4月3日（水）スタートのドラマNEXT『好きなオトコと別れたい』（テレ東系 毎週水曜 深夜0時30分～1時）の記者会見が行われ、主演の堀田茜、毎熊克哉、木村慧人（FANTASTICS）、紺野彩夏、柏木悠（超特急）が登壇した。
デジタル恋愛コミック誌「comic tint」（講談社）に掲載され、同世代の読者から共感の声を集めた藤緒あいによる同名作を実写ドラマ化した本作。“好きだけど別れたい……”。将来を考えるアラサー女性会社員が、別れたくても別れられないダメ男の魅力にハマり、その沼から抜け出せないループな恋を繰り広げる、女性共感度100%、リアルでもどかしい大人のラブストーリーとなっている。
主人公の白石郁子（堀田茜）は、ダメ男なのに憎めない人たらしの黒川浩次（毎熊克哉）との将来に明るい未来はないと感じて別れようと思いつつ、その不思議な魅力の沼にはまり抜け出せずにいた。好きな気持ちだけではうまくいかないのが“大人の恋”。魅力的なダメ男になんだかんだでほだされてしまう。
原作の印象を聞かれ、堀田は「とにかく郁子と浩次が大好きになりました。それくらい愛すべきキャラクターがたくさん出てきますし、郁子と浩次の恋の行方が気になるというか、どうやって終わるんだろうと思いながら読み進めていました。絵もすごくかわいかったですし、浩次のダメ男ぶりがリアルで、『こういう人っているよね』『こういう人がそばにいたら確かに別れられない気持ち分かるな』と共感しました」とと明かした。
そのダメ男・浩次を演じる毎熊は、「“愛すべき”という言葉がつくダメ男なんですよね。堀田さんもおっしゃっていましたが、郁子と浩次のやりとりが本当にかわいくて。街の片隅のお話で、大きな事件は起きないけど、出てくるキャラクターにみんなそれぞれ愛らしさがあって、これがハートフルってことなのかなと。こんなにハートフルな街角のお話って意外と多くないんじゃないかなと思います。実際の人間として作品に立ち向かったときに、自分にとって大きな財産になるんじゃないかなと思いながら原作を読み切りました」と原作の魅力を語った。
郁子の会社の後輩で郁子に猛アタックするハイスペック年下イケメン・青山大翔を演じる木村は、「終始キュンとしていました。いろいろなところにキュンポイントがちりばめられていて。僕が演じる青山君は、『いけ！』というときにいかないんですよね（笑）。そういうもどかしい気持ちになる時もあれば、『ここでいくんだ』とびっくりさせられるところもあって、すごく面白かったです」と。
同じく郁子の会社の後輩で青山の恋を煽る黄田ナナを演じる紺野は、「私が演じるナナは、表向きには『ダメ男なんてありえないです』という感じでいるのに、実は自分が付き合っている相手もバンドマンのダメ男、というのがすごく面白くて。でもナナもハイスペックな男子と付き合いたいという気持ちが片隅にあるから、途中で婚活するんですよね。その中で元彼とばったり会って、くせがあった人だったのにそれを忘れてハイスペックになっているところだけ見て飛びついちゃう。実際にあるかは分からないけど、その気持ちはすごく共感できます。面白くて漫画もすぐに読み切りました」と堀田と同じく共感したという。
そんなナナの彼氏でフリーターのバンドマン・イチを演じる柏木は「人間関係がどんどん変わっていくので、次が読みたくなるような展開ばかりでした。僕もすぐに読み切りましたね。読んでいて楽しかったです」と。
さらに、ドラマのストーリーにちなみ、「やめたくてもやめられないものは？」という質問も。堀田は「せっかちな自分」と答え、「何事も段取りよくいくのが好きなんですけど、ご飯も早く食べちゃうし、家で手を洗う時も同時にうがいしたり（笑）。あと、撮影が終わった時も早く着替えて早く出なきゃ、となぜかいつも追われているような感じなので、スタッフの方にも『この後何かありましたっけ？』と言われちゃう（笑）。何もないし、家に帰るだけなのに（笑）。全てを早く終わらせて、だらだらするときはするっていう、それがハマったときがすごく快感なんですよね。でも急ぎすぎて大人げないなと思う時もあるし、周りの人も焦らせてしまうときがあるので、それはよくないなと思っています」とコメント。
これに深くうなずいていた毎熊は、「堀田さんは本当に風のように去っていくなという印象です（笑）。観察すればするほど面白い。はたから見ているとそれもかわいらしいんですけど、常に次のことを考えているんだろうなと感じます」と。そんな毎熊に堀田が「たぶん真逆のタイプですよね」と言うと、毎熊は「僕もせっかちなんです」と明かす。堀田が「本当ですか⁉」と驚く中、毎熊は「せっかちだけど、せかせかしたくないからのんびりしてる。急ぎたくないから早めに行動するようにしています」と説明。堀田は「上手のせっかちですね。勉強になります」と感心していた。
さらに毎熊は「レコードショップに行くのをやめたい」と。「気づいたらレコードショップにいるんです。音楽が好きなんですけど、最近たまたまレコードプレーヤーを頂いて。絶対にここに手を出したら終わりだなと思っていたので抑えていたんですけど、もらっちゃったもんで…。気づいたらレコードショップでレコードを探してるんですよね。レコードショップって面白い人がたくさんいて、プロフェッショナルのように左手だけでささっとレコードを探している人とかもいて、自分もこの中の一員なんだと思うと、一回冷静になります（笑）。買うと大きいので収納も大変で。やめたいわけではないけど気をつけないとなと思います」と好きだからこその悩みを明かした。
木村は「ご飯のデリバリー」と回答し、「今日こそ自炊するぞ！ と思うんですけど、めんどくさくなっちゃって、デリバリーサービスに頼っちゃう。それをやめたいですね」と。そんな中、柏木が「僕はくしゃみをした後の余韻が…」と答えると、周りからは「どういうこと!?」と困惑の声が。柏木は「人を笑わせようと思って、くしゃみした後に余韻を長くしていたのですが、それがくせになっちゃって。もう止まらなくなるんですよね。くしゃみした後に5秒くらいしゃべるんです。そのときのパッションで（笑）。でもやりすぎると周りの目が怖いので…」とやめたいことを明かした。
そして紺野は「夜更かしをやめたい。ちょっと夜更かししようと思って動画を見始めちゃうと朝になってるんです。休みだったらそのままお昼まで寝ちゃう。次の日が仕事の時は少しだけ早く寝るようにはしているんですけど、もっと早く寝たいので…。本当にやめたいです」と悩んでいる様子。
これに堀田は「私も去年まで30年間夜更かし大好きだったんですけど、今年から変わったんです。夜更かしが好きだった時代は、夜になると『私の時間だー！』とアドレナリンが出て、そこから好きなことをたくさんしちゃうんですけど、今年に入って朝活を始めたんですよね。無理やり朝起きるようにして、朝起きた時に太陽の光を浴びる。そしたら夜勝手に眠くなってくるんです。そうやって夜更かしを卒業しました」と紺野にアドバイスを送った。
最後に堀田は「郁子と浩次、そしてその2人を取り巻く登場人物たちがすごく魅力的なキャラクターばかりです。最近マッチングアプリがはやっていて、いかに効率よく恋愛をするかみたいなのが重要視されています。でも、そういうところとは全く別のところで生きている人たちが泥くさくトライエラーを繰り返しながら恋愛を育んでいく姿がすごくいいなと思いましたし、そういう恋愛もいいなと思ってもらえるような作品になっていると思います。いろいろな展開があって、笑える要素や泣ける要素もありますので、ぜひ最後まで見ていただけるとうれしいです」とドラマの魅力を語り、会見を締めくくった。
番組情報
ドラマNEXT『好きなオトコと別れたい』
テレ東系
2024年4月3日（水）スタート
毎週水曜 深夜0時30分～1時
配信：
動画配信サービス「U-NEXT」で3月27日（水）午後9時より、各話1週間独占先行配信
広告付き無料配信サービス「ネットもテレ東」（テレ東HP、TVer）にて見逃し配信
原作：藤緒あい「好きなオトコと別れたい」（講談社「comic tint」所載）
出演：堀田茜、毎熊克哉、木村慧人（FANTASTICS）、紺野彩夏、柏木悠（超特急）、相田周二（三四郎）、田島令子
監督：湯浅弘章、田口桂、松浦健志
脚本：川﨑いづみ
オープニング主題歌：Penthouse「我愛你」（Victor Entertainment, Inc.）
エンディングテーマ：PSYCHIC FEVER「Pinky Swear」（LDH Records）
プロデューサー：山鹿達也（テレビ東京）、清水俊雄（テレビ東京）、三浦和佳奈（大映テレビ）
制作：テレビ東京 大映テレビ
製作著作：「好きなオトコと別れたい」製作委員会
公式HP：https://www.tv-tokyo.co.jp/sukinaotokotowakaretai/
公式X（Twitter）：@tx_doramanext
公式Instagram：@tx_doramanext
公式TikTok：@tx_doramanext
©「好きなオトコと別れたい」製作委員会
