RANDOM「はじまりの日」オリジナルMV
そんな「RANDOM」のコンサートへ、美香と誠、そして大地の母・美穂子が出かける第9話。
「コンサート会場でのシーン」で息の合った演技を見せた美香役の富田靖子と美穂子役の松下由樹が、
約40年ぶりの共演シーンでの見どころと「推し活」について語った。
富田靖子&松下由樹 スペシャル対談
◆おふたりが共演するシーンの見どころを教えてください
松下:「お互い息子に苦労している」というより、「愛情があるからこそ大事に想っている息子が心配」という共通項の中で、2人の在り方や捉え方というのがすごく相性が良くて、2人の雰囲気もいいなと思います。またお互いRANDOM推しが一緒というのも面白いですよね。このドラマはおっさんが主人公の話ですけど、裏を返せば、そこにいる母親の存在というものも切っては切り離せないものだなと思います。私が演じる美穂子の場合、シングルマザーで息子を育てていかなくちゃいけないという苦悩もあったりもしますが、思いっきり愚痴を言うわけでもないのにお互い通じ合い励まし合える関係というのはいいなと思いますね。
富田:全てのことを話すわけではないけど、お互いの痛みを分かりあえる存在がいるというのは、大人になっても大切なことだと思います。あとは推し活っていいよね〜っていう(笑)。もちろん旦那さんも大切、でも大切と好きは別!推し活、いいなあって思った(笑)。
松下:確かに楽しかったもんね(笑)。
富田:楽しかった!
◆ちなみにプライベートでも推し活はされていますか?
富田:ないない。
松下:ないね。
富田:ただどんなに大人になっても推し活をしてコンサートに行って「ワア〜」と言っている瞬間は、みんな10代に戻っているような気がする。何も悩みがないわけじゃないけど、一番好きなものを好きって言えたあの時代に戻れるような気がするから、推し活はオススメです。
松下:日常から解放されて、エネルギーがまた入ってくるという自分なりの充電みたいな。
富田:充電できるし、家族にも優しくなれる!
松下:(笑)
富田:私の場合は推しメンのソジュンからもらったエネルギーを家族に還元できるような気がしています。ソジュンから「好き」をもらって、誠に「好き」を返すと、その誠からも「好き」を返してもらえるから、すごくいいなと思います。やっぱりRANDOMってすごい!(笑)
一同:(爆笑)
松下:そういう想いにさせてくれるRANDOMがすごい!
富田:だから自分の「好き」は絶対に大切にしなきゃダメということを、このドラマを通じて世間の母親のみなさんに伝えたいですね。母親は、どうしても日々の生活のことを優先して自分の「好き」を後回しにしちゃうから。後回しにしても最後にまたあらためて自分の「好き」を大切にしてほしいなと思います。
キャストに聞いた「○○がなんだっていいじゃないか!」
原田泰造
なんだっていいことは年々、いっぱい出てきてますよ。
先日、幼少期の翔役の子がいて話したんですけど「クイズ番組に出てるじゃん」とその子が言って、
どうやら僕が出演していたクイズ番組を見てくれたようなんです。
そして
「クイズ、すごい間違えてたじゃん」
「うんうん、間違えてるよ〜」って。
「僕、頭いいんだよ」って言ったから
「そっか、それじゃあ大人になった時にクイズ番組に一緒に出られるね」と返したら、
「その頃にはヨボヨボじゃん」と言われたんです。
それでも達観して
「うんうん」って、かわいいなぁって頭なでてやりました。
うん、かわいい。
城桧吏
僕が小学生だった頃、学校で色付きの画用紙が配られた時にピンク色を選んだんです。その時、友達に「ピンク色を選んで女の子みたい」と言われたんですよ。でも普通に自分の選んだ使いたい色だったし、別に好きな色はなんだっていいじゃんと思いましたね。ただ今は時代の変化もあってか、僕の周りには否定的な反応をする子はいないかなと思います!
第9話 ストーリー
父・誠(原田泰造)と本心で向き合えるようになり野球部の退部を決めた翔(城桧吏)。そんな翔に、野球部の仲間である長谷川(坂上翔麻)が「俺たちから逃げるのか?」と問いかける。翔が何に悩んでいるのかを知りたい長谷川は「野球が嫌なのではなく、俺たちが嫌なんじゃないか?」とストレートに聞く。それに対して翔は…。
一方、誠の娘・萌(大原梓)も悩んでいた。漫画など二次元の世界には夢中になれるが、現実の人間との関係に冷めてしまう部分がある自分に、「人と関わる才能がない」と痛感してしまったのだ。誠を呼び出し、自分の思いを吐露する萌。だが、そんな萌に誠が告げた言葉に、萌は勇気をもらって…。
そんな中、誠はひょんなことから妻の美香(富田靖子)とデートすることに。
美香の推しグループ・RANDOMのコンサートに付き添う誠だったが、夫の自然な姿に美香もまた抱えてきた思いを吐き出すことができて…。
沖田家がそれぞれ成長する中、大地(中島颯太)と円(東啓介)にも転機が訪れる。さらに謎の男(相島一之)も登場。それぞれの思いが結実する。
番組情報
『おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!』(全11回)
東海テレビ・フジテレビ系全国ネット
毎週土曜 午後11時40分~深夜0時35分
出演:原田泰造、中島颯太(FANTASTICS)、城桧吏、大原梓、東啓介、渡辺哲/松下由樹、富田靖子
企画:市野直親(東海テレビ)
原作:「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか!」練馬ジム (LINEマンガ)
脚本:藤井清美
音楽:鈴木ヤスヨシ
主題歌:「Dancing Dreamer」 4-CaraT(RISING RECORDS)
オープニング:「アプデライフ」 FANTASTICS from EXILE TRIBE(rhythm zone)
演出:二宮崇、室井岳人、加治屋彰人
プロデューサー:松本圭右(東海テレビ)、古林都子(The icon)、渋谷未来(The icon)
制作:東海テレビ The icon