高橋一生が主演を務める、テレビ朝日ドラマプレミアム『ブラック・ジャック』(テレビ朝日系 6月30日(日)午後9時~)で、ピノコ役を務めるキャストが永尾柚乃に決定した。
法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医ブラック・ジャックの活躍を描きながら、医療の在り方や人の生き方に深いメスを入れてきた手塚治虫の名作医療漫画「ブラック・ジャック」。連載開始50周年を迎えた本作が、高橋一生主演で24年ぶりにテレビドラマ化される。
監督・城定秀夫、脚本・森下佳子、ビジュアルコンセプト/人物デザイン監修/衣裳デザイン・柘植伊佐夫と、そうそうたる鬼才クリエイターたちも参戦。コロナ禍を経て医療の在り方が再び問われる今、原作から厳選した有名エピソードを凝縮し、その神髄をぐっと掘り下げていく。
ドクター・キリコ役の石橋静河をはじめ、味方良介、山内圭哉、千葉哲也、玉置孝匡、奥田瑛二、井之脇海、早乙女太一、宇野祥平、山中崇、橋爪功、松本まりかとそうそうたるキャスト陣が解禁され、大反響を呼んでいる本作。そんな中、今回は満を持してブラック・ジャックの助手・ピノコを演じるキャストが発表された。
昨年12月中旬、ドラマ化の第一報と共に公開されたビジュアルに、ブラック・ジャック(高橋一生)と並んで登場するも、肝心の顔は見えなかったピノコ。SNS上でも「一体誰!?」と、熱い予想合戦が繰り広げられてきたが、その正体は永尾柚乃。
2023年に『ブラッシュアップライフ』で大ブレークを果たし、大ヒット映画「ゴールデンカムイ」(2024年)や現在放送中の『JKと六法全書』(テレビ朝日系 毎週金曜 午後11時15分~ ※一部地域を除く)でも異彩を放っている今をときめく人気子役が、手塚漫画の中でも根強い人気を誇る最強ヒロインを体現する。
双子の姉の体内に脳や手足、内臓などがバラバラに収まった状態で、18年間生き続けてきたピノコ。その後ブラック・ジャックによって摘出された彼女は、晴れて人間の女の子の身体を得ることに。今では、困難な手術を次々と請け負うブラック・ジャックの最高の助手として大活躍している。
また、見た目は幼児ながらも中身はれっきとした18歳の乙女。自分を娘のように扱うブラック・ジャックを尻目に、彼の妻だと言い張り、時に嫉妬深さも見せるなど、キュートでおませなところも彼女の魅力。ブラック・ジャックはもちろん、原作ファンもとりこにする愛されヒロインだ。
そんなピノコを演じる永尾は『ブラック・ジャック』の大ファンなのだとか。「家族で大好きな作品なので、本当にうれしくて、ずっとぴょんぴょん跳びました」と出演オファーを受けた際の興奮ぶりを明かし「できる限りピノコらしさをなくさないように、気持ちを込めて演じさせていただきました」と話す永尾。
撮影では18歳の心を丁寧に模索する一方、両頬をむぎゅっと押しながら「アッチョンブリケ!」と叫ぶピノコ特有の感情表現も完全再現。永尾の心身を通し、令和の時代によみがえるピノコは視聴者をメロメロにするだろう。
原作同様、今回のドラマ版でも見逃せないのは、ブラック・ジャックとピノコの最強コンビネーション。ピノコのどんなところが好きか尋ねると、永尾は「大好きなブラック・ジャック先生のためにいつも、どんなことでも一生懸命なところが好き」と即答。
彼女自身も、ブラック・ジャックを演じる高橋のことを敬愛してやまず「高橋さんも妖怪が好きなので、妖怪の本も貸してくれて、妖怪のことをいろいろと教えてくれました。いつも、どんな時でも優しくて面白くて、すごく楽しかったです」と声を弾ませる。撮影合間も相思相愛だった高橋と永尾だからこそ表現できるブラック・ジャックとピノコの奥深い関係は必見。時にほっこり、時に胸熱な2人の交流に注目だ。
永尾柚乃 コメント
◆出演オファーを受け、ご自身がピノコを演じると聞いた時、どう思いましたか?
家族で大好きな作品なので、本当にうれしくて、ずっとぴょんぴょん跳びました。これからピノコになれるんだと思って、ワクワクと緊張ですごくうれしかったです。
◆主演・高橋一生さんとの撮影時の思い出エピソードを教えてください。
高橋さんも妖怪が好きなので、妖怪の本も貸してくれて、妖怪のことをいろいろと教えてくれました。いつも、どんな時でも優しくて面白くて、すごく楽しかったです。
◆ピノコの衣裳やメイクはいかがでしたか? お気に入りのポイントなどあれば教えてください。
衣裳もメイクも全部お気に入りなのですけど、特に頭に着けているリボンと、指輪がお気に入りです。
◆ピノコのどんなところが好きですか? 演じる時に気をつけたことも教えてください。
ピノコはブラック・ジャック先生が大好きで、先生のためにいつも、どんなことでも一生懸命なところが好きです。実は18歳なので、18歳の心を入れて「ピノコだったらこうするだろうな。こういう言い方だろうな」と思いながら演じていました。
◆視聴者の皆さんに向けて、見どころを含めたメッセージをお願いします。
手塚治虫先生の『ブラック・ジャック』は、大好きな方がいっぱいいらっしゃる作品だと思います。私自身も大好きな作品なので、できる限りピノコらしさをなくさないように、気持ちを込めて演じさせていただきました。ぜひ見ていただけたら、うれしいです! どうぞよろしくお願いします。
番組情報
テレビ朝日ドラマプレミアム『ブラック・ジャック』
テレビ朝日系
2024年6月30日(日)午後9時~
番組公式HP:https://www.tv-asahi.co.jp/bj/
©テレビ朝日