3月18日(月)に最終回を迎える月9ドラマ『君が心をくれたから』(フジテレビ系 午後9時~9時54分)より、永野芽郁と山田裕貴のクランクアップコメントが到着した。
今作は、主人公・逢原雨(26歳/永野)が、かつて心を通わせた男性・朝野太陽(28歳/山田)のために自分の“心”を差し出す宿命を背負うことから始まる“過酷な奇跡”が引き起こすファンタジーラブストーリー。
まず撮影を終えたのは、太陽役の山田。高校でのシーンでクランクアップすると、「朝野太陽役、山田裕貴さんオールアップです!」の声と共にスタッフ一同から拍手が起こり、松山博昭監督から花束が手渡された。
山田は「昨今、悲しい出来事がたくさん起きている中で、“心って本当に大事だな”と感じていました。そんな時、これほどまでに“善き心の大切さ”を考えさせてくれるドラマに参加できてうれしかったです。僕はこういうドラマがやりたくて俳優をやっているんだと再確認できましたし、“本番!”のかけ声で、スタッフの皆さんがグッと集中してくれるこの現場の雰囲気がすごく好きでした。こんなに毎話毎話泣いているドラマはこの先絶対ないんじゃないかと思います。僕はこの作品が大好きだし、“この作品を見て心が動かない人はいない!”って思いながら演じていました」と作品への思いを述べた。
そして、このシーンが共に“過酷な奇跡”に立ち向かってきた雨役の永野とも最後の共演シーン。山田は「芽郁ちゃんの演じる雨が、僕をどれだけ太陽でいさせてくれたことか…本当にありがとう。雨ちゃんの心をいっぱいもらって、最後まで僕も太陽として心を込めることができました」と永野に感謝を伝え、温かな拍手に包まれてクランクアップした。
雨役を演じた主演の永野は、水辺にある公園のシーンでクランクアップ。スタッフから「このシーンをもちまして、主演・逢原雨役、永野さんオールアップです!」の声が上がると、現場は大きな拍手に包まれた。松山監督から花束が渡されると、永野はこれまでの緊張から解放されたのか、ホッとしたような笑顔に。
「お疲れさまでした! 何度か(撮影が)終わらないんじゃないかって思うような瞬間が、きっと皆さんにもあったと思います(笑)。でも、最後まで諦めることなく、自分の役と、それぞれの登場人物の人生と向き合えたことを本当に誇りに思います」と、“五感を失う”難役を演じ切ったことへの思いを述べた。
撮影に入る前は、「孤独を感じながら過ごす時間が多くなるんじゃないかと覚悟していました」と、不安に思っていたことも明かした永野。しかし、撮影現場の雰囲気に救われることも多かったようで、「皆さんが本当に愛情深くて、こんなにも笑って過ごせる現場を作ってくれたことに感謝しています」と、共演者やスタッフたちへの感謝を伝えた。
最後に、「私はこの作品と出会えたこと、そして今の自分がこの役と向き合えたことをこれからの自信に変えて、日々頑張っていきたいと思います。ありがとうございました!」と締めくくり、フジテレビ系ドラマ&月9ドラマ初主演となった本作の現場を卒業した。
先週3月11日に放送された第10話では、太陽の作った花火を雨に見せるという「十年後の約束」がついに実現。しかし、無情にも視覚のタイムリミットが訪れ、その花火を雨が見ることはなかった。残る五感は聴覚のみ。果たして、過酷な奇跡の果てに、雨と太陽には何が待っているのか。
永野と山田のクランクアップコメント全文は下記に掲載。
永野芽郁 コメント
お疲れさまでした! 何度か(撮影が)終わらないんじゃないかって思うような瞬間が、きっと皆さんにもあったと思います(笑)。でも、最後まで諦めることなく、自分の役と、それぞれの登場人物の人生と向き合えたことを本当に誇りに思います。すごく孤独を感じながら過ごす時間がとても多くなるんじゃないかと覚悟して撮影に入ったんですけど、スタッフの皆さんが本当に愛情深くて、こんなにも笑って過ごせる現場を作ってくれたことに心から感謝しています。たくさん話したいことがありますけれど、私はこの作品と出会えたこと、そして今の自分がこの役と向き合えたことをこれからの自信に変えて、日々頑張っていきたいと思います。皆さん、本当にお疲れさまでした! ありがとうございました!
山田裕貴 コメント
昨今、悲しい出来事がたくさん起きている中で、“心って本当に大事だな”と感じていました。そんな時、これほどまでに“善き心の大切さ”を考えさせてくれるドラマに参加できてうれしかったです。僕はこういうドラマがやりたくて俳優をやっているんだと再確認できましたし、“本番!”のかけ声で、スタッフの皆さんがグッと集中してくれるこの現場の雰囲気がすごく好きでした。こんなに毎話毎話泣いているドラマはこの先絶対ないんじゃないかと思います。僕はこの作品が大好きだし、“この作品を見て心が動かない人はいない!”って思いながら演じていました。そして、何より芽郁ちゃんの演じる雨が、僕をどれだけ太陽でいさせてくれたことか…本当にありがとう。雨ちゃんの心をいっぱいもらって、最後まで僕も太陽として心を込めることができました。語ろうとしたらまだ尽きないですが、皆さんには最後の現場が待っていますので、早く向かってください!(笑) 皆さんと一緒にお芝居できて本当によかったです。ありがとうございました!
番組情報
『君が心をくれたから』
フジテレビ系
最終回:2024年3月18日(月)午後9時~9時54分
出演:永野芽郁、山田裕貴、白洲迅、出口夏希/斎藤工、松本若菜/真飛聖、遠藤憲一、余貴美子 ほか
脚本:宇山佳佑
主題歌:宇多田ヒカル「何色でもない花」
音楽:松谷卓
演出:松山博昭(『ミステリと言う勿れ』シリーズ、『信長協奏曲』ほか)
プロデュース:草ヶ谷大輔(『ミステリと言う勿れ』シリーズ、『コンフィデンスマンJP』シリーズほか)
公式HP:https://www.fujitv.co.jp/kimikoko/
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