今田美桜主演の土ドラ9『花咲舞が黙ってない』(日本テレビ系 毎週土曜 午後9時)より、上川隆也、菊地凛子、要潤がクランクアップした。
銀行を舞台に、不正を絶対に見て見ぬふりできない花咲舞が、弱い立場の人たちのために立ち上がる姿が痛快なエンターテインメント作品で、2014年、2015年、杏主演で放送して大ヒット。前回のドラマ放送後に出版された新作小説『花咲舞が黙ってない』(池井戸潤・著)を原作にした新たな物語を、主人公・花咲舞役に今田美桜、舞のバディ・相馬健役に山本耕史、2人の壁となる昇仙峡玲子役に菊地凛子という新たなキャストで送る。他にも飯尾和樹(ずん)や要潤、そして前シリーズにも出演した上川隆也らがレギュラー出演する。
舞と昇仙峡は、銀行上層部・紀本平八(要潤)の悪事を暴こうと動き出す。調査の結果、インサイダー取引疑惑が浮上。舞たちは証拠をつかみ、半沢直樹(劇団ひとり)も出席する調査委員会の場で、銀行最大の不正を暴こうと画策。ついに世紀の大逆転劇が花開く。
6月15日(土)の最終回放送直前まで撮影そして編集作業が続く中、このたび、上川隆也と菊地凛子、要潤らがクランクアップを迎えた。
2014年、2015年に放送された前作ドラマ『花咲舞が黙ってない』で、舞のバディ・相馬健役をつとめた上川隆也。以降も制作チームと交流が続き、新シリーズとなった今作では、酒肴処『花さき』の店主であり舞の叔父・花咲健役をつとめることとなった。花咲舞役・今田美桜と2人での食事シーンが終わると、今田から花束が渡された。出演シーンはほぼ『花さき』セット内だった上川。
「(スタッフの)皆さんにとっては山あり谷ありの3か月だったと思いますけど、僕にとっては本当にあっという間の時間でした。この『花さき』にしか思い出がありません(笑)。ですがその思い出は実に色濃いものです。本当に楽しい時間をありがとうございました!」と、先にこの日の撮影を終えていた今作の相馬健役・山本耕史も駆けつけ、最後は3人で記念撮影をし、上川は『花さき』を後にした。
菊地凛子演じる昇仙峡玲子は、舞と相馬がいる臨店班と常に対峙し、上司・紀本と共に不祥事を握りつぶしてきた。実は自殺した恋人の仇を討つ機会を狙い、原因を作った紀本の下で働いていたことが後半明らかになった。最終回では舞とタッグを組み、世紀の大逆転劇を花開かせる。
最後の撮影となったのは、亡き恋人・川野直秀(平原テツ)と相馬健と3人で飲んだ回想シーンのロケ。共にクランクアップを迎えた平原とともに花束を受け取った菊地。「昇仙峡玲子は本当に(役作りが)手ごわかったので、“できるかな?”と思いながら日々1シーン1シーン、一生懸命やっておりました。光を当てていただいたり、いろんな画角で撮っていただいたり、スタッフの皆さんに昇仙峡玲子を作っていただいたと心から思っております。楽しかったです! ありがとうございました!」と、最後は亡き恋人役の平原とその友人・相馬役の山本との3人で記念撮影。満面の笑みでのクランクアップとなった。
昇仙峡の上司にして、昇仙峡の恋人を自殺に追いやった張本人・紀本平八を演じた要潤。紀本は常に臨店班の妨害工作もおこなってきたが、最終回では舞と昇仙峡から、どんな逆襲を受けるのか。
黒い交友関係がある石垣財務大臣(大和田伸也)との高級クラブのシーンで、大和田と共にクランクアップを迎えた要潤。「終わりに近づくにしたがって、スタッフの皆さんと“もう終わりですね”“早かったですね”と話していました。楽しい時間ってすぐ過ぎてしまうのだなと思いました。本当にすばらしい現場でした」と。
続けて「紀本は下衆だ! 下衆だ! と僕のSNS界隈では毎回言われていたんですけど、視聴者の皆さんにそういうふうに言われようと思ってやって伝わっているので、成功だと思いました(笑)。それぐらいやり甲斐のある役を与えてくださって、本当に皆さんに感謝しています。ありがとうございました!」と最後は大和田伸也と共に、笑顔で記念撮影を終えた。
番組情報
土ドラ9『花咲舞が黙ってない』
日本テレビ系
最終回:2024年6月15日(土)午後9時放送
<配信>
放送後TVer、Huluで配信
<キャスト>
今田美桜、山本耕史、飯尾和樹(ずん)、要潤、菊地凛子、上川隆也 ほか
<スタッフ>
原作:池井戸潤『花咲舞が黙ってない』(中公文庫/講談社文庫)、『不祥事』(講談社文庫/実業之日本社文庫)
脚本:松田裕子、ひかわかよ
演出:南雲聖一
チーフプロデューサー:田中宏史
プロデューサー:小田玲奈、鈴木香織、能勢荘志
シリーズプロデューサー:加藤正俊
制作協力:AX-ON
製作著作:日本テレビ
番組公式HP:https://www.ntv.co.jp/hanasakimai2024/
公式X&Instagram&TikTok:@hanasakimai2024
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