2月5日(月)スタートのドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』(テレ東系 毎週月曜 午後11時6分~11時55分)の記者会見が2月4日に行われ、朝日奈央、関水渚、石井杏奈が登壇した。
原作は、小学館のコミックアプリ「マンガワン」で人気連載中のマキノマキによる同名作品。人のモノ欲しがり女、モラハラ浮気夫、高圧的パワハラ上司、何も決められない男…身の回りにいるお騒がせなヤバい人たちについて、仲良し女子3人組が「こういう人、いるいる!」とおしゃべりして心のデトックスをはかる共感型リアル体験ドラマとなっている。
地上波連続ドラマ初出演、そして初主演という朝日は、演じる太田佳央梨という役柄について「佳央梨は物事を慎重に考えるタイプで、平和に生きたいと思っている人なので、そこは私自身と重なる部分もあって共感できます。ただ、すごく賢くて怒ると理詰めしてしまうときがあって。そこは自分にはなくて共感できないところではあるのですが、だからこそ演じていて楽しいし、やりがいがあります」と役との共通点などを明かした。
優しくて面倒見のいい性格の保育士・三浦あやを演じる関水は「あやは性善説を信じているタイプ。生まれた時から悪な人間はいないという純粋な心を持って人と接しています。とにかく人が大好きで、人のいいところを見つけて日々生活しているような子です。私も保育士さんになりたいなと思ったことがあったので、その部分は共感できます」と役について説明。
なにもかもが平均的なOL・高橋奈緒を演じる石井は「奈緒は良くも悪くも目立ちたくない、平和を目指している女の子です。人を傷つけるのも嫌だし、争い事に参加するのも嫌だという生き方はすごく共感できます。何かあった時に頼るのが友達だったり家族だったり、大切な人がいるというのも共感できました。でも、だからこそ頑張りすぎるところ、優しすぎてしまうところ、自分の気持ちにふたをして人と接してしまうところは、頑張りすぎなんじゃないかなと思う時もあります」と奈緒に共感できるところとそうでないところを語った。
また、仲良し女子3人が、迷惑人間あるあるをおしゃべりでぶった切るというドラマのストーリーにちなんで、3人がぶった切りたいことを発表するコーナーも。
朝日は「私」と回答し、「奈緒の部屋で1日中3人でしゃべり続けるシーンがあったんですけど、その前に、3人でその日の流れを話し合いながら確認していたんです。その中で2人が『今日鍋出てくるじゃん、撮影中食べながらやるのかな?』という話をさらっとしていて。それを聞いて私は心の中で『鍋? 今日鍋出てくるっけ? 今日韓国ドラマ出てこなかった?』と全然違うことを思ってたんですよ。それで台本を確認したら、私が全く違うシーンを覚えてきちゃってて。でもそんなこと2人に言えないじゃないですか(笑)。迷惑かけたくないし。なので、顔真っ青になりながら、『鍋ね~。食べるのかな~』とか言って(笑)。2人がしゃべっているすきに急いではけて、マネージャーさんと一緒に超小声で稽古して、即座に覚えて。そういう時って頭回転するんですね(笑)。なんとか撮影は乗り切れたんですけど、そんな私をぶった切りたいです」と撮影時のエピソードを披露した。
関水は「スタジオのあまりにも急な階段!(ほぼ90度)」と回答。「奈緒の部屋が、あるスタジオに建てられていまして、その部屋に行くには階段を上らないといけないんですけど、それがほぼ90度。すごい足を上げないと上れないんですよね。ぶった切って幅を広くしたいかな」と話し、朝日と石井も「分かる分かる」と同意していた。
「節分を今日だと勘違いしていた自分」と答えた石井は「節分が2月4日だとずっと思ってて。2月2日の撮影で、『もしかしたら記者会見で恵方巻き食べるんじゃない?』『そんな記者会見あるかー!』みたいな話をしてて(笑)。でも誰も否定もしないし修正もしなかったから、たった今までずっと4日だと思ってて。さっき3日だと知りました(笑)」と自身の“勘違い”について明かした。
さらに、記者から「ドラマに数多く登場するクセが強いキャラクターの中で、特に印象に残ったキャラクターは?」という質問も。朝日は「佳央梨が働く会社に派遣社員としてやって来る女性がいるんですけど、本当に全部が許せない(笑)。言ってることと行動していることが全て違う。人としての価値観が全く合わないですし、もし自分の会社にこんな人がいたらどうしようと思います。演じてくださった小林涼子さんに対してもグッと力が入っちゃうくらい(笑)、本当にハマり役で。少し大きく描かれてはいると思いますが、こういう人もいるかもしれないと思うと、共感できる方もいるんじゃないかなと。絶対に出会いたくない人物だなと思います」と1話に登場する強烈なキャラクターについて語った。
関水は「あやのお姉ちゃんの旦那さんがクソ男です。本当に最低で、全部許せないですね。こんなこと言う人いるんだ、と思います。見ていただければ同じ感想が飛び交うと思うんですけど、本当にあの男にはびっくりです」と話し、朝日は「本当に実在するみたいになってるね(笑)。登場するキャラクターについて、自分だったらどうする? という話を3人でよくしています」とコメントした。
石井は「奈緒がマッチングアプリをするんですけど、そこで何人かの男性と出会うんです。その中の一人で、第一印象は良かったのに、店員さんに対して嫌な態度をとる人がいて。その後の奈緒のせりふに『店員さんへの態度は結婚後の相手への態度なんだよ』というものがあるのですが、それがけっこうグサッときて、ごもっともだなと思いました。あと、『常識が合う人と一緒にいればいいよね』というせりふもあって。“世の中にはいろんな人がいるけど、それぞれが生きていくためには、自分が大切にしたいものを大切にして、近しい人と一緒に手を取り合って進んでいけばいいよね”という、そこにもグッときました。確かにこの人はすごく嫌な人だけど、私と合わないっていうだけ。そういう部分は、男女問わずいろいろな人に響くんじゃないかなと思います」と作品への共感を語った。
そして、関水からの熱烈オファーを受けて会場にナナナが登場。3人が「かわいい」と喜ぶ中、関水は「忙しそうなのに来てくれてありがとう~」と笑顔でナナナに感謝。4人で写真撮影を行い、会見を締めくくった。
番組情報
ドラマプレミア23『ブラックガールズトーク』
テレ東系
2024年2月5日(月)スタート
毎週月曜 午後11時6分~11時55分
原作:マキノマキ「ブラックガールズトーク」(小学館「マンガワン」連載)
主演:朝日奈央、関水渚、石井杏奈
監督:上田迅(ザ・ワークス)、弓座翔平(ザ・ワークス)
脚本:舘そらみ、上田迅(ザ・ワークス)、岸本鮎佳
チーフプロデューサー:森田昇(テレビ東京)
プロデューサー:祖父江里奈(テレビ東京)、多湖亮太(ザ・ワークス)
制作:テレビ東京、ザ・ワークス
制作著作:「ブラックガールズトーク」製作委員会
公式 HP:https://www.tv-tokyo.co.jp/blackgirlstalk/
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