ムロツヨシが主演を務め、平手友梨奈が共演する『うちの弁護士は手がかかる』(フジテレビ系 毎週金曜 午後9時~9時58分)の第8話(12月1日(金)放送)に、浅野ゆう子、高田聖子、小林涼子のゲスト出演が決定。浅野からコメントも到着した。
本作は、芸能事務所の元敏腕マネージャー・蔵前勉(ムロツヨシ)が、人気女優・笠原梨乃(吉瀬美智子)に突然解雇を言い渡されたことをきっかけに、猪突猛進な性格ゆえに空回りしてしまう超エリート新人弁護士・天野杏(平手友梨奈)に振り回されながらパラリーガルとして奮闘する、育成型リーガルエンターテインメントドラマ。
11月17日に放送された第6話の放送後1週間での無料見逃し配信は220万再生を突破し、第1~7話の見逃し配信累計再生数は1780万回超えを記録。第1話~6話までの1話あたりの1週間平均見逃し配信再生数は約227万回となった(ビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値。配信期間中の累計再生数。11月26日時点)。
ますます盛り上がりを見せている本作の第8話ゲストとして、浅野ゆう子、高田聖子、小林涼子の出演が決定した。第8話のテーマは「異母姉妹の遺産相続争い」。父・佐野将太郎(小沢直平)の遺産を巡って争う姉・佐野温子を浅野、異母妹の早川ゆう子を高田、将太郎を介護していたヘルパー・小宮小夜子を小林が演じる。
ある日、香澄法律事務所にゆう子が「姉(温子)に父の遺産を渡したくない」と駆け込んでくる。話を聞くと、ゆう子は高校卒業後に上京し、充実した毎日を送っていたが、3年前に父の介護が始まったことにより状況は一変。唯一の家族である姉の温子に協力を願うも、「仕事が忙しい」の一点張りで全てを押しつけられた。
その代わり、「父の遺産は全て譲る」と温子はゆう子に約束していたが、父の死後、突然温子が「父の遺言書を預かっている」と言い出す。裁判所で遺言書を開封する当日、書かれている内容が怖くなったゆう子は逃げ出し、事務所に駆け込んだのだった。
ゆう子の依頼を引き受けた蔵前と杏は家庭裁判所へ向かい、遺言書の開封に立ち会う際、姉の温子、その弁護人を務める大神楓(菅野莉央)と対面する。蔵前は「ダブル浅野!」と大興奮するも、杏は天野さくら(江口のりこ)の部下・楓を前に緊張していた。温子に有利な状況かと思われたが、ヘルパーの小夜子の“ある秘密”が明らかになり、急展開を迎えることに。
温子を演じる浅野は、1980年代から90年代にかけてトレンディードラマ・ブームをけん引し、浅野温子と共に“W浅野”と呼ばれ人気を博した。最近では『ヒルナンデス』(日本テレビ系)や『今夜はナゾトレ』(フジテレビ系)など情報・バラエティー番組にも出演し、親しみやすい人柄で人気に。
そんな浅野がフジテレビ制作の連続ドラマに出演するのは、2004年10月期の『めだか』以来、19年ぶり。“さの・ゆうこ”役の浅野が、高田演じる腹違いの妹“ゆう子”とどんな骨肉の争いを繰り広げるのか。小林演じる小夜子が隠していた秘密により待ち受ける、とんでもないラストにも注目だ。
浅野のコメントは下記に掲載。
浅野ゆう子 コメント
◆ムロツヨシの印象や共演した感想について
ムロさんはいろいろな顔を持った方で、ふふふと笑っちゃう芝居をシャラッと演じる方というイメージを持っておりました。このたびそれを目の当たりにさせていただけますことが、とても楽しみでした。共演してみると、ムロさんは細かに芝居を見てくださり、私の考えたプランをきっちり受け止めてくださり、それに想像以上の芝居で返してくださり、そして一緒に芝居の運び方を考えてくださる。そんな時間をいただきました。またいつか、じっくりご一緒させていただきたい大好きな俳優さんです。
◆本作のオファーを受けた際の率直な感想
ムロさんはとても気になる俳優さんでした。そのムロさんからリクエストいただいたと聞き、とてもうれしゅうございました。しかもかつてのトレンディードラマ時代をモチーフとしたキャラクター設定だということで、なんとシャレの効いた作品なのだろうと、お話をいただいた時点で、引き受けさせていただこうという気マンマンになっている私がいました(笑)。
◆本作の台本について
“今、W浅野というネーミングが出てくるドラマって?”と、興味津々で脚本を読ませていただきました(笑)。テーマは遺産相続。私がよく耳にする機会があるということは、世間では身近な出来事なのだろうと…。そして相続する姉妹の複雑な心模様。ヒロイン・杏さんの人生ともリンクする題材も織り込まれている読み応えのあるオリジナルストーリーでした。そこに古き良き時代のトレンディーテイストを想像させるムロさんのせりふなどなど…。これは久々に“振り切った芝居をしてもいいですよ”と、リクエストいただいたのかなぁってとてもうれしくなりました(笑)。もちろん! きちんと真面目に取り組ませていただかなくては! という背筋の伸びる心持ちにもさせられました。大変光栄に感じる脚本で、感謝です。
プロデュース・金城綾香(フジテレビ ドラマ・映画制作部)
ドラマがスタートした当初から、ムロさんと“ダブル浅野みたい”っていうせりふを言いたいねとお話していました。そこで出来上がったのが、ゆう子と温子という姉妹の物語です。まさかご出演いただけるとは思わず、バカなふりして伺ってみて本当によかったです! 浅野ゆう子さんの振り切ったすてきなお芝居、ぜひご覧ください!!
第8話 あらすじ
蔵前勉(ムロツヨシ)の前に、女優の笠原梨乃(吉瀬美智子)が現れた。「やっぱり私にはあなたが必要なの。戻ってきてほしい」と言って頭を下げる梨乃。蔵前は、突然のことに困惑しつつ、去って行く梨乃の背中を見つめていた。
翌日、所長の香澄今日子(戸田恵子)は、売り上げが少ない天野杏(平手友梨奈)と山崎慶太(松尾諭)を𠮟責する。金持ちの遺産相続など、もうかる案件を見つけてこいと命じる今日子。するとそこに、早川ゆう子(高田聖子)という女性が駆け込んでくる。ゆう子は、父の遺産を姉に渡したくない、と今日子たちに告げ……。
ゆう子によれば、父・佐野将太郞(小沢直平)の遺産は、人より猿の方が多いと言われる山梨・猿飛村の実家と土地に山が1つ。預金は残っていないという。それを聞いた今日子は、この件を杏に担当させると、蔵前には「相手から断られるように話を持って行け」と指示する。資産価値がないからだった。
田舎暮らしを嫌い、高校卒業後に上京したゆう子は、20代はOL生活を送っていたという。ゆう子は観光業、姉の佐野温子(浅野ゆう子)はアパレルで働いていた。しかし3年前に将太郎の介護が始まると、温子は仕事を理由にゆう子にすべてを押しつけたらしい。温子は遺産をすべてゆう子に譲ると約束していたが、将太郎の葬儀が終わると「遺言状を預かっている」と言い出したという。ゆう子は、温子とは母親が違うため、いつも分かり合えないと杏に訴え……。
番組情報
『うちの弁護士は手がかかる』
フジテレビ系
毎週金曜 午後9時~9時58分
出演:ムロツヨシ、平手友梨奈、吉瀬美智子、菅野莉央、日向亘/安達祐実、村川絵梨、松尾諭/大倉孝二、酒向芳、戸田恵子、江口のりこ ほか
主題歌:ザ・ローリング・ストーンズ「アングリー」(ユニバーサル ミュージック)
脚本:服部隆、おかざきさとこ、西垣匡基、中園勇也、神田優、市川貴幸
音楽:川井憲次、fox capture plan
プロデュース:金城綾香、江花松樹
演出:瑠東東一郎、相沢秀幸、下畠優太、中田博之、片山雄一
台本イラスト:藍にいな
制作:フジテレビ ドラマ・映画制作部
制作著作:フジテレビジョン
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/uchiben_kin9/
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