菅野美穂が主演を務める木曜ドラマ『ゆりあ先生の赤い糸』(テレビ朝日系 午後9時~9時54分)の第7話が、11月30日(木)に放送される。
今年の「第27回手塚治虫文化賞」で頂点となる「マンガ大賞」に輝いた入江喜和の「ゆりあ先生の赤い糸」(講談社)を、菅野美穂主演で連続ドラマ化した本作。かつてない地味でタフで明るい“踏ん張るおっさん主婦”ヒロインが、目の前に突然現れた夫の彼氏、彼女、隠し子と奇妙な同居生活を開始。時にぶつかり合い、時に手を取り合い、みんなで意識不明状態となった夫の介護にいそしみながら、これまで想像もしなかった数奇な人生と血のつながりを越えた“家族”の絆を編み上げていく。
11月30日放送の第7話では、この疑似家族が崩壊の危機に直面。一方、禁断の恋を育んできた伊沢ゆりあ(菅野)と子持ちの若きイケメン便利屋・伴優弥(木戸大聖)にも、別れの危機が迫る。これまでいくつもの人生の荒波を力強く跳ね返してきたゆりあだが、一難去ってまた一難。恋も家族も大ピンチを迎えてしまう。
前回の第6話(11月23日放送)で、ゆりあを真剣に愛する優弥が、別居中の妻に離婚届を送ったことが判明。しかし、すんなりハッピーエンドというわけにはいかず…。息子&孫の幸せを願う優弥の父・伴博(宮藤官九郎)から「ほどほどに遊んだら、帰してやってくださいよ」とくぎを刺され、心の中にわだかまりが残ってしまったゆりあ。さらに、優弥とホテルでベッドを共にするも、彼が過去のバイク事故のせいで性機能障害を抱えていることも発覚した。
「俺は不良品」と自虐する優弥に対し「私もかなりの中古品」と言って、気まずくならないよう配慮するゆりあ。お互いの優しさを感じ、笑顔を交わした2人だが、重い空気を完全に拭い去ることはできなかった。そんな中、一人になったゆりあの目からは涙がボロボロとこぼれ落ちる。
第7話では、ゆりあの心を複雑な感情が支配していく。“優弥は自分自身が不良品だと思っているから、かなり年上の私を相手にしたのではないだろうか”。その思いはどこまでも重くのしかかってくることに。ゆりあに会いたがる優弥のこともつい、バレエのレッスン中に負ったねんざを理由に「会えない」と突き放してしまい…。一時は赤い糸で結ばれた運命の人だと思った優弥との間に訪れる別れの危機。はたして、この恋はどんな結末へと向かっていくのか。
一方、ゆりあと同居する夫の“彼女”・小山田みちる(松岡茉優)の心も大きく揺らいでいく。ゆりあの夫・伊沢吾良(田中哲司)の“隠し子”かもしれない娘たちと共に、伊沢家に居候し、ゆりあとも友情を築き始めていたみちる。しかし第7話では長女・小山田まに(白山乃愛)にバレエを続けさせるか否かで、図らずもゆりあと衝突。そこへ、みちる親子を家から追い出そうと企む吾良の妹・伊沢志生里(宮澤エマ)が、さらに追い詰めるようなことをみちるに耳打ち。居た堪れなくなったみちるは突然「家を出ようと思う」とゆりあに告げる。
何とかして、みちるを引き留めようとするゆりあ。一方、自分の孫かもしれないまに&小山田みのん(田村海夏)をかわいがる姑・伊沢節子(三田佳子)は、余計なことばかりする志生里への怒りを爆発させる。夫の“彼氏”・箭内稟久(鈴鹿央士)も含め、一見奇妙ながらも絆を強めつつあった疑似家族は崩壊の危機に瀕してしまう。
そんな中、ついにみちるがゆりあに向かって吾良との関係と過去を洗いざらい告白。ずっとうやむやだった“隠し子”疑惑の真相も明らかに。さらにいまだ寝たきり状態にある元凶夫・吾良に、夢にも思わなかった異変が起こる。
番組情報
『ゆりあ先生の赤い糸』
テレビ朝日系
毎週木曜 午後9時~9時54分
番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/yuriasensei/
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