松嶋菜々子が『黄金の刻』で主人公・服部金太郎(西島秀俊)の妻役に「当時の女性として尊敬できる部分が多い」

ドラマ
2024年02月07日
『黄金の刻』左から)西島秀俊、松嶋菜々子 ©テレビ朝日

西島秀俊が主演を務めるテレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻』(テレビ朝日系 午後9時~)が、3月30日(土)放送。松嶋菜々子の出演が決定し、コメントが到着した。

作家・楡周平による小説「黄金の刻 小説 服部金太郎」(集英社刊)を、オシドラサタデー『書けないッ!? ~脚本家 吉丸圭佑の筋書きのない生活~』(2021/テレビ朝日系)、テレビ朝日2夜連続SPドラマ『キッチン革命』(2023)、映画「三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実」(2020)ほかで知られる鬼才・豊島圭介が完全ドラマ化。

日本初の腕時計、世界初のクオーツウォッチを発売したことで知られる「セイコーグループ」の創業者である服部金太郎の波乱の人生を重厚に描き出す今作。丁稚奉公から時計修理職人を経て、時計の製造工場「精工舎」を設立し、国産初の腕時計を製造販売。常に時代の先々を読み、「義理」「人情」「恩義」を大切にしながら、一歩ずつ己の夢をかなえていった金太郎だが、一方で火災や震災など数々の困難が彼の人生を襲う。

洋品雑貨問屋の丁稚は、いかにして“東洋の時計王”になったのか。「禍を転じて福と為す」を実践した、稀代の起業家・服部金太郎の一代記をスペシャルドラマとして届ける。

主人公・服部金太郎に扮するのは、主演映画「ドライブ・マイ・カー」(2021年)で全米映画批評家協会賞・主演男優賞受賞、ドラマ『警視庁アウトサイダー』(2023年/テレビ朝日系)など、話題作、注目作への主演で実力を発揮する西島秀俊。

若かりし日の金太郎役には、2018年に俳優デビューを果たして以降、2021年のNHK大河ドラマ『青天を衝け』、第44回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した映画「弥生、三月-君を愛した30年-」、現在、NHK連続テレビ小説『ブギウギ』で個性を披露するなど、飛ぶ鳥を落とす勢いの大注目株・水上恒司が配役されている。

そしてこのたび、金太郎の妻・まん役に松嶋菜々子が決定した。松嶋と言えば、1996年のNHK連続テレビ小説『ひまわり』のヒロイン役で鮮烈な印象を放ち、以降は1998年の初主演映画「リング」で第22回日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞するなど躍進。2011年にはドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)で社会現象を巻き起こし、名実ともに日本のトップ女優に君臨し続ける。

そんな彼女は、映画「凶悪」(2013年)で日本アカデミー賞・優秀脚本賞受賞の後、映画「東京リベンジャーズ」シリーズや、ドラマ『警視庁アウトサイダー』などヒット作を連発する俊英・髙橋泉による脚本を読んだ感想を「歴史に忠実で、正統派で分かりやすい脚本の印象です」と絶賛。

演じる服部まんについては「懐の深さや、金太郎を支える芯の強さは当時の女性として尊敬できる部分が多い」とリスペクトを送る。

そして、『レッドクロス〜女たちの赤紙〜』(2015年/TBS系)以来の共演となる西島とは「9年前にご一緒させていただいて以来の共演ですが、その作品が中国ロケだったので、当時の思い出話などをしました」と、非常にいいコミュニケーションが取れた中で、演技に打ち込めたことを明かした。

現在、当たり前となっている“正確な時間”の重要性に気づき、時計商を目指す服部金太郎の試練の物語。彼を陰で支え続ける妻・まんとの夫婦ドラマが、さらに作品に奥行きを持たせる。松嶋は、どのようなアプローチで気丈な良妻を演じ切るのか。ドラマプレミアム『黄金の刻』に注目だ。松嶋のコメント全文は下記に掲載。

松嶋菜々子 コメント

服部金太郎の妻・まんさんに関しては、懐の深さや、夫を支える芯の強さは当時の女性として尊敬できる部分が多いと感じました。
西島秀俊さんとは、9年前に『レッドクロス〜女たちの赤紙〜』(TBS系)でご一緒させていただいて以来の共演ですが、その作品が中国ロケだったので、当時の思い出話などをしました。また、金太郎が若かりし頃の憧れの女性と再会するシーンの撮影では、新人の時以来、何十年かぶりに現場でご一緒する方がいらっしゃったのですが、お会いできたうれしさもあり不思議な気持ちでした。
髙橋泉さんが手掛けられた脚本は、歴史に忠実で、正統派で分かりやすい脚本の印象です。楽しんでいただけると思いますので、ぜひご覧ください。

番組情報

テレビ朝日ドラマプレミアム『黄金の刻』
テレビ朝日系
2024年3月30日(土)午後9時~

出演:西島秀俊、水上恒司、松嶋菜々子

原作:楡周平(『黄金の刻 小説 服部金太郎』集英社刊)
脚本:髙橋泉
音楽:江﨑文武
演出:豊島圭介
ゼネラルプロデューサー:服部宣之(テレビ朝日)
プロデューサー:藤崎絵三(テレビ朝日)、山形亮介(KADOKAWA)、長谷川晴彦(KADOKAWA)
協力プロデューサー:竹園元(テレビ朝日)
制作協力:KADOKAWA
制作:テレビ朝日

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©テレビ朝日

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