篠原涼子とバカリズムがW主演を務める、4月12日(金)スタートの金9ドラマ『イップス』(フジテレビ系 毎週金曜 午後9時~9時58分 ※初回15分拡大)に、渡辺大知、味方良介、足立英、矢本悠馬、勝村政信の出演が決定し、コメントが到着した。
本作は、“書けなくなった”ミステリー作家・黒羽ミコ(篠原涼子)と、“解けなくなった”警視庁捜査一課刑事・森野徹(バカリズム)の絶不調コンビが事件を解決していくミステリーコメディー。脚本はオークラと森ハヤシが担当する。
デビューからベストセラーを連発して人気作家の仲間入りを果たしたミコだったが、現在はワイドショーのコメンテーター業を本業並みにこなす日々。一方の森野はあることをきっかけに検挙率が右肩下がりになり、事件が解けなくなっていた。2人は、プレッシャーによって普段は何も考えずにできていることが急にできなくなってしまう“イップス”を抱えていたのだ。
そんな絶不調な2人が仕事から逃避するために訪れていたサウナ施設で偶然出会い、殺人事件に遭遇することであれよあれよとバディを組むことに。「小説のネタが拾える」「生の死体見るの初めて」と事件に興味津々のミコに対し、森野は捜査に身が入らない中でも刑事としての鋭い洞察力を見せ、共に真相に近づいていく。
2人の捜査から犯人の目星は付き、容疑者本人に問い詰めようとするが森野のイップスが発動して…。絶不調のイップスバディが時には助け合い、もがきながらもリスタートを目指す。
このたび、新たに渡辺大知、味方良介、足立英、矢本悠馬、勝村政信の出演が決定。渡辺が演じるのはミコの運転手・坂浦猛。ミコの小説の大ファンで新作を待ち望んでおり、ファン過ぎて運転手であることに誇りを持つ。アンチの多いミコの数少ない味方の一人のため、ミコからはかわいがられている。
高校在学中にロックバンド・黒猫チェルシーを結成した渡辺は、ボーカルとして2010年にメジャーデビュー。音楽活動と並行して俳優としても活動を広げると、俳優デビュー作となる映画「色即ぜねれいしょん」(2009年)で「日本アカデミー賞」新人俳優賞を受賞。その後も映画「勝手にふるえてろ」(2017年)、連続テレビ小説『ちむどんどん』(2022年、NHK)、大河ドラマ『光る君へ』(2024年、NHK)など多くの映画やドラマに出演。フジ連ドラ作品では『パリピ孔明』(2023年)への出演が記憶に新しいが、フジ連ドラ作品へのレギュラー出演は本作が初となる。
勝村が演じるのは、ミコのマネジャー・初田豊。マネジャーながら、“日々のコメンテーター業さえやってくれれば”といった感じで小説家としてのミコにはまったく興味がない。マネジャーとしては有能なためミコからは信頼されているものの、常にミコを小バカにするため疎まれている。
勝村は演出家・蜷川幸雄の下で修業を積んだ後、劇団・第三舞台で人気を博す。その後、舞台やドラマ、映画、バラエティー番組や教養番組などジャンルを問わず活躍。近年の出演作は『ドクターX〜外科医・大門未知子〜』シリーズ(2012年ほか、テレビ朝日)、『元彼の遺言状』(2022年、フジテレビ系)、映画「首」(2023年)など。また『FOOT×BRAIN』(2011年~、テレビ東京系)では10年以上MCを務める。篠原とは2005年の舞台「天保十二年のシェイクスピア」で共演経験がある。
味方が演じるのは、警視庁の機動捜査隊員・酒井純平。事故現場に駆け付け初動捜査を行っている酒井。かつて検挙率ナンバーワンを誇った森野は憧れの人物で、事件現場で森野を見かけると記念写真を頼むほど。こだわりがあるが、憧れ体質でもあり、ミコと仲良くなっていく。
味方は、舞台「熱海殺人事件」(2017年ほか)、舞台「新・幕末純情伝FAKE NEWS」(2018年)、ミュージカル「ロミオ&ジュリエット」(2021年)など、舞台やミュージカル作品に多数出演。『教場』(2020年)でテレビドラマ初出演を果たすと『元彼の遺言状』(2022年、フジテレビ系)、『罠の戦争』(2023年、カンテレ/フジテレビ系)など話題作に立て続けに出演している。篠原涼子、バカリズムともに初共演となる。
足立が演じるのは、制服警官・水田勇人。水田は警官として現場の規制線を守り、いつもミコと森野の事件現場入りを受け入れている。酒井と同じく森野に憧れている。
足立は読売演劇大賞のグランプリも受賞した劇団チョコレートケーキの2017年の公演「60’sエレジー」で初舞台を踏み、その後同劇団の公演に多数参加。ほかにもPARCOや二兎社など数多くの舞台作品で活躍。『ブレイブ-群青戦記-』(2021年)で映画初出演を果たし、連続テレビ小説『舞いあがれ!』(2022年、NHK)でなにわバードマンの部長・鶴田役を演じ注目を集める。フジテレビでは『教場II』(2021年、フジテレビ)、『グランマの憂鬱』(2023年、東海テレビ/フジテレビ)に出演。フジ連続ドラマレギュラーは初となる。
矢本が演じるのは、警視庁捜査一課の樋口一之。樋口は森野と同じ捜査一課の刑事。イップスに陥り事件現場に来られなくなってしまった森野にあきれる半面、尊敬する先輩でもある。森野が何かとうそをついて事件現場から逃げていることには気付いている。
矢本は『ブスと野獣』(2015年、フジテレビ系)で連続ドラマ初主演を果たすと、『教場II』(2021年、フジテレビ系)、『六本木クラス』(2022年、テレビ朝日系)などの話題作に出演。幅の広い演技力を見せつけ、印象に残る役どころを演じている。フジテレビ連ドラ作品としては『SUPER RICH』(2021年、フジテレビ)以来の出演。現在、オークラが脚本を務める『となりのナースエイド』(2024年、日本テレビ)に出演しており、オークラ作品に2クール連続出演する。
新たに出演が決定した5人によるコメントは以下を参照。
渡辺大知 コメント
企画書を頂いたときから、この作品の設定の面白さに胸がドキドキしました。ミステリーもコメディーも大好きですが、これは未だかつて見たことがない質感のドラマになるのでは、と期待でいっぱいです。
撮影も楽しくて、なにより監督がドッシリといてくださり、安心感にあふれた現場です。自分は一見アツそうでふわふわとしたつかめない役柄ですが、回を追うごとに物語にどう絡んでくるのか、楽しみです。魅力的なキャラクターがたくさん登場する楽しいドラマ(楽しいだけかは分かりませんが)なので、放送を待っていてください!
味方良介 コメント
脚本のオークラさんと数年前に舞台作品でご一緒していて、オークラさんのコミカルで軽快な世界観に悪戦苦闘した記憶があったので、今回は映像作品ですが、またあの世界に飛び込めるとワクワクしました。篠原涼子さんとバカリズムさんという多様な才能を持つお二人と同じ世界線にいるのが不思議で仕方ないですが、埋もれないよう前へ前へと進むのみです。
登場する役のテンポの良い掛け合いと、誰もが一度は思ったことはあっても口にできなかったことをサラッと言ってしまうせりふたちに思わず笑ってしまいました。僕の役は撮影を通してキャラクター色が出てくるのかな?と思っています。実際、読んだときと撮影に入ってからのイメージが大分違うので、今から酒井という男の先が気になります。
足立英 コメント
篠原涼子さんとバカリズムさんのバディ。もう想像するだけでワクワクが止まりませんでした。そんなお二人が織り成す世界の一員になれることがとてもうれしかったです!そして、親交のある筧(昌也)監督との撮影も楽しみです。近頃はサウナで会うばかりでしたので(笑)。
会話がすごくリズミカルで心地良く、気付くとどんどん脱線していく…かと思うと芯を食っていて。読んでいてとても面白いです。実際、現場でお二人の会話の応酬に思わず笑いが起きるシーンも多く、放送が楽しみです。また僕自身、スポーツの“イップス”に悩まされたこともありミコさんと森野さんの気持ちがよく分かるので、“イップス”がより知られるきっかけになってほしいです。そして2人がそこに立ち向かっていく様が、同じような悩みを抱える方の何かのキッカケになったら良いなぁとも思います。僕の役柄は制服警官なのですが、見た目からしてちょっとオカシイ。皆さんが抱くイメージの“制服警官”とはだいぶ違うと思います。お楽しみに!
矢本悠馬 コメント
台本を読ませていただいたとき、とにかく、主演の篠原涼子さんとバカリズムさんの掛け合いが面白くてこれだけでもドラマ一本見ていられるなという印象でしたので、すごく楽しみにしております。オークラさんの脚本は面白いせりふが多いので、それに負けないように演じられたらいいなと思います。自分が演じる樋口というキャラクターは、バカリズムさん演じる森野さんとバディの刑事役でイップスになってしまった森野さんをときに優しくときには厳しく手助けしていく役柄であります。オリジナル脚本ということで今後どう関わっていくのか自分も楽しみです!作品の良きスパイスになれればと思っております。
勝村政信 コメント
バカリズムさんを個人的にリスペクトしております。今までバカリズムさんのいろいろな作品に参加させていただいていて、そのどれもが印象深く、今まで経験したことのない景色を見せていただいています。篠原涼子さんも、20年も前に舞台でご一緒させていただいたのですが、ぜひまたご一緒したいとずっと思っていたので、ようやく実現できて、テンション上がりました。とにかく現場に行くのが楽しみで仕方がありません。皆さまよりも一足先に、この二人の芝居が見られるのが、申し訳ないくらいです。このバディにどう絡んでいけるか、それも今から楽しみで仕方がありません。
番組情報
『イップス』
フジテレビ系
2024年4月12日(金)スタート
毎週金曜 午後9時~9時58分
※初回15分拡大 午後9時~10時13分
出演者:篠原涼子 バカリズム
染谷将太 ほか
脚本:オークラ(『となりのナースエイド』『ドラゴン桜 第2シリーズ』『素敵な選TAXI』ほか)
森ハヤシ(『チャンネルはそのまま!』『ダマせない男』ほか)
プロデュース:宮﨑暖(『#who am I』『元彼の遺言状』ほか)
プロデューサー:熊谷理恵(大映テレビ)(『ミステリと言う勿れ』『来世ではちゃんとします』ほか)
演出:筧昌也(『素敵な選TAXI』『ロス:タイム:ライフ』ほか)
制作著作:フジテレビ
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