連続テレビ小説『虎に翼』（NHK総合ほか 毎週月曜～土曜 午前8時～8時15分ほか）に、平田満、鷲尾真知子、高橋克実の出演が決定。コメントが到着した。
伊藤沙莉が主演を務める、2024年度前期の連続テレビ小説第110作のタイトルは『虎に翼』。日本初の女性弁護士で、後に裁判官となった女性・三淵嘉子をモデルに、困難な時代に道なき道を切り開き、迷える子供たちや追い詰められた女性たちを救っていく、情熱あふれる法曹たちの物語を極上のリーガルエンターテインメントとして送る。
このたび、新たに3名の出演が決定した。初代最高裁判所長官で、裁判官・星航一（岡田将生）の父・星朋彦役を平田満。寅子に自身の著作の改稿作業を手伝ってもらうことになり交流を深める。穂高重親（小林薫）とも親しく、老いてますます高い理想を語らう仲である。
梅子の姑・大庭常役を鷲尾真知子。弁護士一家としての大庭家の誇りを守ることを第一に考えている。梅子の長男・徹太も自ら育て上げ、梅子には子育てをさせなかった。いつも威厳を保ち、梅子や孫たちに厳しく当たることも。
新潟県三条市の弁護士・杉田太郎役を高橋克実。同じく弁護士である弟とともに、地域の事件を多く引き受けている。裁判所の職員とも懇意にしており、幅広い人脈を持つ。東京からやってきた寅子にも愛想よく振る舞うが…。
３名と制作統括・尾崎裕和によるコメントは以下を参照。
平田満 コメント
“朝ドラ”は、いろんな時代のいろんな人物がお茶の間に登場するので、懐かしさと親近感があり、いつも楽しく見ています。今回は熱量とテンションの高い伊藤沙莉さんの、しかも裁判官のお話なので、期待も高まるばかりです。最高裁長官という、これまで演じた中でもっとも偉い人をやるのは荷が重いですが、ご覧になる方が気持ちよく一日を始められるよう、リラックスして臨みます。
鷲尾真知子 コメント
いまの時代にもリンクしていて面白い！ と思いながら拝見していた作品に出演できること、大変うれしいです。台本を読ませていただき、常さんが登場する昭和24年は、私の生まれた年でもあったのでご縁を感じました。物心ついたときに周りの大人たちに抱いていた感情、特に祖母への思いを、この役をいただいてあらためて思い出しました。あの時代に生き抜いていた女性たちの強さ、常さんと同じくらいの年齢の女性のにおいを表現できればいいなと思っております。
高橋克実 コメント
まさかまさかの舞台が、私の生まれ故郷の新潟県三条市！ しかも三条の弁護士役だなんて、ビックリしました。特に、今回楽しみにしているのが三条のことばなんです。三条弁には、「らて」というかわいい語尾があって、「～です」を「～らて」と言うんですよ。例えば、「そうです」は「そうらて」になって、「カフェラテです」は「カフェラテらて」に…。この「らて」が、寅子の「はて？」に続いてはやってほしいと期待しています！
制作統括・尾崎裕和 コメント
今回発表した登場人物たちにはそれぞれに譲れない持ち場があります。最高裁判所・大庭家・新潟の三条、それぞれの場所の主とも言える人たちです。職場・家庭・地域、それぞれの場所を誇りを持って守る3人の所へ、寅子は自らの道を信じて突き進み、時にぶつかり合い時には心を通わせることになります。平田満さん、鷲尾真知子さん、高橋克実さんという、お名前を聞いただけで伊藤沙莉さんとのお芝居が楽しみになる皆さんの登場を、楽しみにお待ちください。
番組情報
連続テレビ小説『虎に翼』
NHK総合ほか
毎週月曜～土曜 午前8時～8時15分ほか
©NHK
