『極限夫婦』(カンテレ 毎週木曜 深夜0時25分~/DMM TVにて独占配信)第2章「玉川夫婦の場合」が、2月8日(木)スタート。主演を務める岡本玲、桐山漣(正式にはさんずい+一点しんにょうの「連」)、ゲスト出演する浅野ゆう子、白間美瑠、木下隆行(TKO)からコメントが到着した。
本作は、「めちゃコミック」で月間ランキング首位を獲得した、夫婦漫画家・きづきあきら+サトウナンキの同名コミックス「極限夫婦」(双葉社・アクションコミックス)を原作に、モラハラ、浮気、男尊女卑と、女性の尊厳を踏みにじる最低夫たちを妻たちが見事にスカッと成敗する、3組の夫婦の“アットホーム”復讐ドラマ。
松村沙友理&竹財輝之助、岡本玲&桐山漣、北乃きい&平岡祐太が3組の夫婦を演じ、それぞれの結婚生活の果てにある極限状態と、夫へのスカっと爽快な断罪をオムニバス形式で送る。
2月8日より放送される第2章「玉川夫婦の場合」(4~6話)でメインキャストを務めるのは、岡本玲と桐山漣。岡本は面倒見がよく同僚・後輩に慕われるキャリアウーマン・杏子役、桐山は表向きは家事にも妊活にも協力的だが、裏では妻に妊活を押し付ける身勝手な夫・直樹役を演じる。
一見誰もがうらやむ幸せな関係のはずが“妊活クライシス”に陥ってしまう玉川夫婦。子どもがなかなか授かれずに悩み抜いた果てにある、夫婦の“極限状態”と妻を裏切る最低夫へのスカッと痛快な復讐劇を描く。
岡本は「実はドラマのお話をいただく前から、SNSで流れてきた広告が気になって原作を読ませていただいてましたし、読んでとてもスカッとしました(笑)。なので、オファーをいただいた時は“あの作品だ!”と、とてもわくわくしました!」と出演決定時の心境を振り返った。
クズ夫・直樹を演じる桐山について尋ねると、「2回共演経験があり、休憩時間にお話させてもらったりして本当にいい人だと思っていたので、桐山さんが直樹を演じると聞いた時は、どんなクズ男になるか楽しみでした。漫画は自分の現実から離れたファンタジーとして楽しんでいましたが、実際に桐山さんが演じると“そうだよね、絶対こんな旦那モテるもんね!?”と思えて、より楽しかったです。浮気相手との写真がとてもいい感じで、めちゃくちゃ腹が立ちました(笑)」とその演技を絶賛した。
また、役と本人のギャップを感じたエピソードとして「寒い時期の撮影だったのですが、桐山さんがホットコーヒーを差し入れしてくださいました!」と明かした。
自身の役作りについては「杏子はバリバリ働いている人なので、彼女の社会性を意識して演技するようにしました。杏子が普段の仕事では自分の主張もしっかりできる人だろうに、不妊治療に励む中で旦那さんに対してだけ負い目を感じてしまうところは、理解できます。最近は“不妊治療”という話題が、以前よりオープンに相談しやすくなってきていると思いますし、調べてもたくさん情報が出てきます。でもデリケートな問題だからこそ、情報を元に頭で考えるだけではなく、直樹さんとのお芝居で生じるその場の感情をより大事に演じました」と真摯に語り、「視聴者の皆さんは、最後まで見て、思う存分スカッとしてください。ぜひ楽しんでいただけたらと思います」と呼びかけた。
一方、桐山に「これほどまでの見事なクズを演じるの初めて」とまで言わしめる最低男の役を引き受けた理由を尋ねると、「相手役が岡本さんだったからですね。2回の共演経験はあっても、ほとんどせりふを交わしたことがなかったのですが、以前からとてもすてきなお芝居をされるなと思っていたので、岡本さんと演じられるなら役者としていろんなことを勉強させてもらえるんじゃないかと思い、前向きな気持ちで出演を決めました」と真っすぐに語った。
岡本の印象的なエピソードとしては、「クランクインの日に予定より1時間早く来ていたので“気合たっぷりだな!”と思ったら、時間を間違えていたみたいで(笑)。意外とおっちょこちょいな一面もあるんだな、と思ってほほ笑ましかったです」と話し、和やかな笑みを。
不妊の責任を妻だけに押し付ける、クズ男の直樹。しかし、桐山本人は「実際に子どもがなかなかできずに苦しんでる方も数多くいらっしゃるセンシティブな問題で、夫婦のどちらが悪いってことでもないと思います」という意見。
自身の役どころについては「僕が演じる直樹は、優しいようで優しくないクズ夫ですが、流されやすくてかわいそうな人でもあります。やることはやってるんですけど…」と苦笑い。
最後に、桐山は「“こんなすてきな奥さんがいながら直樹は何をやってるんだろう?”と思いながらも、妊活は自分だけ何もしないで開き直っている直樹の最低な生きざまを楽しく演じさせていただきました。結果的には大どんでん返しが来るので、どうかクズの末路を温かく見守ってください!」と語り、見どころをアピールした。
さらに、第2章のゲストキャストとして、浅野ゆう子、白間美瑠、木下隆行(TKO)が登場。浅野ゆう子が夫の不倫が原因で離婚した過去をもつ直樹の母で杏子のよき相談相手・玉川麗子役、白間美瑠が直樹に憧れを抱く杏子の後輩・飯島由香役、木下隆行(TKO)が杏子の会社の上司・高砂裕之役を演じる。3人のコメントは下記に掲載。
浅野ゆう子 コメント
私はもともと活字が好きで読書が趣味なのですが、最近は漫画が原作のドラマや映画が多くなり、コミックスを読むということが増えました。この『極限夫婦』も、偶然にもまだドラマのお話なんて全然ない頃にタイトルを見て“これは面白そうだな”と思い、5巻まで読んでおりました。ですのでお話を頂戴したときは、「それ読んだ、知ってる」とびっくり。
私のいただいた役は、直樹の母親で、お嫁さんの杏子さんにとってもよき姑となる、玉川麗子です。岡本玲さん演じる杏子さんとの心の交流も描かれていて、演じがいのあるお姑さんでした。原作者のきづきあきらさん・サトウナンキさん両先生にもごあいさつをさせていただき、「浅野さんらしく好きに演じてください」とエールもいただいて、とてもうれしゅうございました。不妊という非常にセンシティブなテーマを元に、全男性がぞっとするような展開で、最後に誰もがスカッとする、非常に見応えのある作品だと思います。
時代にマッチした、いろんなタイプのご夫婦のお話が展開されているこのシリーズ。3組それぞれに“すごく分かる!”と共感できる部分があり、女性なら“こんなことされたら本当に嫌だし、こうはなりたくないわよね”なんて気持ちを持ちながら楽しんでいただけること間違いなし。作品は第2章に入ります。ぜひご覧くださいませ。
白間美瑠 コメント
最初台本を読んだときは「こんなことが本当にあったら、怖すぎる…!」と震え上がりました。でも展開も速くて分かりやすく、最後はスッキリ爽快感があるので面白かったです。関西出身の方が多くて関西弁がすごく飛び交った、エネルギッシュな楽しい現場でした! みんなで一緒にご飯を食べたりと本当に楽しくて、終わるのが寂しいくらいでした。
私が今回演じる由香は本当にヤバ女すぎて、どんなふうなヤバ女にするか、いろいろと妄想が膨らんで演じるのが楽しみでした。最初はかわいらしい感じなのですが、どんどん化けの皮が剥がれていくのが演じていて本当に面白かったです。せりふもムカつくと思うのですが、由香の洋服とかもキャラクターに合っていてすごく腹立つと思うので、注目してください。ドキドキ、ハラハラするような展開が繰り広げられるので、感情が騒がしくなります! 由香を見て“ムカつく、腹立つなぁ”と思ってもらえたら、満足です!!
木下隆行(TKO)コメント
リアルな自分の生活に置き換えるとゾッとするようなストーリーです。でもどこかで必ず同じ境遇の人がいるはずなのでドキドキしながら台本を読みました。不倫とは一瞬にして全てを失う時代なんだと改めて感じました。極限状態ではありますが、いつ自分が、周りが、起こしてもおかしくない内容です。自分に置き換えてぜひ見てください。そして周りの人たちを頭に浮かべてください。
第2章「玉川夫婦の場合」第4話(2月8日放送)あらすじ
5年前、取引先との親睦会で知り合い結婚した玉川夫妻は、一軒家を購入し2人暮らし。妻・杏子(岡本玲)は面倒見がよく同僚や後輩に慕われるキャリアウーマンで、夫・直樹(桐山漣)は妻の同僚に振る舞った手料理を絶賛されるほど料理上手でセンスも抜群。一見すると誰もがうらやむ夫婦生活を送っていた2人だが、その裏には結婚から2年がたっても子供を授かれないという悩みがあった。
母子家庭で育った直樹にとって、両親がそろった家庭を作ることは長年の夢。杏子はそんな直樹の期待に応えられないことに責任を感じながらも、どこか妻任せな直樹の妊活スタンスに疑問を持っていた。
意を決して直樹に不満を打ち明け、一緒に不妊症の検査に行こうと提案した杏子だったが、あっさり断られたうえに、不妊の原因は杏子にあるのではないかと暗に責められてしまう。落ち込んでいた矢先、義母・麗子(浅野ゆう子)に相談したことで、気持ちが前向きになった杏子は、病院で検査を受ける決意をし、本格的に妊活と向き合い始める。
それでもなかなか妊娠できずにいたある日、杏子は病院に行くことを渋る直樹に手軽に不妊症の検査をしてもらう方法を知る。勇気を振り絞って直樹に頼み込み、ようやく夫の協力を得ることに成功した杏子。だが、その検査結果が郵送で届いたその日、直樹から衝撃の事実を知らされ…。
番組情報
『極限夫婦』
カンテレ(関西ローカルで地上波放送/DMM TVにて独占配信)
毎週木曜 深夜0時25分~
<第1章「船越夫婦の場合」(1~3話)>
出演:松村沙友理、竹財輝之助、NANA(MAX)、黒沢ともよ、髙田延彦
<第2章「玉川夫婦の場合」(4~6話)>
出演:岡本玲、桐山漣、白間美瑠、木下隆行(TKO)、川久保晴、藤谷理子/浅野ゆう子
<第3章「北斗夫婦の場合」(7~10話)>
出演:北乃きい、平岡祐太 ほか
原作:きづきあきら+サトウナンキ『極限夫婦』(双葉社・アクションコミックス)
エグゼクティブプロデューサー:吉條英希(カンテレ)
監督:酒見顕守、髙野有里(メディアプルポ)
脚本:保木本真也、渋谷英史
プロデューサー:田中健太(カンテレ)、伊藤茜(メディアプルポ)
制作著作:カンテレ
制作協力:メディアプルポ
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