12月24日(日)に最終回を迎える日曜ドラマ『セクシー田中さん』(日本テレビ系 毎週日曜 午後10時30分)がクランクアップ。主演の木南晴夏や生見愛瑠ら出演者のコメントが到着した。
本作は、第9回ananマンガ大賞を受賞、発行部数100万部を誇る芦原妃名子の人気漫画「セクシー田中さん」(小学館「姉系プチコミック」連載中)をドラマ化。脚本は、昨年の連続ドラマ、公開中の映画「ミステリと言う勿れ」の脚本家・相沢友子が手掛ける。
主人公・田中京子(木南)は、仕事は完璧だが地味で友達も恋人もできたことがない経理部のアラフォーOL。一方、同じ会社で派遣社員として働く倉橋朱里(生見愛瑠)は、「若くてかわいい」ことにしか自分の市場価値はないと焦り、合コンに明け暮れるものの、むなしさと生きづらさを感じていた。そんな時、朱里は田中さんの正体を知り、わが道を行く生きざまに憧れていく。
このたび、主人公・田中さん役の木南、朱里役の生見、笙野役の毎熊克哉、進吾役の川村壱馬(THE RAMPAGE)、小西役の前田公輝が同時にクランクアップを迎えた。
最後となったのは、あるイベント会場でベリーダンススクールの一同がダンスを踊るシーン。スタッフから「オールアップです!」の声がかかると拍手と歓声が上がり、キャスト一同に花束が贈られた。
前田は周囲からもらったという小西役への反響を交えながら「ドラマと現実の間で、すてきな時間だったなと感じました」と思いを述べた。
川村は「本当にいつも優しく温かい現場で、『こんな現場ないな』と撮影に来るたびに感じていました」と周囲への感謝の思いを語った。
毎熊は「笙野というキャラクターを自分がやり切れるのかという不安があったのですが、皆さんのおかげで自分も最後まで楽しく演じることができました」と充実の表情。
生見は「朱里という役にすごく助けられて」と作中の自身のせりふを引用しながら、「めっちゃ大好きな作品です。初のストーカー役、楽しかったです!(笑)」と笑顔を見せた。
そして主演の木南は、GP帯初主演とベリーダンスという2つのプレッシャーを抱えながらも走り抜けた日々を回想し、思わず涙。「泣かないって決めてたのに!(笑)」と言いつつ、「ワンシーン、ワンシーン宝物のように感じてすごく楽しかったです。皆さんと過ごす一瞬、一瞬が本当に愛おしい時間になりました」と思いを込めた。
また、三好役を演じた安田顕は、先んじて「Sabalan」のシーンでクランクアップ。「撮影はまだまだ続くと思いますけれど、無事全うされますようお祈り申し上げます」と一同を気遣いつつも、感謝の言葉を述べた。