第」(ユニバーサルミュージック/Virgin Music)
プロデューサー:近藤匡、小林宙
演出:城宝秀則、光野道夫、河野圭太
制作:カンテレ、共同テレビジョン
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