メトロンズ主演『向かいのアイツ』初回放送直前イベントで撮影裏話を披露「普段やらないようなことや言わないせりふを入れている」

ドラマ
2024年03月19日
『向かいのアイツ』初回放送直前イベント
『向かいのアイツ』初回放送直前イベント 後列左から時計回りに)中村元樹、田所仁、村上純、児玉智洋、KAƵMA、赤羽健壱、関町知弘

4月3日(水)スタートの『向かいのアイツ』(BS松竹東急 毎週水曜 午後11時~11時30分)の初回放送直前イベントが行われ、しずる(KAƵMA、村上純)、ライス(田所仁、関町知弘)、サルゴリラ(赤羽健壱、児玉智洋)、中村元樹が登壇した。

本作は、吉本興業所属の人気コント師・しずる、ライス、サルゴリラの3組に、作家・演出家の中村元樹を加えた7人組の演劇チーム・メトロンズによる新作ドラマ。

ある商店街で、いつも閉店セールをしている“洋服屋・コシカワ”と、その向かいに建つ品ぞろえのおかしい“雑貨屋・レ・コケットリー”。2つの店はライバル同士で、それぞれの店には連日個性的な客たちがやって来てはさまざまなエピソードを繰り広げていく。ある日、ひょんなことから閉店するはずの洋服屋コシカワに新しくアルバイトが入ることになるが、そこには驚きの真実が…。

『向かいのアイツ』初回放送直前イベント
『向かいのアイツ』初回放送直前イベント

ドラマ初主演となるメトロンズだが、本作の見どころについて、赤羽がストーリーのメインはKAƵMAと児玉だと説明。するとKAƵMAは「おまえはなんなの? 真ん中いるけど」と中央にいる赤羽の立ち位置にクレームを。「赤羽さまって(床に)書いてるから!」と言う赤羽に、一同が「主演みたいな顔して」「マイクと同じ色合いじゃん」「マイクが赤羽でしゃべってる」「リーダーみたいな顔して一番最初にしゃべってたし」と総ツッコミすると、赤羽は「マイクが赤羽でしゃべってるって何!? 赤羽がマイクでしゃべってるから!」と声を上げた。

さらに、複数の客の役を演じ分ける村上とライスの2人について、脚本を担当した中村は「3人に複数の客役をやってもらったのは、それ以外の3人のキャラが濃くて他の人を演じられないと思ったから」と説明。「演じ分けできないからだ!」(村上)、「実力が足りないからか」(田所)と3人が納得する中、赤羽はおばさんを演じた関町とおじいちゃんを演じた田所に対して「コント感がすごい。これドラマだよね? ってなる」と感想を述べた。

また、中村は脚本を書くに当たって注力したところについて「いつもはメトロンズ7人でコントを作っているので、純度が高い。今回は監督やスタッフの皆さんと相談して作ったのでポップになっていて、普段やらないようなことや言わないせりふを入れるようにしました」と明かした。

そんな脚本に関して、赤羽は「村上のせりふで『ちょっとすいません、いいですかー』というところがあるんですけど、それを現場に入って(村上が)何回も練習していたんです。そろそろ本番が始まるっていうタイミングで、『ちょっとすいません、いいですか!』と急に声を張って練習しだして、スタッフさんたちが『ん?』となっていて(笑)。ドラマ界に一石を投じる畑違いの芸人みたいになってた(笑)」と撮影裏話を披露。

「しかも撮影初日にね(笑)」と村上が笑う中、さらにKAƵMAは「じゃあ本番始まりまーす、カメラ回しまーす、本番よーい…みたいなときに、『ちょっとすいません、いいですか!』って言うから、カメラさんも『え?』ってなってて(笑)」と。村上は「俺もそんなつもりじゃないのにみんながこっちを見るから、今から革命的なこと言わなきゃいけないみたいになって。どんな意見があるんだ、村上? みたいな」と会場の笑いを誘い、「そしたらその後『すみません、せりふです!』って」(KAƵMA)、「練習してました! ってね」(赤羽)とそれぞれ盛り上げた。

最後に、中村は「僕が書いた脚本にプラスでアドリブもけっこう入れていただいて助かってます。一回撮影を見に来たときに、僕が書いていないアドリブのシーンを2時間くらいやっていて(笑)。何をやっているんだろうと思いつつ、仕上がりがどうなっているのか僕も楽しみなので、皆さんも楽しみにしていただけたらと思います」と。

村上は「全話一気に見ても楽しめますし、1話ごとでも楽しめるドラマだと思います。ぜひ毎週楽しみにしていただけたらうれしいです」、田所は「この作品が僕の役者としてのターニングポイントだと思うので…いろいろな役の違いを見ていただきたいと思います」とそれぞれアピールポイントを紹介。

関町は「性別を超えたいろいろな役をやらせていただいたので、ジェンダーレスの時代に一石投じられた役だと思います。楽しみにしていてください!」、児玉は「とにかく時間のない中みんなで頑張って撮ったので、めちゃくちゃかんでます。でもそれがどうなっているのか楽しみにしていただければと思います」とコメント。

そしてKAƵMAが「多くは語りません。見ていただきたいと思います」とだけ言うと、周りからは「語るところだよ!」「絶対言えよ!」「ずるいぞ!」とツッコミが。その後、KAƵMAが「舞台となったキラキラ橘商店街が活性化するとうれしいです。これを機に聖地巡礼していただければ…」とコメントすると、「巡礼って、この商店街一つだけだよ!」「この通り通ったら終わりだよ!」とまたもや総ツッコミを受けていた。

そしてトリとして赤羽が「ドラマの見どころは皆さんが言ってくださった通りで…」と話し始めると、KAƵMAが「なんでてめえが最後なんだよ!」と声を上げ、一同は「マイクがしゃべるな!」「センターマイクがよ!」と。赤羽は「マイクがしゃべってるんじゃないから! 赤羽がマイクを使ってしゃべってるんだよ!」とツッコみつつ、「BS松竹東急さんのおかげでドラマを放送することができたので、次はメトロンズで旅番組でもね。第1回はキラキラ橘商店街さんで街ブラをするという」とアピールし、イベントを締めくくった。

番組情報

『向かいのアイツ』
『向かいのアイツ』©BS松竹東急

水曜ドラマ23『向かいのアイツ~メトロンズ初出演 連続ドラマ~』
BS松竹東急(BS260ch・全国無料放送)
2024年4月3日(水)スタート
毎週水曜 午後11時~11時30分

出演:赤羽健壱 KAƵMA 児玉智洋 関町知弘 田所仁 村上純/倉島颯良/渡辺哲
脚本:中村元樹
監督:井口昇
OP曲:NIKO NIKO TAN TAN「IAI」
ED曲:松田今宵「バースデー前夜」(SDR)
プロデューサー:重富浩二(BS松竹東急) 篠原任成(BS松竹東急) 船田晃 藤代賢二
製作著作:BS松竹東急

局公式X:@BS260_official
ドラマ公式X:@BS260_drama
ドラマ公式Instagram:bs260_mukainoaitsu

©BS松竹東急

下記の「CTAボタン」を設定することで、ユーザーがスマートフォンで記事詳細ページを開いた際に「続きを読む」の下に「CTAボタン」を2つ追加できます。上段「CTAボタン」に設定したものは上に表示、下段「CTAボタン」に設定したものは下に表示されます。
2025冬ドラマ最新情報まとめ2024→2025 年末年始・お正月特番一覧