『相棒season22元日スペシャル「サイレント・タトゥ」』(テレビ朝日系 午後8時~)が、3月27日(水)に再放送されることが決定した。
2000年のシリーズ誕生以来、濃密で骨太なミステリーの数々を世に送り出し、“国民的ドラマ”という地位を確立した『相棒』。2024年1月1日(月・祝)には恒例の『元日スペシャル』が放送されたが、同日に発生した令和6年能登半島地震の緊急ニュース対応のため、番組の一部が未放送となった。
その後、TVerで行われた『元日スペシャル』の見逃し配信は、208万再生を超え(ビデオリサーチにて算出/1月1日~10日)、視聴者からもテレビでの再放送について多くの要望が届いたという。そこで、3月27日(水)にノーカット版を全国ネットで再放送することが決定した。
本作には、3代目相棒・甲斐享(成宮寛貴)のパートナー・笛吹悦子(真飛聖)が約9年ぶりに登場。さらに、美村里江、新納慎也が『相棒』初出演を果たす。
『相棒』ならではの圧巻のクオリティーはもちろん、テレビ朝日開局65周年記念作品の第1弾にふさわしく、超スケール&超怒涛のストーリーが展開。杉下右京(水谷豊)×亀山薫(寺脇康文)が特命係史上、最も危険な賭けに出ることに…。スペシャルな“相棒ワールド”を存分に楽しめる内容となっている。
あらすじ
甲斐享(成宮寛貴)と笛吹悦子(真飛聖)の息子・結平(森優理斗)が、学芸会の演劇で主演を務めることになり、祖父の甲斐峯秋(石坂浩二)は早々に会場入りし、開幕を待っていた。学芸会といっても立派なホールを借り切っての催しで、峯秋は孫の晴れ舞台に、社美彌子(仲間由紀恵)とその娘・マリア(土方エミリ)も招いていた。同じ会場に、右京(水谷豊)、薫(寺脇康文)、美和子(鈴木砂羽)の姿もあった。右京は、享の逮捕後も悦子とその息子を気に掛け、交流を続けていたのだった。また、峯秋の長男で享の兄の甲斐秋徳(新納慎也)は、結平の父親代わりを務めており、この日も保護者として、悦子と共に舞台袖で結平を見守っていた。
そんな中、結平の担任・姉小路(福澤重文)が、悦子に声を掛けてくる。その言動には、単なる“担任教師”にそぐわない不穏な空気をはらんでいた。そうこうするうち幕が開くが、その最中、なぜか出演予定のない姉小路が、フラフラとステージに現れ、舞台上で卒倒する。背中には、深々と刃物が突き刺さっていた。騒然となる会場。右京と薫は、緊急事態を察し、即座に動き出す。
そして、意外なほどあっさり容疑者が浮上した。姉小路は異性にだらしなく、同僚教師だった栗原志津子(美村里江)との婚約を一方的に破棄した過去があった。そのいきさつは非道なもので、志津子が姉小路に強い恨みを持つのも無理からぬことだった。いっぽう、志津子のかたわらには、黒須(阿佐辰美)という若者がいて、彼女から何らかの指示を受けている様子が垣間見られた。この時点で、事件のあらましは判明したかに思われたが、やがて志津子が、姉小路からアプローチを受けていた悦子に対して、異常な執着を持っていることが分かってくる。
番組情報
『相棒season22元日スペシャル「サイレント・タトゥ」』※再放送
テレビ朝日系
2024年3月27日(水)午後8時
<出演>
水谷豊、寺脇康文、森口瑤子、鈴木砂羽、川原和久、山中崇史、篠原ゆき子、山西惇、田中隆三、松嶋亮太、小野了、片桐竜次、杉本哲太、仲間由紀恵、石坂浩二 ほか
<ゲスト>
美村里江、新納慎也、真飛聖 ほか
脚本:輿水泰弘
監督:権野元
公式Instagram:@aibou_official
公式X(旧Twitter):@AibouNow
公式LINE:@aibou
◆動画配信プラットフォーム「TELASA(テラサ)」では、「相棒」過去全シーズン&スペシャルドラマに加え、劇場版、配信オリジナルエピソードも配信中。
https://navi.telasa.jp/aibou/
©テレビ朝日