澪(川栄李奈)の姉・唯(成海璃子)のPCから大河(高杉真宙)の写真が見つかる…『となりのナースエイド』第6話ゲストは兵頭功海【コメントあり】

ドラマ
2024年02月08日
『となりのナースエイド』第5話©日本テレビ

川栄李奈が主演を務める水曜ドラマ『となりのナースエイド』(日本テレビ系 毎週水曜 午後10時~11時)の第5話が、2月7日(水)に放送された(以下、第5話のネタバレを含む)。

本作は現役医師のベストセラー作家・知念実希人による同名小説が原作。バナナマンや東京03をはじめ数多くの芸人と共にコントを作り上げ、人気ドラマも手がける脚本家・オークラが仕掛ける、一癖も二癖もある病院ライフエンタメドラマだ。

2月7日に放送された第5話では、火神(古田新太)が実用を目指す「オームス」が、火神細胞にミクロ単位のバイオコンピューター回路を組み込んだ「新火神細胞」を、外部からの電気刺激と磁力で操作するシステムのことであることが明かされた。いくつもの新火神細胞を患者の血管から注入し、それを操作し腫瘍に集めて、一気に食い尽くす。魔病シムネスに打ち勝つための最終兵器だ。

しかし、オームスを扱う者は心身共に大きなダメージを受けるため、並の医師では耐えられない。玲香(瀧本美織)でも5分がやっと、大河(高杉真宙)ですら15分で体が悲鳴を上げる。最低でも1時間は操作出来ないと実用化は難しいが、適応者はいまだ1人も現れていない。

『となりのナースエイド』第5話©日本テレビ

夏芽(吉住)は仕事終わりに澪(川栄李奈)と相馬(矢本悠馬)を飲みに誘う。元気のない澪を励ましたい…というのは建前で、本当は相馬に告白のチャンスを与えるためだった。予定通り、ほろ酔いになったところで夏芽は気を利かせて先に帰り、澪と相馬は2人きりに。しかしその直後、2人は晴美(水野美紀)にバッタリ鉢合わせる。独りぼっちで泣いている晴美は、息子にGPSを仕掛けようとしたことがバレて、家を出て行かれてしまったという。「持ってると付けちゃうから、あげる」と、澪は晴美からGPSを譲り受ける。

翌日、澪は、朝から車で出掛けていく大河をタクシーで尾行するが、ある病院にたどり着いたところで大河に見つかってしまう。「こんなところで何をしているんだ」と言われ、観念した澪が「辰巳浩二とはどういう関係ですか?」と問い詰めると、大河は辰巳(やべきょうすけ)とつながっていることをあっさり認めた。大河が言うには、あの屋敷は辰巳の隠れアジトで、バレないように他人名義で借りているらしい。

しかも「辰巳は俺の患者だ。正確には、患者の1人だ」…実は、澪と大河が今いるこの病院には、辰巳の2歳になる娘が入院している。病名は先天性胆道閉鎖症。胆管が生まれつき閉塞している疾患で、そのまま放置すると肝不全を起こして命を落とす危険がある。それを防ぐために1度手術を受けたのだが、執刀医がミスをしてしまい、それにより肝硬変が進んで肝不全を起こしてしまった。このままだと余命は2、3か月。助けるためには肝移植するしかなく、そのドナーが、父である辰巳なのだ。手術は3日後、あの屋敷で辰巳の肝臓の一部を取り出し、この病院に再び運んで移植する。警察に追われている辰巳が居場所を隠して手術するためには、そうするしかない。

そんな危険なオペを大河が引き受けるワケは、辰巳の娘の手術をミスした執刀医の佐々木(世志男)が、大河が昔世話になった医師だからだという。「だからって…」…澪にとって辰巳は姉の敵。そんな人物の手術をなぜ引き受けるのか理解できず、警察に連絡しようとするが「2歳の子供を見殺しにする気か?」と言う大河。「目の前に助けられる命があるなら救う、それが医者だ。まだ医者としての魂があるのなら前へ進め! おまえの姉もそれをきっと望んでいるはずだ」…大河の言葉で、姉・唯(成海璃子)の“前向きに生きてほしい”という願いを思い出した澪は、悩んだ末、3日後に行われる辰巳の手術に助手として同行することに決める。

『となりのナースエイド』第5話©日本テレビ

辰巳の移植手術当日。大河の車で辰巳の屋敷に向かう澪は「肝臓の摘出が終わって屋敷を出たら、すぐに橘(上杉柊平)に連絡して辰巳を逮捕してもらう」…そう決めていたが、屋敷に到着すると、辰巳の部下・清水(松角洋平)から「ボスの居場所を警察にリークされないため、違う場所で手術をしてもらいます」と告げられる。大河と澪は目隠しをされたまま、清水が用意した別の場所へ連れていかれ、そこで辰巳の手術をすることに。今いる場所がどこか分からない状況では、橘に報告しようがない。動揺する澪に、大河は「頭の中のゴチャゴチャは一度忘れて、手術のみに集中しろ!」と言う。

ドナー側・辰巳の手術が始まる。大河の執刀で辰巳の肝臓は無事摘出されるが、かん流を行うはずの助手がトラブルに見舞われ、急きょ大河がかん流を行うことに。「誰か、俺の代わりに縫合できるやついるか?」…誰も手を上げない中、「私にやらせてください!」志願したのは、澪だ。相手が悪党でも、助けられる命があるなら救うのが医者。目の前の命を救うために、澪は縫合を始める。

しかし、やはり手が震え、目まいがして…。そんな澪に、大河が「おまえと姉との思い出は、悲しいことだけだったわけじゃないだろ!」と叫ぶ。澪の脳裏に、唯との楽しかった日々の記憶がよみがえる。「私、なんでこんな大切なこと忘れてたんだろう…」その思い出に力をもらった澪は、完璧な縫合をしてみせるのだった。

辰巳の手術を終えた澪と大河は、再び目隠しをされて屋敷に戻ると、肝臓の入ったアイスボックスを持って娘の待つ病院へ急ぐ。移植手術は無事成功。佐々木は大河に礼を言い、「約束通り5000万振り込む」と。大河がオペを引き受けたのは、お金のためだった。ニヤっとする大河の横で呆然とする澪。そして突然橘から連絡が…「辰巳を逮捕した!」。実は澪が、晴美から譲り受けたGPSを、辰巳の縫合中にガーゼの中に忍び込ませていた。橘はそのGPSを頼りに、辰巳の潜伏先を突き止めたのだ。

しかし、取り調べの結果、唯の死亡時に辰巳は海外にいたことが判明。唯を殺したのは辰巳ではなかった。「そんな…。やっぱりお姉ちゃんは自殺ってことですか?」ショックを受ける澪に、橘は「唯が残したノートパソコンに、気になる資料を見つけた」と衝撃の事実を告げる。その資料に載っていたのは、大河の写真だった。

第6話は次週、2月14日(水)に放送。大河とぶつかり合いながらも、彼の言動に力づけられ、少しずつトラウマを克服してきた澪。しかし、大河の疑惑は深まる。なぜ、姉・唯の遺したパソコンに大量の大河の写真があるのか。なぜ、危険な高額報酬の手術を続けているのか。澪が、大河の秘密に迫っていく。

そんな第6話に、ナースエイドの晴美が2ショットを携帯の待ち受けにしているくらい愛する、イケメン息子・照希役で兵頭功海がゲスト出演。星嶺医大の医学生でもある彼の将来を心配するあまり、GPSをつけようとして、ウザがられて家を出て行かれてしまった晴美…親子の溝は埋まるのか。そして、照希が突然大学に退学届を出していた。彼が抱える問題が、やがて“まさかの裏”につながっていく。

片岡照希役:兵頭功海 コメント
『となりのナースエイド』第6話にゲスト出演する兵頭功海©日本テレビ

片岡照希役を演じる兵頭功海です。水野美紀さん演じる晴美さんの息子です。実際に水野さんとお会いしてお話してお芝居していくうちに、本当の母のように優しく包み込んでくれました。そんな晴美と照希の、少し歪んでいるかもしれないけれど、2人にとっては真っすぐな思いやりが伝わればいいなと思っています。6話、よろしくお願いします!

第6話(2月14日放送)あらすじ

『となりのナースエイド』第6話©日本テレビ

「大河先生が私のお姉ちゃんを殺したんですか?」――。澪(川栄李奈)の姉・唯(成海璃子)が遺したノートPCから大河(高杉真宙)の写真が見つかった…。唯は大河のことを調べていた? 一体なぜ? まさか、唯を殺したのは……。最悪のシナリオが澪の頭をよぎる。

一方、晴美(水野美紀)は、星嶺医大に通う息子・照希(兵頭功海)が相談もせず勝手に退学届を出したことに大慌て。辞めたい理由を聞いても、照希は「干渉するな」の一点張り。優秀だったはずの息子がなんで…? 照希の考えていることがさっぱり分からず頭を抱える晴美。そんな中、突如照希の体調に異変が起こる…。

唯はなぜ大河を調べていたのか? 謎に包まれた大河の素顔とは…?
さらに、澪を欺く“まさかの裏”が発覚し、謎はさらに加速する――。

番組情報

水曜ドラマ『となりのナースエイド』
日本テレビ系
毎週水曜 午後10時~11時

原作:知念実希人「となりのナースエイド」(角川文庫)
脚本:オークラ
音楽:井筒昭雄
チーフプロデューサー:松本京子
プロデュ―サー:藤森真実、藤村直人、森雅弘、白石香織(AX-ON)、島﨑敏樹(泉放送制作)
演出:内田秀実、今和紀(泉放送制作)
制作協力:AX-ON、泉放送制作
製作著作:日本テレビ

番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/tonarino-nurseaid/
Instagram&X(旧Twitter)&TikTok:@tonari_ntv

©日本テレビ

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