後藤久美子と武井咲がW主演を務める、テレビ朝日開局65周年記念 松本清張 二夜連続ドラマスペシャル 第一夜『顔』(2024年1月3日(水)午後9時~11時05分)より、前田拳太郎、駒木根葵汰の出演が発表された。
後藤久美子×武井咲が初共演にしてW主演で挑む同作は、これまで幾度となく実写化されてきた松本清張の名作を人気脚本家・浅野妙子の手で現代版へと大胆にアップデート。武井演じる殺人を犯した覆面アーティスト・井野聖良と後藤演じる殺人犯を目撃した弁護士・石岡弓子が、追いつ追われつのサスペンスを展開する。
このたび、前田拳太郎、駒木根葵汰の出演が解禁された。『仮面ライダーリバイス』『機界戦隊ゼンカイジャー』(どちらも2021年)という、日本が誇るヒーローを演じた2人の俳優が一転、身の毛もよだつ“超絶ゲス男”を演じ、日本中の老若男女を震撼させる。
2021年放送の『仮面ライダーリバイス』で五十嵐一輝/仮面ライダーリバイ役に抜てきされ、ドラマ初主演を務めた前田はその後、劇団EXILEに加入。ドラマ・映画・舞台と活躍の幅を広げてきた。
そんな前田が今作で演じるのは、聖良の“元カレ”で同じ事務所に所属する駆け出しの俳優・森尾亘。かなり嫉妬深い性格で聖良のことも自分の意のままにしようとする束縛男。デビューを間近に控えた聖良から別れを切り出されると逆上し、あろうことか聖良のあられもない姿を撮った動画を武器に、聖良を自分のもとに引き留めようと…。
リベンジポルノにDV…とゲスい男の総決算のような森尾亘という人物に「今までに演じたことのない役で、役作りにはかなり苦戦しました」と前田。聖良の人生を大きく変えることになる男をどのようにゲスく演じきるのか、その動きから目が離せない。
2021年、スーパー戦隊シリーズ『機界戦隊ゼンカイジャー』で主人公の五色田介人/ゼンカイザーを演じた駒木根は、『星降る夜に』(テレビ朝日)やミニドラマ『この秋、僕は恋をした』(フジテレビ)、さらに現在放送中の『今日からヒットマン』(テレビ朝日)や、主演を務めた『天狗の台所』(BS‐TBS)などでその存在感を発揮している。
今作で駒木根が演じるのは、不良グループのリーダー・和田友彦。弓子の娘・紗由美(吉柳咲良)が裸にさせられている写真を入手した和田は、それをネタに弓子に金を払うよう脅しを。その動画は思いも寄らぬ者の手にわたり、さらなる波紋を呼ぶことに。
演じた駒木根本人ですら「他人だったら嫌だなぁ。と思うほど心の内が分からない人間」と評する和田友彦。この男が物語にどんな波乱を巻き起こしていくのか、その不愉快極まりない行動に注目だ。
今作には、上川隆也、陣内孝則、緒方直人ら豪華ベテランキャストのみならず、今をときめく“ネクストブレーク俳優”が続々出演。
弓子の娘役を演じる吉柳咲良、聖良の事務所のマネージャーを演じる川瀬莉子をはじめ、進藤薫(上川)の相棒刑事・朝永弘役に若林時英、そして弓子の弁護士事務所のスタッフ・矢野彰役にゆうたろう、とますます今後の活躍が期待される若き俳優陣が、並み居る実力派俳優たちを相手にフレッシュな魅力を放っている。前田、駒木根によるコメント全文は以下を参照。
前田拳太郎 コメント
◆今作に出演が決まった時の率直なお気持ち、脚本を読んでの感想は?
とても豪華なキャストの皆さんと共演できるということで一緒にお芝居ができるのかとすごくうれしい気持ちでした。初めて脚本を拝見した時は、それぞれのキャラクターが抱える思いやスリリングな展開にくぎ付けになり、映像になった時を想像してとてもワクワクしました。
◆演じられた森尾亘という役の印象は? 演じる上で心がけたことなどはありましたか?
森尾亘という役は、今までに演じたことのない役で、役作りにはかなり苦戦しました。接する相手によって印象がかなり変わるようなキャラクターなので、その理由や意味を考えて演じました。
◆撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
今回の作品は『仮面ライダーリバイス』のプロデューサーさんと同じでしたので、どこか懐かしい気持ちでした。現場でもライダーのお話などさせていただきましたし、お芝居の中にも懐かしの要素が入っているかもしれないので、ぜひ皆さんにも探していただきたいです。
◆武井咲さんの印象は?
ご自身にとてもストイックで、周りへの気配りができる優しい方という印象です。武井さんのお芝居に対する姿勢や熱量を見て僕自身たくさんの刺激を受けました。
今回武井さんとご一緒するシーンが多く、最初はとても緊張していたのですが、とても気さくにお話ししてくださいました。
◆視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
サスペンスドラマならではの急展開なストーリー、そして後藤久美子さん、武井咲さんのお2人が魅せるお芝居。序盤から目が離せなくなるようなドラマになっていますので、ぜひお楽しみに。
駒木根葵汰 コメント
◆今作に出演が決まった時の率直なお気持ち、脚本を読んでの感想は?
新春ドラマは初だったのでとてもうれしかったです。後藤久美子さんと武井咲さんのW主演でとても驚きました。“松本清張ドラマスペシャル”にも緊張感が張り詰めました。読めば読むほどニヤニヤしてしまうような脚本で、和田という人間をどう作っていくかを楽しむことができました。
◆演じられた和田友彦という役の印象は? 演じる上で心がけたことなどはありましたか?
他人だったら嫌だなぁ。と思うほど心の内が分からない人間です。見てくださる方々にも嫌なやつだなと思われるように演じました。
◆撮影現場の雰囲気はいかがでしたか?
そんなに多くの撮影ではなかったのですが、後藤さんを中心に落ち着きながらも和気あいあいとしていました。
◆後藤久美子さんの印象は?
とても気さくで、撮影の合間にもクスッと笑えるようなお話をしてくださいました。
◆視聴者の皆さんへメッセージをお願いします。
後藤さんの復帰作でドキドキ、ソワソワするような展開になっています。そんな中で、僕が演じる和田も後藤さん演じる石岡弓子にいろいろ仕掛けていきます。盛りだくさんなドラマですのでお楽しみください。
番組情報
テレビ朝日開局65周年記念 松本清張 二夜連続ドラマスペシャル 第一夜『顔』
テレビ朝日系
2024年1月3日(水)午後9時~11時05分
<キャスト>
後藤久美子
武井咲
緒形直人
平岡祐太
吉柳咲良
前田拳太郎
駒木根葵汰
川瀬莉子
川﨑麻世
西尾まり
佐戸井けん太
平泉成
陣内孝則(特別出演)
上川隆也
ほか
原作:松本清張「顔」(新潮社刊)(新潮文庫傑作短編集5『張り込み』所収)
脚本:浅野妙子
音楽:沢田完
演出:藤田明二
エグゼクティブプロデューサー:内山聖子(テレビ朝日)
プロデューサー:残間理央(テレビ朝日)
中込卓也(テレビ朝日)
目黒正之(東映)
望月卓(東映)
制作:テレビ朝日 東映
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